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真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960/ぶたぶたのお引っ越し [本]

池上彰、佐藤優「真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960」講談社現代新書

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日本の左翼は何を達成し、なぜ失敗したのか?
ーー忘れられた近現代史をたどり、未来の分岐点に求められる「左翼の思考」を検証する壮大なプロジェクト。
深刻化する貧困と格差、忍び寄る戦争の危機、アメリカで叫ばれる社会主義(ソーシャリズム)。
これらはすべて、【左翼の論点】そのものである!
激怒の時代を生き抜くために、今こそ「左の教養」を再検討するべき時が来たーー。
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池上彰、佐藤優の二人が日本左翼史を語った本です。
これは分かりやすくて面白いです。
佐藤さんは伯父が社会党の県議会議員で、本人も元社青同だっただけあってさすがに詳しい。
続巻の「激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972」も楽しみです。

矢崎存美「ぶたぶたのお引っ越し」光文社文庫

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リタイア後、田舎に移住したいという夫と考えが合わず悩む成実の前に、移住のアドバイザーとして登場したのは――(「あこがれの人」)。
家賃の安い「告知事項あり物件」に引っ越すことになった詠斗は、挨拶に訪れた隣の部屋で、衝撃の出会いを果たす――(「告知事項あり」)。
お引っ越しによる、出会いと別れ。
その節目に、不思議なぬいぐるみと出会ったら。
心震える3編を収録。
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ぶたぶたシリーズ最新作。
今回は世相や矢崎さんの精神状態を反映してかちょっとダークな話です。
特に第1話のある人物の言動はほとんどホラーですね。
まあぶたぶたなので基本的には大変な事にはならないのですが。
続巻はしばらく間が空きそうですが楽しみです。


真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960 (講談社現代新書)

真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960 (講談社現代新書)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/06/16
  • メディア: 新書



ぶたぶたのお引っ越し (光文社文庫)

ぶたぶたのお引っ越し (光文社文庫)

  • 作者: 矢崎存美
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2022/05/11
  • メディア: 文庫



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