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西南シルクロードは密林に消える/巨流アマゾンを遡れ [本]

高野秀行さんの本をさらに二冊。高野さんの本は面白い。

高野秀行「西南シルクロードは密林に消える」講談社文庫

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中国四川省の成都を出発し、ビルマ北部を通って、最後にはインドへ
――幻の西南シルクロードに挑む著者の前には、圧倒的なジャングルと反政府少数民族ゲリラの支配する世界屈指の秘境がたちふさがっていた。
混迷と困難を極める旅なのに、これほど笑えるのはなぜか。究極のエンタメ・ノンフィクションついに登場。
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「アヘン王国体験記」の次の本、前作とちょっと似ていて、高野さんはビルマの反政府ゲリラを頼り中国からビルマを通ってインドに出る西南シルクロードをたどります。
最初は車で移動する想定で革靴だったという、、
むろんそううまくはいかなくてほぼ全行程を歩きと船で移動します。
しかも中国・ビルマ国境は密出国状態。
ビルマ反政府ゲリラの別の組織の助けを借りて何とかインドに入りますが、、
インド政府に出頭しますが、結局国外退去に。
高野さんは大丈夫だと思っていたのですが、後にインドに入国しようとしてこの時の密入国の罪でインドには入れなくなります。


高野秀行「巨流アマゾンを遡れ」集英社文庫

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河口から最長源流までなんと6770km。早大探検部出身の著者が、ピラニアを釣りワニを狩り、麻薬売人と親交を深めつつ船で河を遡行。
アマゾン最初の一滴を目指す傑作紀行4か月。
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高野さんの2作目。
出版社からアマゾンのガイドブックを依頼されたが「ふつうに旅行案内を書いているつもりなのだが…いつの間にか旅行記になって」というのが笑える。
「原稿を見た出版社側は驚愕した」そうですが、社長が太っ腹で刊行されましたが、全く売れなかったとか。
とはいえさすがは高野さん、読ませます。
特に別ルートをたどった友人がコロンビアで有金を盗まれ、行商人としてアマゾンにたどり着くのもスゴイ。

西南シルクロードは密林に消える (講談社文庫)

西南シルクロードは密林に消える (講談社文庫)

  • 作者: 高野秀行
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/10/14
  • メディア: Kindle版



【カラー版】巨流アマゾンを遡れ (集英社文庫)

【カラー版】巨流アマゾンを遡れ (集英社文庫)

  • 作者: 高野秀行
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2014/06/26
  • メディア: Kindle版



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