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凍りのくじら/子どもたちは夜と遊ぶ [本]

辻村深月「凍りのくじら」講談社文庫

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藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。
高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会う。
戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。
そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき―。
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という事で辻村作品を以下の順番に従って読んでいます。
http://www.kirikuchi.net/entry/2016/02/21/203247

主人公の思いが痛々しいですが、ラストには救いがあるのが辻村作品らしいですね。
藤子・F・不二雄作品を読み返したくなります。


辻村深月「子どもたちは夜と遊ぶ」上下 講談社文庫

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大学受験間近の高校三年生が行方不明になった。家出か事件か。
世間が騒ぐ中、木村浅葱だけはその真相を知っていた。
「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番―」。
姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。
孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。
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上下巻で読みごたえがありますが、これはとても悲しい話でした。
特に後半は何とかならない物かと思います。ミステリ的にはちょっと弱い部分もあります。
ただ辻村作品らしくラストには救いがあります。


凍りのくじら (講談社文庫)

凍りのくじら (講談社文庫)

  • 作者: 辻村 深月
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/11/14
  • メディア: 文庫



凍りのくじら (講談社文庫)

凍りのくじら (講談社文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/11/14
  • メディア: Kindle版



子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫)

子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫)

  • 作者: 辻村 深月
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/05/15
  • メディア: 文庫



子どもたちは夜と遊ぶ (下) (講談社文庫)

子どもたちは夜と遊ぶ (下) (講談社文庫)

  • 作者: 辻村 深月
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/05/15
  • メディア: 文庫



子どもたちは夜と遊ぶ(上) (講談社文庫)

子どもたちは夜と遊ぶ(上) (講談社文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/05/15
  • メディア: Kindle版



子どもたちは夜と遊ぶ(下) (講談社文庫)

子どもたちは夜と遊ぶ(下) (講談社文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/05/15
  • メディア: Kindle版



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