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百田尚樹「永遠の0」 [本]

百田尚樹「永遠の0」太田出版

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「生きて妻のもとへ帰る」日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた……。
人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。
祖父の話は特攻で死んだこと以外何も残されていなかった。
元戦友たちの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は健太郎たちの予想もしないものだった。
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百田尚樹さんの太平洋戦争でのゼロ戦パイロットを描いたベストセラーです。
映画が面白かったので原作も読んでみました。
色々と物議もかもした作品ですが、面白かったです。
読みやすいのがさすがですね。
まあ太平洋戦争にある程度詳しければあまり新味はないですが、手堅く史実を小説にまとめています。
この作品に関する戦争を賛美しているという批判にはあまり納得できませんでした。
本作の旧日本軍の上層部に対する批判はかなり辛口ですし。
戦史に詳しい人ではなくやはり若い人向けでしょうか。


永遠の0 (ゼロ)

永遠の0 (ゼロ)

  • 作者: 百田 尚樹
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2006/08/24
  • メディア: 単行本



永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)

  • 作者: 百田 尚樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/07/15
  • メディア: 文庫



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