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スティーヴン・ハンター「狙撃手のゲーム」 [本]

スティーヴン・ハンター「狙撃手のゲーム」扶桑社ミステリー

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アイダホで隠棲中のボブ・リー・スワガーを、ひとりの女性が訪ねてくる。
彼女の名はジャネット・マクダウェル。
2013年にイラクの戦地で息子を射殺した敵軍のスナイパーをずっと追い続けているという。
その男こそは「ジューバ・ザ・スナイパー」の異名で恐れられてきた、凄腕のシリア人テロリストだった。
アラブ諸国でジャネットが歩んできた壮絶な体験談を聞いて胸を打たれたボブは、あくまで調査への協力としながらも、情報収集のためテルアヴィヴに飛び、モサドの高官と面会することに―。
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スティーヴン・ハンターの新作が出たので検索してみたら、スワガーシリーズの新作が2019年9月に出ていたのですね。
という事で早速読みました。
ちなみに新作「ベイジルの戦争」は第2次大戦中の話でした。
ボブはシリア人テロリスト、ジューバの捜査に協力しモサドと共闘する事になります。
シリアでのジューバ捕獲作戦には失敗しますが、ジューバがアメリカに潜入しテロを計画している事をつかみ追っていきます。
相変わらず銃器の描写は細かく面白いです。
今は狙撃するためのスマホのアプリがあるんですね。
銃だけではなく弾丸の命中率を上げるための技術も面白かったです。
アメリカ国内で移動するジューバのテロの標的とは。
面白かったです。


狙撃手のゲーム(上) (海外文庫)

狙撃手のゲーム(上) (海外文庫)

  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2019/09/01
  • メディア: ペーパーバック



狙撃手のゲーム(下) (海外文庫)

狙撃手のゲーム(下) (海外文庫)

  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2019/09/01
  • メディア: ペーパーバック



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moondreams

新作がでたのですね。
1作目 極大射程(Point of Impact)、凄い狙撃手ボブ・リー・スワガーに魅了されました。S・ハンターはこの1作目しか読んでませんが...。
by moondreams (2021-08-27 12:57) 

きさ

moondreamsさん、コメントありがとうございます。
マーク・ウォールバーグ主演で映画化もされた「極大射程」がやはり一番良くできていました。
「ブラックライト」「狩りのとき」の三部作は面白いと思います。
他にボブの父アールが活躍する過去編や、日本の時代劇にはまったハンターが、日本を舞台に書いたボブが日本のヤクザと刀で対決する「四十七人目の男」という怪作もあります。
by きさ (2021-08-28 00:44) 

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