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清少納言を求めて、フィンランドから京都へ [本]

ミア・カンキマキ、末延弘子訳「清少納言を求めて、フィンランドから京都へ」草思社 読みました。

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遠い平安朝に生きた憧れの女性「セイ」を追いかけて、ヘルシンキから京都、ロンドン、プーケットを旅する長編エッセイ。
仕事にも人生にもうんざりしたアラフォーシングルのフィンランド人「私」は、長期休暇制度を使って日本へ旅立つ。
目的は「清少納言を研究する」ため――。
うだるような京都の夏の暑さ、ゴキブリだらけの「ガイジンハウス」、同居人たちとのドタバタ劇、博物館や図書館での資料探し、東日本大震災による精神的混乱、深夜のバーでの友との語らい、この世のものとは思えないほど美しい桜、女性が生きていくことの困難さ……。
新しい人生へと旅立つ期待と不安を、鮮烈に描いたデビュー作!
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フィンランド女性が清少納言を研究するために来日した日々を描いたエッセイです。
この本を読んだ経緯はちょっと珍しいです。
大体、書評(新聞、雑誌、Webなど)で気になった本か、必ず読んでいる作家の新作を予約して読んでいます。
この本は良く行く図書館で新作の棚にありました。
何となく借りた理由は二つ。
最近、フィンランドのカウリスマキ監督の映画をたくさん見てフィンランドに親しみがあった事。
紫式部主人公の大河ドラマでファーストサマーウィカ演じる清少納言が魅力的だった事。
ですが、読んで正解でした。面白かったです。
清少納言を追い求めた作者の結論は興味のある人には読んで確認してもらいたいですが。
もしかすると大河と同じ?楽しみです。


清少納言を求めて、フィンランドから京都へ

清少納言を求めて、フィンランドから京都へ

  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2021/08/17
  • メディア: Kindle版



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