山本巧次「蟷螂の城」 [本]
山本巧次「蟷螂の城 定廻り同心 新九郎、時を超える」光文社文庫
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江戸町奉行所の同心・瀬波新九郎は、これまで度々江戸の世界から戦国時代へとタイムスリップさせられ、行った先で難題を解決してきた。
久しぶりにゆったりとして日々を送っていた新九郎は、志津との祝言に向けて思いを募らせていた。
と、そこに、急遽、問題が持ち上がる。
志津の父・上谷畿三郎は作事奉行の下吏を務めているが、畿三郎の持つ脇差に入っている家紋が不届きだと讒言を受け、謹慎させられてしまったのだ。
もはや祝言を行うどころではない。
そこで、言いがかりをつけたと思しき人物の周辺を調べることにしたのだが、そんな折に、またも時空を飛び越えてしまった。
辿りついた先は、なんと関ヶ原の合戦直後の戦場近くの場所だった……。
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「八丁堀のおゆう」の山本巧次さんの新作です。
二か月連続刊行された「鷹の城」「岩鼠の城」の続編の三作目。
現代と江戸時代が時穴でつながっているおゆうとは違い、江戸の同心が過去にタイムスリップします。
1作目は信長の時代、2作目は秀吉の時代で本作は関ヶ原の戦いの直後。
前作と同様、先祖の危機を救う事になります。
SFミステリとしてなかなかよく出来ています。
三部作で完結っぽいですが、続編もあれば読みたいですね。
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江戸町奉行所の同心・瀬波新九郎は、これまで度々江戸の世界から戦国時代へとタイムスリップさせられ、行った先で難題を解決してきた。
久しぶりにゆったりとして日々を送っていた新九郎は、志津との祝言に向けて思いを募らせていた。
と、そこに、急遽、問題が持ち上がる。
志津の父・上谷畿三郎は作事奉行の下吏を務めているが、畿三郎の持つ脇差に入っている家紋が不届きだと讒言を受け、謹慎させられてしまったのだ。
もはや祝言を行うどころではない。
そこで、言いがかりをつけたと思しき人物の周辺を調べることにしたのだが、そんな折に、またも時空を飛び越えてしまった。
辿りついた先は、なんと関ヶ原の合戦直後の戦場近くの場所だった……。
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「八丁堀のおゆう」の山本巧次さんの新作です。
二か月連続刊行された「鷹の城」「岩鼠の城」の続編の三作目。
現代と江戸時代が時穴でつながっているおゆうとは違い、江戸の同心が過去にタイムスリップします。
1作目は信長の時代、2作目は秀吉の時代で本作は関ヶ原の戦いの直後。
前作と同様、先祖の危機を救う事になります。
SFミステリとしてなかなかよく出来ています。
三部作で完結っぽいですが、続編もあれば読みたいですね。
蟷螂の城 定廻り同心 新九郎、時を超える (光文社文庫 や 39-3)
- 作者: 山本巧次
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2024/09/11
- メディア: 文庫
2024-11-20 22:39
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