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パームビーチ・ストーリー(結婚五年目) [映画]

「パームビーチ・ストーリー(結婚五年目)」見ました。

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プレストン・スタージェス監督が発明家夫婦の離婚の危機を描いたコメディ。
実現しそうもない発明に打ち込む夫に愛想をつかして家出した妻は独身の貴族と親しくなり、後を追った夫も公爵夫人に気に入られる。
避暑地で4人の奇妙な四角関係が始まり…。
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「シネマヴェーラ渋谷:名脚本家から名監督へ」でもう1本。
プレストン・スタージェス監督の1948年の映画。
冒頭に謎のイントロがあり、主人公二人は結婚します。
5年後、離婚危機にある妻は家を出てパームビーチに向かいます。
主人公二人をはじめ変人しか出てこないのが笑わせます。
特に列車の中で銃をぶっぱなす狩猟グループに唖然。
色々あって独身の大富豪とその姉とと親しくなり、四角関係になりますが、、
これ、いったいどう解決するんだ、、と思った30秒後に人を食ったオチで映画が終わるのが凄いです。
しかも伏線が張られていたという、、傑作ですね。
クローデット・コルベールはきれいですし、俳優陣も良かったです。

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監督 プレストン・スタージェス
脚本 プレストン・スタージェス
音楽 ヴィクター・ヤング
ジェリー・ジェファーズ:クローデット・コルベール
トム・ジェファーズ:ジョエル・マクリー
センティミリア公爵夫人:メアリー・アスター
J・D・ハッケンサッカー3世:ルディ・ヴァリー
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ロケットマン [映画]

「ロケットマン」見ました。

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「Your Song/ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」などで知られるミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描いた伝記ドラマ。
主演は『キングスマン』シリーズなどのタロン・エジャトン、共演に『リヴァプール、最後の恋』などのジェイミー・ベル、『ジュラシック・ワールド』シリーズなどのブライス・ダラス・ハワードらが名を連ねる。
『キック・アス』などのマシュー・ヴォーン監督とエルトン・ジョン自身が製作を務め、『サンシャイン/歌声が響く街』などのデクスター・フレッチャーがメガホンを取った。
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エルトン・ジョンの伝記映画です。
エルトン・ジョンの曲は大好きなので、楽しく見ました。
ですが、自分を見失ったエルトンが過去を回想するという形式なので割と見ていてつらい部分も。
特に後半は酒と薬物におぼれ、作詞の名コンビ、バーニー・トーピンも去っていきます。
コンサートシーンはいいですし、エルトンが自宅で「僕の歌は君の歌」を作るシーンは大好きな曲なので涙、涙、でした。
エルトンを演じるタロン・エジャトン始め俳優陣はみんな良かったです。
色々あって最後にはバーニー・トーピンと和解して終わるのは良かったです。

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監督 デクスター・フレッチャー
脚本 リー・ホール
製作 マシュー・ヴォーン、エルトン・ジョン
音楽 マシュー・マージェソン
エルトン・ジョン: タロン・エジャトン
バーニー・トーピン: ジェイミー・ベル
シーラ・アイリーン: ブライス・ダラス・ハワード
ジョン・リード: リチャード・マッデン
ウィルソン: ジェイソン・ペニークック
レイ・ウィリアムズ: チャーリー・ロウ
アイヴィ: ジェマ・ジョーンズ
スタンリー: スティーヴン・マッキントッシュ
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殺人幻想曲 [映画]

「殺人幻想曲」見ました。

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義弟から妻の浮気の可能性を示唆された音楽家アルフレッドは、妻を観察するうち、次第に疑惑が確信へ変わっていく。
思いつめた彼は、妻を殺そうと決心するが……。
疑心暗鬼から殺人を実行する男の顛末をコミカルに描く。
84年に「殺したいほど愛されて」としてリメイク。
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「シネマヴェーラ渋谷:名脚本家から名監督へ」でもう1本。
プレストン・スタージェス監督の1948年の映画。
レックス・ハリソン演じる指揮者が妻の浮気を疑って、演奏中に妻を殺す幻想に浸ります。
幻想部分が音楽に乗って、3パターン繰り返されるという脚本がよく出来ています。
ただ、お話がぶっとんでいるせいか当時はあまりヒットしなかったとか。
レックス・ハリソンのハイ・テンション演技が見もの。俳優陣はみな好演しています。
84年にダドリー・ムーア、ナスターシャ・キンスキー主演でリメイクされています。

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監督: プレストン・スタージェス
製作: プレストン・スタージェス
脚本: プレストン・スタージェス
音楽: アルフレッド・ニューマン
レックス・ハリソン
リンダ・ダーネル
バーバラ・ローレンス
クルト・クリューガー
ルディ・ヴァリー
ロバート・グレイグ
ライオネル・スタンダー
エドガー・ケネディ
ジュリアス・タネン
アル・ブリッジ
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教授と美女 [映画]

「教授と美女」見ました。

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百科事典編纂の為、パトロンの提供する館に何年も缶詰になっている8人の教授達がいる。
最年少の言語学者も男盛りと言うのに、余りに世間から隔絶された暮らしで、研究中の俗語の知識も新聞配達の少年から得る有様。
当然女性とも無縁だが、そんな彼の前に格好の調査対象、下町訛り丸出しのストリップ・ダンサーが現れ、彼は館に彼女を招待する。
情夫のギャングのボスが犯した殺人事件の証人喚問されるのを逃れられると、彼女は喜んでやって来るのだが……。
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「シネマヴェーラ渋谷:名脚本家から名監督へ」でもう1本。
これは名作の誉れ高い作品で見たいと思っていました。
何より「レディ・イヴ」で魅力的だったバーバラ・スタンウィックが本作でも最高に魅力的。
お話もいいですね。元々、ビリー・ワイルダーが渡米前に書いた物語が元だそうですが、脚本はチャールズ・ブラケット、ビリー・ワイルダーの名コンビなので色々と仕掛けが効いています。
物語のヒントは白雪姫で、白雪姫がアバズレだったらという発想だそうです。
百科事典を編纂している8人の教授で一番若いゲイリー・クーパーが、スタンウィック演じる歌手と親しくなります。
スタンウィックは情夫のギャングのボス、ダナ・アンドリュースが検察に追われているという事情から8人の教授達の家にやってきます。
で色々あってハラハラさせ、最後は見事に大団円。
ハワード・ホークスの演出の冴えがさすが。
ゲイリー・クーパーはじめ俳優陣もみな好演しています。
特に楽しいのは7人の教授たち。
ジーン・クルーパのオーケストラの音楽も楽しい。
バーバラ・スタンウィックはきれいですが、性格もとても良かったそうです。
ちょっと北川景子に似ている気がしました。

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監督 ハワード・ホークス
脚本 チャールズ・ブラケット、ビリー・ワイルダー
原作 『From A to Z』ビリー・ワイルダー、トーマス・モンロー
製作 サミュエル・ゴールドウィン
音楽 アルフレッド・ニューマン
バートラム・ポッツ教授 - ゲイリー・クーパー
シュガーパス・オーシェイ - バーバラ・スタンウィック
ガーカコフ教授(数学) - オスカー・ホモルカ
ジェローム教授(地理学) - ヘンリー・トラヴァース
マーゲンブルック教授(生理学) - S・Z・サカール
ロビンソン教授(法律学) - タリー・マーシャル
クィンタナ教授(歴史学) - レオニード・キンスキー
オドリー教授(植物学) - リチャード・ヘイデン
ピーグラム教授(文学) - オーブリー・メイザー
ゴミ収集人 - アレン・ジェンキンス
ジョー・ライラック - ダナ・アンドリュース
デューク・パストラミ - ダン・デュリエ
アズマ・アンダーソン - ラルフ・ピーターズ
ミス・ブラッグ - キャスリーン・ハワード
ミス・トッテン - メアリー・フィールド
ラーセン - チャールズ・レイン
マクニアリー(ジョーの弁護士) - チャールズ・アーント
ナイトクラブのウェイター - エリシャ・クック・ジュニア
「馬面」 - アラン・ライン
ピンストライプ - エディ・フォスター
治安判事 - アルドリッチ・ボウカー
地方検事 - アディソン・リチャーズ
浮浪者 - パット・ウェスト
男子大学生 - ケネス・ハウエル
新聞売りの少年 - トミー・ライアン
自動車警官 - ティム・ライアン
「ベニー - ザ・クリープ」(ジョーの手下) - ウィル・リー
ジーン・クルーパと彼のオーケストラ - ジーン・クルーパと彼のオーケストラ
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ダンスウィズミー [映画]

「ダンスウィズミー」見ました。

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『ウォーターボーイズ』『ハッピーフライト』などの矢口史靖が監督を務め、自身初のミュージカルに挑んだコメディー。
ミュージカルスターになる催眠術をかけられた女性が、ゆく先々で騒動を起こす。
ヒロインを、オーディションを勝ち抜いた『旅立ちの島唄 十五の春』などの三吉彩花が演じ、華麗な踊りと歌声を披露する。
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矢口史靖監督の新作で初のミュージカルです。
矢口監督の前作は割とシリアスだったのでコメディという事で楽しみにしていました。
ただ個人的にはミュージカルという事でちょっと不安も。
ミュージカルは好きなんですが、日本製のミュージカルは出来に不安があったり、出来は良くても客入りが悪いので。
本作はいいですね。とにかく主演の三吉彩花が魅力的。
ミュージカルシーンも素晴らしい。オリジナル曲もありますが、昭和歌謡、昭和のポップスを取り上げているのも楽しい。
後半はロードムービーになり、矢口監督らしい無茶な展開も大笑いです。
俳優陣はみな素晴らしいですが、ムロツヨシのうさんくさい演技、宝田明さんの怪しい演技が楽しかったです。
特にエンディングクレジットでのキャスト総登場のミュージカルシーンが素晴らしく幸福な気分になります。
矢口監督、「ララランド」を見てミュージカルを作りたくなったとか。
暑い夏にこういう楽しい映画を見るのはいいですね。
浦和の映画館はお客さんたくさん入っていてその点も良かったです。

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監督・原作・脚本 矢口史靖
音楽ディレクター 浅梨なおこ 石塚信孝
音楽 Gentle Forest Jazz Band 野村卓史
振付 Q-TARO EBATO
三吉彩花
やしろ優
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三浦貴大
ムロツヨシ
宝田明
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熱砂の秘密 [映画]

「熱砂の秘密」見ました。

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ビリー・ワイルダー作品には珍しいアクション活劇で、生き残るために戦うイギリス人兵士を描いている。
ロンメル将軍率いるドイツ軍に敗北を期したイギリス軍。
死を免れたブランブル伍長は、前日に命を落としたホテルの給仕に変装し、ドイツ兵との接触を試みる。
幸運なことに、亡くなった給仕がドイツ軍のスパイだったため、機密情報を連合軍に漏らすことに成功。
ワイルダーが長年ファンだった監督エリッヒ・フォン・シュトロハイムが、将軍役で出演している。
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「シネマヴェーラ渋谷:名脚本家から名監督へ」でもう1本。
ビリー・ワイルダーのアメリカでの2作目の監督作品です。
名作といわれていて、エリッヒ・フォン・シュトロハイムがロンメルを演じている事もあって見たいと思っていた映画です。
確かにお話はよく出来ていて、主人公はロンメルが司令部として使った砂漠のホテルで給仕になりすまします。
いつばれるかでハラハラさせますし、フランス人のメイドとドイツ軍の中尉との微妙な関係も面白い。
シュトロハイムのロンメルは悪役ではありますが、重厚な演技で見せます。
ロンメルの秘密の補給物資の話はフィクションですが、面白い設定でした。
ただ、ラストが暗いので爽快感はないです。

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監督 ビリー・ワイルダー
脚本 チャールズ・ブラケット、ビリー・ワイルダー
原作 ラホス・ビロ『帝国ホテル』
製作 チャールズ・ブラケット
音楽 ミクロス・ローザ
ブランブル伍長 フランチョット・トーン
ロンメル将軍 エリッヒ・フォン・シュトロハイム
シュヴェグラー中尉 ペーター・ヴァン・アイク
ムーシュ アン・バクスター
ファリド エイキム・タミロフ
セバスティアーノ将軍 フォーチュニオ・ボナノヴァ
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あの人に会いに/フーガはユーガ/アンド・アイ・ラブ・ハー [本]

「あの人に会いに 穂村弘対談集」毎日新聞出版
歌人の穂村弘さんの対談集です。

対談した人は以下です。

谷川俊太郎、宇野亞喜良、横尾忠則、荒木経惟、萩尾望都、
佐藤雅彦、高野文子、甲本ヒロト、吉田戦車

やはり個人的に気になったのは萩尾望都さん。
萩尾さんの対談集は全部読んだので、この対談も読んでいるかもと
思ったのですが、うれしい事に初読でした。
何と「11人いる」の続編の構想について語られています。
あとはやはりファンの高野文子さん。
他の人との対談も面白かったです。

伊坂幸太郎「フーガはユーガ」実業之日本社

伊坂幸太郎さんの新作です。
父親に虐待されている双子の主人公たちにはささやかですが不思議な力がありました。
その力を使って自分たちの周りの人を助けようとします。
ですが、ささやかな力なのでうまくいかない面も。
そして最後にある悪と対決しますが、、
さすがは伊坂さん、一気に読ませました。

小路幸也「アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン」集英社

小路幸也さんの人気シリーズ14作。相変わらず読ませますね。
シリーズを通して読んでいると子供たちが成長したり、おなじみのキャラクターにも色々と変転があり感慨深いです。
今回も色々と日常的な事件は起こりますが、まあそれほど大きな波乱もなく。
初期からの人物が亡くなる事が一番大きい出来事でしかね。
シリーズのファンには相変わらず安心して読ませます。
続巻楽しみです。


あの人に会いに 穂村弘対談集

あの人に会いに 穂村弘対談集

  • 作者: 穂村 弘
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
  • 発売日: 2019/01/31
  • メディア: 単行本



フーガはユーガ

フーガはユーガ

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2018/11/08
  • メディア: 単行本



フーガはユーガ

フーガはユーガ

  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2018/11/08
  • メディア: Kindle版



アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン

アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン

  • 作者: 小路 幸也
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/04/26
  • メディア: 単行本



アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン (集英社文芸単行本)

アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン (集英社文芸単行本)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/04/30
  • メディア: Kindle版



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異国の出来事 [映画]

「異国の出来事」見ました。

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廃墟と化した戦後のベルリンを舞台に、プレイボーイなアメリカ人将校の恋のさやあてを描く。
ドイツ視察に向かうアメリカ人女性議員は、ある女性からプリングル大尉への贈り物を託される。
女性は大尉のガールフレンドのひとりだったが、彼は受け取るとすぐ、それを闇市でマットレスと交換する。
熱をあげているドイツ人女性といちゃつくために。
マレーネ・デートリッヒがナチスの歌手を演じ、音楽を担当したフレデリック・ホランダーがピアノマンとして出演している。
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「シネマヴェーラ渋谷:名脚本家から名監督へ」でもう1本。
ビリー・ワイルダー監督の1948年の映画。
第2次大戦後のベルリンが舞台で、空撮を含めてベルリンのロケーション映像が使用されています。
本物だけにベルリンの荒廃ぶりが凄いですね。
お話はお堅いジーン・アーサーの女性議員、歌手役のマレーネ・デートリッヒ、陸軍大尉のジョン・ランドの三角関係です。
お話はなかなかよく出来ていてビリー・ワイルダーらしく小道具の使い方がうまいです。
マレーネ・ディートリッヒは妖艶でかっこよく、歌も素晴らしいですね。
お堅いキャラの前半はともかく、色々あってジョン・ランドと恋仲になる後半のジーン・アーサーはもうちょっときれいに撮って欲しかったです。

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監督:ビリー・ワイルダー
脚本:チャールズ・ブラケット、リチャード・ブリーン、ロバート・ハラリ、ビリー・ワイルダー
音楽:フレデリック・ホランダー
出演:ジーン・アーサー、マレーネ・ディートリッヒ、ジョン・ランド、ミラード・ミッチェル、ウィリアム・マーフィ
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レディ・イヴ [映画]

「レディ・イヴ」見ました。

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『レディ・イヴ』は、1941年制作のアメリカ映画、スクリューボール・コメディ映画。
脚本・監督はプレストン・スタージェス。
主演はバーバラ・スタンウィック、ヘンリー・フォンダ。
日本でのテレビ放送、およびビデオタイトルは『淑女になったイブ』。
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「シネマヴェーラ渋谷:名脚本家から名監督へ」でもう1本。
プレストン・スタージェス監督作品は実は初めて見ました。
小林信彦が高く評価していたので見たかった1本です。
面白かったですね。とにかくバーバラ・スタンウィックがキュート。
今回の特集でも上映される「深夜の告白」の悪女役のイメージが強いのですが、本作ではとても魅力的。
ヘンリー・フォンダの強烈なドタバタ演技にもびっくり。
お話もひねりが効いていて面白かったです。

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監督 プレストン・スタージェス
脚本 プレストン・スタージェス
原案 モンクトン・ホフ
音楽 ジグムンド・クラムゴールド
ジーン・ハリントン/レディ・イヴ:バーバラ・スタンウィック
チャーリー・パイク:ヘンリー・フォンダ
マグジー:ウィリアム・デマレスト
ハリントン“大佐”:チャールズ・コバーン
ユージン・ポーレット
ジャネット・ビーチャー
エリック・ブロア
ロバート・ワーウィック
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ニノチカ [映画]

「ニノチカ」見ました。

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革命後のロシアから花の都パリへ、三人の役人がやってきた。
彼らの使命は、貴族から没収した宝石を売り払うことにある。
それを知った亡命婦人は、恋人に命じて、三人に取り入らせる。
不信をいだいたロシア政府は、ニノチカという名の女闘士を派遣した。
コチコチの共産主義者である彼女は、亡命婦人の恋人の魅力にも懐柔されないかに思えたが……。
共産主義のかかえる人間性の問題を笑い飛ばした、ルビッチのロマンチック・コメディ。
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渋谷の名画座、「シネマヴェーラ渋谷」で名脚本家から名監督へという特集上映をやっています。
これは脚本家からキャリアを始めて高い評価を受け、その後ハリウッドで名だたる監督となった、
プレストン・スタージェス、ビリー・ワイルダー、ジョセフ・L・マンキウィッツの特集です。

という事でまずエルンスト・ルビッチ監督の1939年の名作「ニノチカ」を見ました。
今更ですが、素晴らしい映画でした。とにかくグレタ・ガルボが美しい。
1930年代のパリでのお堅い共産党員のニノチカとプレイボーイの貴族のラブストーリです。
お話もよく出来ています。脚本はメルヒオル・レンジェル、チャールズ・ブラケット、ビリー・ワイルダー、ワルター・ライシュ。
小道具の使い方などビリー・ワイルダーらしい脚本でした。
ルビッチの演出もいいですね。前半はガルボは全く笑わないのですが、後半はあるアクシデントから笑顔になり魅力的ですね。
メルビン・ダグラスも好演していました。
ソビエトの体制の描き方は牧歌的ですが、1939年の映画ですしね。
それにロマンチック・コメディですし。

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監督 エルンスト・ルビッチ
脚本 メルヒオル・レンジェル、チャールズ・ブラケット、ビリー・ワイルダー、ワルター・ライシュ
原案 メルヒオル・レンジェル
音楽 ワーナー・R・ヘイマン
グレタ・ガルボ
メルビン・ダグラス
アイナ・クレア
ベラ・ルゴシ
シグ・ルーマン
フェリックス・ブレサート
アレクサンダー・グラナック
グレゴリー・ゲイ
ロルフ・セダン
エドウィン・マクスウェル
リチャード・カール
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