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沢木耕太郎「象が空を」 [本]

沢木耕太郎「夕陽が眼にしみる―象が空を〈1〉」文春文庫 読みました。

沢木耕太郎の「路上の視野」に続く10年間(1982~1992)のエッセイです。
文庫3巻です。
1では旅に関する話と、塩野七生、山口瞳、吉村昭、近藤紘一といった作家に関する文章が興味深いです。

沢木耕太郎「不思議の果実―象が空を〈2〉」文春文庫

人物論での、高倉健に始まって、森進一、吉永小百合、美空ひばりについての話が興味深いです。
高倉健さんとは、最初のインタビューで意気投合して何回かお会いしているみたいです。
そういえば沢木さん対談集「貧乏だけど贅沢」でも高倉健さんと対談されていました。
高倉健さんの信頼が厚かったのが、美空ひばりと対談できた理由みたいですね。

沢木耕太郎「勉強はそれからだ―象が空を〈3〉」文春文庫

3はドキュメントを中心に書く事についてと、自分自身の周辺の話。
やはり抑制の効いた文章がいいですね。

夕陽が眼にしみる―象が空を〈1〉 (文春文庫)

夕陽が眼にしみる―象が空を〈1〉 (文春文庫)

  • 作者: 沢木 耕太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2000/01
  • メディア: 文庫



不思議の果実―象が空を〈2〉 (文春文庫)

不思議の果実―象が空を〈2〉 (文春文庫)

  • 作者: 沢木 耕太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2000/02
  • メディア: 文庫



勉強はそれからだ―象が空を〈3〉 (文春文庫)

勉強はそれからだ―象が空を〈3〉 (文春文庫)

  • 作者: 沢木 耕太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2000/03
  • メディア: 文庫



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