仁義なきヤクザ映画史/戦国武将を推理する [本]
伊藤彰彦「仁義なきヤクザ映画史」文藝春秋
------------
任侠の起点たる『忠次旅日記』に始まり、『仁義なき戦い』を経て、『孤狼の血』に至るまで、執念の取材でヤクザ映画100年余の修羅に踏み込む。そこに映し出される「暴力の近現代史」を描き上げる画期的労作。
------------
「映画の奈落 完結編 北陸代理戦争事件」が印象的だった伊藤さんの新作。
実際のヤクザから始まり芝居、映画で描かれたヤクザ映画を取り上げています。
ちょっと総花的ですが、小林旭のインタービューや、旧作、新作のヤクザ映画とそのモデルなど読み応えありました。
今村翔吾「戦国武将を推理する」NHK出版新書
------------
「歴史に触れて疑問を抱く。そして自分なりに推察する。
仮に物証はなくとも、行動パターン、過去の経歴、身体的特徴、さまざまなものから人物像の輪郭を限りなく鮮明にしていく。
いわば、それは歴史上の人物のプロファイリングである。
私は小説を書く過程において意識して、あるいは無意識でも必ずしている」
三英傑(信長、秀吉、家康)から、著作『じんかん』の主人公・松永久秀や『八本目の槍』の石田三成まで、8人の英雄たちの素顔が浮かび上がる。
彼らは何を目指し、何に賭け、何に心動かされたのか――今村流推察で解き明かす。
------------
『塞王の楯』の直木賞作家今村翔吾さんが戦国武将をプロファイリングした本です。
三英傑から、悪名高いですが本人はインテリ的な人だったという松永久秀などなかなか面白かったです。
あまり意外なプロファイリングはありませんが、最近の説なども取り入れて読みやすかったです。
------------
任侠の起点たる『忠次旅日記』に始まり、『仁義なき戦い』を経て、『孤狼の血』に至るまで、執念の取材でヤクザ映画100年余の修羅に踏み込む。そこに映し出される「暴力の近現代史」を描き上げる画期的労作。
------------
「映画の奈落 完結編 北陸代理戦争事件」が印象的だった伊藤さんの新作。
実際のヤクザから始まり芝居、映画で描かれたヤクザ映画を取り上げています。
ちょっと総花的ですが、小林旭のインタービューや、旧作、新作のヤクザ映画とそのモデルなど読み応えありました。
今村翔吾「戦国武将を推理する」NHK出版新書
------------
「歴史に触れて疑問を抱く。そして自分なりに推察する。
仮に物証はなくとも、行動パターン、過去の経歴、身体的特徴、さまざまなものから人物像の輪郭を限りなく鮮明にしていく。
いわば、それは歴史上の人物のプロファイリングである。
私は小説を書く過程において意識して、あるいは無意識でも必ずしている」
三英傑(信長、秀吉、家康)から、著作『じんかん』の主人公・松永久秀や『八本目の槍』の石田三成まで、8人の英雄たちの素顔が浮かび上がる。
彼らは何を目指し、何に賭け、何に心動かされたのか――今村流推察で解き明かす。
------------
『塞王の楯』の直木賞作家今村翔吾さんが戦国武将をプロファイリングした本です。
三英傑から、悪名高いですが本人はインテリ的な人だったという松永久秀などなかなか面白かったです。
あまり意外なプロファイリングはありませんが、最近の説なども取り入れて読みやすかったです。
2024-06-12 19:09
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0