レッドクリフ Part1

「レッドクリフ Part1」を見ました。

「三国志」の赤壁の戦いを中心にした映画。
「三国志」は吉川三国志を読んだくらい。
少女マンガ系ですが「時の地平線」という孔明が主人公のマンガも読みました。これはなかなか面白かったです。

この映画はジョン・ウー監督ならこうなるかな、という予想の通りという印象です。
映像はハリウッド的ですが、アクションは中国武侠小説そのままという感じかな。

とにかくアクションに次ぐアクション。ちょっと疲れました。
ジョン・ウー監督相変わらず体力あるなあ。

結構流血シーンも多いのは、テンポがいいので個人的にはそんなに気になりませんでしたが、苦手な人にはちょっとこたえるかも。

ジョン・ウー監督は黒澤監督を敬愛しているそうで「七人の侍」「影武者」「乱」はどうしても連想しますね。

金城武の孔明はなかなか良かったです。

張飛、関羽、趙雲などもイメージ通り。
このあたりは安心して見ていられました。

周瑜役のトニー・レオンは好きなんですが、周瑜は絶世の美男子という事なので、ちょっともっさりしているかなあと思ってしまいました。ファンには失礼。

この映画で一番不満なのは、私は曹操びいきなのでもうちょっとかっこよく描いて欲しかった事。
まあ、中国人にとって曹操は悪役の代表なのでああいう描き方になるのでしょうが、教養、能力ともあの時代で第1級の人物なので本当はもっと偉大な人物だと思います。

まあ２を楽しみに待ちましょう。