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思い出の映画館(2) [映画]

思い出の映画館の話、横浜編1

1年の浪人生活の後、横浜の某大学になんとか入学し横浜に住みましたが大学にはとんと足を踏み入れず。
ひたすら横浜周辺の映画館に入り浸っていました。

印象的だったのが、京浜急行の黄金町駅の近くの「横浜大勝館」。
黒澤明の「天国と地獄」で麻薬街として描かれた黄金町には、当時(1980年代始め)でもそういう雰囲気が濃厚に残っていました。

「横浜大勝館」は昼は洋画と邦画の三本立て。
すごいのはここは毎晩オールナイトをやっていた事で、宿泊所代わりに泊まりこんでいるホームレスの人も多く、非常に汚かったです。
オールナイトはもっぱら座頭市を除く大映映画の三本立て。
大映はもうつぶれていて、フィルムが安かったからでしょう。
オールナイトにも良く行き、市川雷蔵の眠狂四郎シリーズや陸軍中野学校シリーズ、勝新の「犬」シリーズなどを見ました。
ここは1983年5月31日に閉館になりました。最後の日に映画見に行ってます。
最後の上映作品は「ジョルスン物語」(和田誠字幕版)「オール・ザ・キングスメン」、ヒッチコック監督の「汚名」の三本立てでした。

あと、横浜で一番よく行ったのは、日の出町のかもめ座です。
日の出町の駅近くで、ここはつい7年前くらいまでやっていたので、ご存知の方も多いかも。
「ランボー」「処刑教室」「面会時間」「コナン・ザ・グレート」「ミッドナイトクロス」なんてところを見ています。
「ジャグラー ニューヨーク25時」を見たのもここだったかな。
かもめ座が閉館したのは、2002年11月10日だそうで「クールボーダー」「タイガーランド」の上映を最後に閉館したそうです。

(つづく)

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