三谷幸喜のありふれた生活16/この本を盗む者は/扉はひらくよいくたびも/大名倒産 [本]
本の感想。ためてしまったので短縮版です。
「三谷幸喜のありふれた生活16 予測不能」朝日新聞社
朝日新聞夕刊連載エッセイの単行本第16弾です。
ドラマや舞台の裏話から、息子さんのダンゴムシの話、さらに影響を受けたハリウッド作品や名優たちについても。
巻末には映画「記憶にございません! 」公開記念の期間限定ブログを収録。
コロナの時期の話ではないですが、サブタイトルはその後の予測ができなかったという意味があるのでしょうね。
深緑野分「この本を盗む者は」KADOKAWA
昨年出た深緑野分さんの新作長編小説です。
敗戦直後のベルリンを舞台にした『ベルリンは晴れているか』で着目した深野さん、新作は一転してマジックリアリズム。
巨大な書庫を舞台にして幻想と現実が入り乱れます。
本を盗む者に呪いがかけられていて、、
なるほどこれが深緑さんが本当にやりたかった事かも。
面白かったです。
竹宮恵子「扉はひらくよいくたびも」中央公論新社
竹宮恵子さんの自伝です。
ちょっと「少年の名はジルベール」と重なる部分もありますが、こちらはスパンが長いですね。
特に大学の教授になってからはこちら方が詳しいです。
浅田次郎「大名倒産」文藝春秋
幕末、つもりつもった借金を踏み倒そうと企てた藩主が隠居して責任を末息子に押し付けようとします。
跡取りにさせられた主人公はどう対抗するのか。
さすがは浅田さん、読ませます。
七福神や貧乏神が登場するのはアレっと思いますが、それがラストは鮮やかに解決する事につながります。
「三谷幸喜のありふれた生活16 予測不能」朝日新聞社
朝日新聞夕刊連載エッセイの単行本第16弾です。
ドラマや舞台の裏話から、息子さんのダンゴムシの話、さらに影響を受けたハリウッド作品や名優たちについても。
巻末には映画「記憶にございません! 」公開記念の期間限定ブログを収録。
コロナの時期の話ではないですが、サブタイトルはその後の予測ができなかったという意味があるのでしょうね。
深緑野分「この本を盗む者は」KADOKAWA
昨年出た深緑野分さんの新作長編小説です。
敗戦直後のベルリンを舞台にした『ベルリンは晴れているか』で着目した深野さん、新作は一転してマジックリアリズム。
巨大な書庫を舞台にして幻想と現実が入り乱れます。
本を盗む者に呪いがかけられていて、、
なるほどこれが深緑さんが本当にやりたかった事かも。
面白かったです。
竹宮恵子「扉はひらくよいくたびも」中央公論新社
竹宮恵子さんの自伝です。
ちょっと「少年の名はジルベール」と重なる部分もありますが、こちらはスパンが長いですね。
特に大学の教授になってからはこちら方が詳しいです。
浅田次郎「大名倒産」文藝春秋
幕末、つもりつもった借金を踏み倒そうと企てた藩主が隠居して責任を末息子に押し付けようとします。
跡取りにさせられた主人公はどう対抗するのか。
さすがは浅田さん、読ませます。
七福神や貧乏神が登場するのはアレっと思いますが、それがラストは鮮やかに解決する事につながります。
2021-07-28 23:20
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