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ゴジラ×市川崑 1977~2006の現場 [本]

手塚昌明「ゴジラ×市川崑 1977~2006の現場」ホビージャパン

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巨匠・市川崑の下で映画を学び、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』『ゴジラ×メカゴジラ』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』と、3本のゴジラ映画を監督した手塚昌明の自伝。
山口百恵主演作品で業界に入り、『古都』からフォース助監督として市川組の現場に参加。
15本以上の作品で市川崑監督を支え、映画の真髄を学んだ手塚昌明。
2000年に『ゴジラ×メガギラス』で監督デビューし、3本のゴジラ映画や『戦国自衛隊1549』といった映画で自身も大作監督と呼ばれるようになりますが、2006年に市川崑が『犬神家の一族』を監督するときは、監督補として支えました。
市川組の緊張感あふれるエピソードや、ゴジラ映画が出来上がるまでの裏側をたっぷりと綴り、貴重写真や画コンテも収録した、市川崑ファン、ゴジラファン、双方必見の書籍です。
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『ゴジラ×メカゴジラ』の手塚昌明監督の本です。これは面白かった。
手塚監督のゴジラ三部作は大好きで、「シン・ゴジラ」「ゴジラ-1.0」を除けばここ20年前後のゴジラのベスト作品。
そのメイキングの話なんですから面白いのは当たり前。
大好きな『ゴジラXメカゴジラ』の試写で釈由美子が涙したという証言には思わずもらい泣き。
オトナの事情で3作目が釈由美子主演にならなかったのも残念。
その他、ふんだんな知らない話が山盛りで面白すぎます。
ただ残念なのはボリュームが少なすぎます。
前半の市川崑監督の助監督時代の話も面白く貴重なのですが、前半後半を2冊に分けて欲しいです。
特にゴジラメイキングの話は続巻を読みたい。


ゴジラ×市川崑 1977~2006の現場

ゴジラ×市川崑 1977~2006の現場

  • 作者: 手塚昌明
  • 出版社/メーカー: ホビージャパン
  • 発売日: 2024/08/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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