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アンディ・ウィアー「プロジェクト・ヘイル・メアリー」 [本]

アンディ・ウィアー「プロジェクト・ヘイル・メアリー」早川書房

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大ヒット映画「オデッセイ」のアンディ・ウィアー最新作。映画化決定!
未知の物質によって太陽に異常が発生、地球が氷河期に突入しつつある世界。
謎を解くべく宇宙へ飛び立った男は、ただ一人人類を救うミッションに挑む!
『火星の人』で火星でのサバイバルを描いたウィアーが、地球滅亡の危機を描く極限のエンターテインメント
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「火星の人」(映画化名:オデッセイ)のウィアーの新作です。
「火星の人」も面白かったですが、本作は物凄く面白いです。
ただ何もかもネタバレなのでどう面白いかが全く書けないのがつらい。
本当は上記の紹介も帯も読まずに白紙で読むのがいいです。
とにかく「火星の人」が面白かったという人は今すぐ読むことをお勧めします。
まだ2月ですが今年のSFベストワンではないかな。


プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2021/12/16
  • メディア: Kindle版



プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2021/12/16
  • メディア: Kindle版



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最終列車/レッド・メタル作戦発動 [本]

原武史「最終列車」講談社

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著者の原氏は2019年まで講談社のPR誌『本』(2020年休刊)「鉄道ひとつばなし」を長期連載し、多くの読者を楽しませてくれました。
本書は同連載のうち単行本化されていないものを収録し、あらたに「ポストコロナ時代の鉄道」についての考察を加えたものです。
鉄学者原氏にとって本書は、文字どおり「最終列車」であると同時に、氏の思索の「ダイヤ改正」と「始発列車」の予告となるものです。
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原武史さんの鉄道エッセイです。
以前、三浦しをんさんとの対談本「皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。」を読みましたが、原さんの単著は初めて。
エッセイというには固めの本ですが、鉄道好きとしては楽しく読みました。

マーク・グリーニー、H・リプリー・ローリングス四世「レッド・メタル作戦発動」上下ハヤカワ文庫NV

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中国と台湾の緊張が極度に高まり、アメリカと中国は一触即発の危機を迎えた。
折しも、軍内部に起きたスキャンダルで、アメリカ軍は大混乱に陥る。
この機に乗じ、ロシアは大規模な極秘作戦を発動した。
世界の覇権を握るため、レアアースの宝庫であるアフリカの鉱山を奪い取ろうというのだ。
綿密な計画を組み立てたロシアは、まずヨーロッパに進攻する。
だが、統合参謀本部のコナリー中佐が、ロシアの陰謀を暴きつつあった。
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「暗殺者グレイマン」のマーク・グリーニーの元海兵隊大隊長と共著のミリタリースリラー。
さすがはグリーニー、とても面白いです。
ヨーロッパとアフリカでの戦いが描かれますが、どちらもハラハラさせます。
続編のありそうな終わり方だったので書かれれば読んでみたい。
グリーニーはクランシーとの共著でミリタリースリラーを何冊か書いていますが、読んでいません。
これが面白かったので読んでみるかな。


最終列車

最終列車

  • 作者: 原 武史
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/12/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



レッド・メタル作戦発動 上 (ハヤカワ文庫NV)

レッド・メタル作戦発動 上 (ハヤカワ文庫NV)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2020/04/16
  • メディア: Kindle版



レッド・メタル作戦発動 下 (ハヤカワ文庫NV)

レッド・メタル作戦発動 下 (ハヤカワ文庫NV)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2020/04/16
  • メディア: Kindle版



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