思い出の映画館（終）

思い出の映画館の話。東京編３。

全く行かなかった大学はとうとう抹籍となり、バイトに明け暮れる生活にも疲れ、色々あって蒲田の学校へ入り直しました。
この頃の事を思い出すと「男はつらいよ」シリーズの主人公、車寅次郎の「思い起せば恥かしき事の数々」というセリフを思い出します。
色々な人に迷惑をかけたな、、

蒲田の学校の割と近くにあった「蒲田パレス座」は洋画の二本立てで結構通いました。
ここも駐車場になってしまいました。
蒲田には結構映画館がありました。
「蒲田アポロ」の洋画４本立てはすごかったです。昼に入って全部見るともう外は真っ暗。

「自由ケ丘武蔵野推理劇場」は改装前に何度か行きましたが、スクリーンの上下が切れていたりして、映写はあまり良くないという感想を持ちました。改装後は外から見ただけかな。

まあ、その後は就職して名画座に通う時間もなくなって、ロードショーが多いのですが、今も時々、健在の「目黒シネマ」「新橋文化」「浅草中映」などに足を運んでいます。

帰省中に途中下車して「ベンジー」などを見た博多駅の中にあった博多ステーションシネマ、父親の転勤先だった奄美の喜界島にあった二階が桟敷になっていた映画館（元は芝居小屋だったのかも）など、他にも色々と映画館の話はありますが、ひとまずこれでおしまいです。

取り上げた映画館の懐かしい写真が掲載されているページを発見しました。
興味のある人は参考にどうぞ。
http://www.sanriku-pub.jp/olive3%20kanno%20photo+.html