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旭日、遥かなり5/横浜駅SF [本]

横山信義「旭日、遥かなり5」C★NOVELS

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連合艦隊はギルバート沖海戦に辛勝するも、空母「赤城」をはじめ主力艦を失う痛手を負った。
米太平洋艦隊に奪われたタラワ環礁に向け、日本軍は夜襲を決行。
敵地に残された守備隊の救出に成功したが、ギルバート諸島は米国の手に落ちてしまった。
一方、欧州前戦では、ドイツ軍の猛攻でソ連の要衝・スターリングラードが陥落し、連邦内の各国が分離・独立を開始する。
ソ連の崩壊が間近に迫る中、連合艦隊はギルバート諸島奪回作戦を始動。
メジュロ沖にて、「大和」「武蔵」と米新鋭戦艦「サウス・ダコタ」「インディアナ」が激突する!
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横山信義さんの仮想戦記シリーズ5巻です。
現実の歴史との違いはシベリアにロシア帝国が存続している事。
前巻のラストでタラワ環礁に侵攻した米海軍を日本軍は迎え打ちますが、ギルバート諸島は奪われてしまいます。
ソ連の崩壊が間近に迫る中、連合艦隊はギルバート諸島の奪回を試みますが、、
今回は戦艦「大和」「武蔵」と「サウス・ダコタ」「インディアナ」が激突します。
さすが横山さん、戦艦の戦いは読ませますね。次巻が楽しみです。


柞刈湯葉「横浜駅SF」カドカワBOOKS

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改築工事を繰り返す“横浜駅”が、ついに自己増殖を開始。
それから数百年―JR北日本・JR福岡2社が独自技術で防衛戦を続けるものの、日本は本州の99%が横浜駅化した。
脳に埋め込まれたSuikaで人間が管理されるエキナカ社会。
その外側で暮らす非Suika住民のヒロトは、駅への反逆で追放された男から『18きっぷ』と、ある使命を託された。
はたして、横浜駅には何があるのか。人類の未来を懸けた、横浜駅構内5日間400キロの旅がはじまる―。
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柞刈湯葉さんの奇想SFです。
横浜駅が増殖を繰り返し本州のほとんどが横浜駅になってしまった未来。
JR北日本とJR福岡だけが海峡で横浜駅の増殖を食い止めています。
駅の外で暮らす主人公は横浜駅に潜入します。
世界観が魅力的な上に主人公が色々な人物と出会い横浜駅の謎を探ると言う展開も面白い。
カクヨムに掲載された物に加筆したそうですが、続編も出るそうで楽しみです。


旭日、遥かなり5 (C★NOVELS)

旭日、遥かなり5 (C★NOVELS)

  • 作者: 横山 信義
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2017/06/20
  • メディア: 新書



旭日、遥かなり5 (C★NOVELS)

旭日、遥かなり5 (C★NOVELS)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2017/06/25
  • メディア: Kindle版



横浜駅SF (カドカワBOOKS)

横浜駅SF (カドカワBOOKS)

  • 作者: 柞刈湯葉
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/12/24
  • メディア: 単行本



横浜駅SF【電子特典付き】 (カドカワBOOKS)

横浜駅SF【電子特典付き】 (カドカワBOOKS)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 富士見書房
  • 発売日: 2016/12/24
  • メディア: Kindle版



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non_0101

「横浜駅SF」は店頭で見かけて気になっていました。
不思議な世界ですね。やっぱり面白そうです!
そのうちチャレンジしてしまうかも知れません。
私は「横浜大戦争」を衝動買いしてしまいました。
まだ少ししか読めていません。出だしから可笑しいです(^^ゞ
by non_0101 (2017-07-02 18:01) 

きさ

non_0101さん、コメント&nice!ありがとうございます。
「横浜駅SF」面白かったです。
「横浜大戦争」知らなかったのですが、読んで観ようかと思います。
by きさ (2017-07-02 23:16) 

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