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気の毒ばたらき きたきた捕物帖三 [本]

宮部みゆき「気の毒ばたらき きたきた捕物帖三」PHP研究所

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万作・おたま夫婦が継いだ千吉親分の文庫屋が、放火により火事になった――。
下手人は、台所女中のお染だというが、親分の家でお染に世話になった北一は信じられず、その疑いを晴らすべく奔走する。
さらに、焼け出された人たちが過ごす仮住まいでも事件が起きていた……。
そんななか迎えた新しい年。
北一は、ある事をきっかけに、三十年近く前に起きた、貸本屋・村田屋治兵衛の妻殺害事件の真相を明らかにしようと決意する。
もちろん、湯屋の釜焚きをしている相棒・喜多次の協力は欠かせない。
二人は、この難事件を解決することができるのか。
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宮部みゆきさんのきたきた捕物帖の3作目。相変わらず面白かったです。
1作目も2作目も面白かったのですが、今回も面白い。
今回は文庫屋が火事になり避難小屋へ現れた火事場泥棒を防ごうとする話と、過去の殺害事件の真相を暴く話。
今回は北一と相棒・喜多次どちらも活躍します。
2作目は面白かったのですが、北一の話にウェイトがありました。
今回も北一は色々と大変ですが、喜多次が相棒として活躍します。
2作目に続き「ぼんくら」シリーズの「おでこ」が今回も登場します。
北一の周辺には色々ありますが、最後は明るく終わるのが良かった。
続きが楽しみです。


気の毒ばたらき きたきた捕物帖(三)

気の毒ばたらき きたきた捕物帖(三)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2024/10/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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