乾緑郎「機巧のイヴ 帝都浪漫篇」 [本]
乾緑郎「機巧のイヴ 帝都浪漫篇」新潮文庫
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浪漫とモダニズムの花咲く1918年。
美しき機巧人形・伊武は、女学校の友人・ナオミとともに訪れた猫地蔵坂ホテルで、ある男と運命の出会いを果たす。
恋の始まりを予感したそのとき、幸せな日常を引き裂く大震災が襲う。
時代の波に翻弄され、廻り出す運命の歯車。そして物語の舞台は、大陸の新国家・如洲へ―。
心を持たない人形が問いかける、愛とは、魂とは。
日本SF小説史に残る圧倒的傑作。
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乾緑郎さんの「機巧のイヴ」シリーズ3作目で完結編です。
詳細は大森望さんの解説に詳しいですが、1作目はパラレルワールドの明治に始まり、2作目で新大陸の博覧会を舞台にした機巧人形・伊武の物語。
この3作目で大正と思われる日本と満州がモデルの国が舞台になります。
やはりこのシリーズは面白いです。
大森さん曰く「ラストの1行で鮮やかに円環が閉じる」のですが、やはりまたこの続きを読みたいですね。
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浪漫とモダニズムの花咲く1918年。
美しき機巧人形・伊武は、女学校の友人・ナオミとともに訪れた猫地蔵坂ホテルで、ある男と運命の出会いを果たす。
恋の始まりを予感したそのとき、幸せな日常を引き裂く大震災が襲う。
時代の波に翻弄され、廻り出す運命の歯車。そして物語の舞台は、大陸の新国家・如洲へ―。
心を持たない人形が問いかける、愛とは、魂とは。
日本SF小説史に残る圧倒的傑作。
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乾緑郎さんの「機巧のイヴ」シリーズ3作目で完結編です。
詳細は大森望さんの解説に詳しいですが、1作目はパラレルワールドの明治に始まり、2作目で新大陸の博覧会を舞台にした機巧人形・伊武の物語。
この3作目で大正と思われる日本と満州がモデルの国が舞台になります。
やはりこのシリーズは面白いです。
大森さん曰く「ラストの1行で鮮やかに円環が閉じる」のですが、やはりまたこの続きを読みたいですね。
2020-06-24 17:15
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