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ヘルボーイ [映画]

「ヘルボーイ」DVDレンタルで見ました。

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ゴシック・ホラーの鬼才、ギレルモ・デル・トロ監督がカリスマ的人気を誇るアメコミ『ヘルボーイ』を映画化。
『ロストチルドレン』などで知られる名脇役ロン・パールマンを主役に迎えたことで、アクションシーンの迫力はもちろん、異形ゆえのヒーローの苦悩や恋愛までもがドラマチックに描かれ、従来のアメコミ・アクションとは一線を画す内容に仕上がっている。
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ギレルモ・デル・トロ監督の2004年のアメコミの映画化です。
さすがはデル・トロ監督、面白かったです。
ロン・パールマン演じるヘルボーイがいいですし、俳優陣も好演しています。
それにデザインが素晴らしい。
まあちょっとグロなシーンもあるので苦手な人は注意。
デル・トロ監督による2008年の続編もあります。

監督 ギレルモ・デル・トロ
脚本 ギレルモ・デル・トロ
原作 マイク・ミニョーラ『ヘルボーイ』
音楽 マルコ・ベルトラミ
ヘルボーイ - ロン・パールマン
トレヴァー・ブルーム・ブルッテンホルム教授 - ジョン・ハート
エリザベス・シャーマン - セルマ・ブレア
エイブ・サピエン - ダグ・ジョーンズ
ジョン・マイヤーズ - ルパート・エヴァンス
トム・マニング - ジェフリー・タンバー
クレイ - コーリイ・ジョンソン
グリゴリ・エフェモビッチ・ラスプーチン - カレル・ローデン
カール・ルプレクト・クロエネン - ラディスラヴ・ベラン
イルザ・ハウプシュタイン - ブリジット・ホドソン
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川本三郎「ひとり遊びぞ我はまされる」 [本]

川本三郎「ひとり遊びぞ我はまされる」平凡社

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ローカル線で小さな町を訪ねること、台湾の人たちのこと、コロナ禍での日々、そして荷風への思い……。
独り迎えた老年の日々を綴る。2019-21年の日記。
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川本三郎さんの「東京人」に連載されている「東京つれづれ日誌」四冊めの最新刊です。
あいかわらず川本さんの文章は見事です。
また情報量が多いのも楽しい。
著書が翻訳された事からはじまった台湾旅行、台湾の人形劇の素晴らしさ、ローカル線での旅と酒。
本や映画の話。
池内紀さんの死、小倉昭和館、ウォーリー・ヒギンズの鉄道写真集、塩見三省さんの闘病エッセイ、
三鷹の「諸星大二郎展」に行っているのも驚く。私も行ったので。
今週の朝日新聞の読書欄に著者のインタビューが掲載されていました。

https://www.asahi.com/articles/DA3S15485089.html


ひとり遊びぞ我はまされる

ひとり遊びぞ我はまされる

  • 作者: 川本 三郎
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2022/09/24
  • メディア: 単行本



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松岡圭祐「ウクライナにいたら戦争が始まった」 [本]

松岡圭祐「ウクライナにいたら戦争が始まった」KADOKAWA

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単身赴任中の父と3か月を過ごすため、高校生の瀬里琉唯(るい)は母・妹とともにウクライナに来た。
初日の夜から両親は口論を始め、琉唯は見知らぬ国で不安を抱えていた。
キエフ郊外の町にある外国人学校にも慣れてきたころロシアによる侵攻が近いとのニュースが流れ、一家は慌ただしく帰国の準備を始める。
しかし新型コロナウイルスの影響で一家は自宅から出ることができない。
帰国の方法を探るものの情報が足りず、遠くから響く爆撃の音に不安と緊張が高まる。
一瞬にして戦場と化したブチャの町で、琉唯は戦争の実態を目の当たりにする。
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松岡圭祐さんがウクライナで戦争に巻き込まれる一家を描いた小説です。
松岡さんの小説は初めて読みました。
リアリティがありまるで実体験の様に読めます。
体験者に聞き取り取材した内容を忠実に描いているそうです。


ウクライナにいたら戦争が始まった

ウクライナにいたら戦争が始まった

  • 作者: 松岡 圭祐
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2022/08/03
  • メディア: 単行本



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佐藤究「爆発物処理班の遭遇したスピン」 [本]

佐藤究「爆発物処理班の遭遇したスピン」講談社

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「ミステリ×SF×怪物」が開くのは「世界」の扉
小説の最前線、ここから前人未到、読み逃し厳禁
きっとアナタも究中毒になる―
爆発物処理班の遭遇したスピン…鹿児島県の小学校に、爆破予告が入る。急行した爆発物処理班の駒沢と宇原が目にしたのは黒い箱。
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直木賞作家の佐藤究さんの短編集です。
これは面白かった。ほぼすべてSFなのが意外でした。
特に表題作は量子力学を題材にしていて面白かった。
量子力学の説明も分かりやすかった。
佐藤究さんの小説読んでみるかな。
まずは乱歩賞『QJKJQ』かな。


爆発物処理班の遭遇したスピン

爆発物処理班の遭遇したスピン

  • 作者: 佐藤 究
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2022/06/29
  • メディア: 単行本



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小田嶋隆「東京四次元紀行」 [本]

小田嶋隆「東京四次元紀行」イースト・プレス

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なんだ、小説じゃないか? そう、これはコラムではない。稀代のコラムニストが、初めての小説を通して描く東京の街と人々
「この文章を書きはじめるにあたって、私は、これまでコラムやエッセイを書く上で自らに課していた決まりごとをひとつ解除している。
それは『本当のことを書く』という縛りだ」。
高度経済成長期から見つめてきた東京の記憶が今、物語となって蘇る。
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小田嶋隆さん、最初で最後の小説集です。
これは面白かった。
コラムの語り口そのままにしっかり小説になっていると思いました。
最初は小田嶋さんを思わせる人物の体験談と思わせて、次はそこに登場した人物の話になります。
そうやって色々な人物を主人公に東京の過去と現在を描いていきます。
小田嶋さんは今年亡くなりました。
小説ももっと読みたかったです。


東京四次元紀行

東京四次元紀行

  • 作者: 小田嶋 隆
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2022/06/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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エンド・オブ・ステイツ [映画]

「エンド・オブ・ステイツ」レンタルDVDで見ました。

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ジェラルド・バトラーが『エンド・オブ・ホワイトハウス』『エンド・オブ・キングダム』に続き、シークレットサービスを演じるアクションシリーズの第3弾。
アメリカ大統領の暗殺未遂事件の容疑者に仕立て上げられた主人公が、自らの潔白を証明するため奮闘する。
前作で副大統領だったモーガン・フリーマンが大統領を演じるほか、ジェイダ・ピンケット=スミス、ニック・ノルティらが出演。
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ジェラルド・バトラー主演『エンド・オブ・ホワイトハウス』『エンド・オブ・キングダム』の続編です。
やはり面白いです。
ジェラルド・バトラー好きなんです。本作では制作も兼ねています。
1作目で下院議長、2作目で副大統領だったモーガン・フリーマンが大統領で、アーロン・エッカートの大統領が出てこないのは残念。
追われる主人公の父親役をニック・ノルティが演じているのがいいですね。
ジョン・ウィックシリーズで印象的だったランス・レディックも印象的でした。
前作がロンドンを舞台に派手なアクションを展開したのと比べると予算控えめでちょっと地味かな。
でもシリーズ最高の興行収入だったそうです。

監督 リック・ローマン・ウォー
脚本 ロバート・マーク・ケイメン、マット・クック、リック・ローマン・ウォー
原案 クレイトン・ローゼンバーガー、カトリン・ベネディクト
原作 キャラクター創造 クレイトン・ローゼンバーガー、カトリン・ベネディクト
製作 ジェラルド・バトラー他
音楽 デヴィッド・バックリー
マイク・バニング - ジェラルド・バトラー
アラン・トランブル - モーガン・フリーマン
マーティン・カービー - ティム・ブレイク・ネルソン
ウェイド・ジェニングス - ダニー・ヒューストン
デビッド・ジェントリー - ランス・レディック
ヘレン・トンプソン - ジェイダ・ピンケット=スミス
クレイ・バニング - ニック・ノルティ
リア・バニング - パイパー・ペラーボ
サム・ウィルコックス - マイケル・ランデス
トラヴィス・コール - フレデリック・シュミット
ラミレス - ジョセフ・ミルソン
ピーターソン - サピア・エイズレイ
エージェント・マーフィ - オリ・プフェファー
ジェームズ・ハスケル - マーク・アーノルド
ブルーノ - ロッキ=ボーイ・ウィリアムス
シーバーツ - スチュアート・マクエイリー
軍人 - クリス・ブラウニング
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エンド・オブ・キングダム [映画]

「エンド・オブ・キングダム」レンタルDVDで見ました。

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アクションサスペンス『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編。
テロ集団が占拠したホワイトハウスを奪還した敏腕シークレットサービスが、今度はロンドンで発生した同時多発テロに挑む。
監督は『セッベ』などの新鋭ババク・ナジャフィ。
ジェラルド・バトラー、アーロン・エッカート、モーガン・フリーマンら前作のキャストに加え、シャーロット・ライリーやジャッキー・アール・ヘイリーらが出演。
次々と爆破される建造物、市街地での銃撃戦やカーチェイスなど壮絶な見せ場の連続に圧倒される。
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ジェラルド・バトラー主演の「エンド・オブ・ホワイトハウス」の続編です。
前作は劇場で見て面白かったのですが、続編は見逃していました。
お話はかなり乱暴ですが面白いです。
ジェラルド・バトラー好きなんですよね。本作では制作も兼ねています。
前作に引き続きアーロン・エッカート、モーガン・フリーマンなどキャストは豪華。
「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」での活躍が記憶に新しいアンジェラ・バセットも印象に残ります。
主人公には絶対に弾が当たらないのですが、まあこういう映画もたまにはいいですね。
メイキングがついていましたが、ロンドンのアクションシーンはほとんどがブルガリアでのオープンセットだそうです。
合成がよく出来ているのでロンドンで撮ったとしか思えませんでした。

監督 ババク・ナジャフィ
脚本 クレイトン・ローテンベルガー、カトリン・ベネディクト、クリスチャン・グーデガスト、チャド・セント・ジョン
原案 クレイトン・ローテンベルガー、カトリン・ベネディクト
製作 ジェラルド・バトラー
音楽 トレヴァー・モリス
マイク・バニング 大統領警護隊長 - ジェラルド・バトラー
ベンジャミン・アッシャー大統領 - アーロン・エッカート
アラン・トランブル副大統領 - モーガン・フリーマン
リン・ジェイコブス シークレットサービス長官 - アンジェラ・バセット
エドワード・グレッグ将軍 - ロバート・フォスター
DC・メイソン次席補佐官 - ジャッキー・アール・ヘイリー
ルース・マクミラン国防長官 - メリッサ・レオ
レイ・モンロー国家安全保障局副長官 - ショーン・オブライアン
リア・バニング - ラダ・ミッチェル
ジャクリーン・マーシャルMI6捜査官 - シャーロット・ライリー
アミール・バルカウィ - アロン・モニ・アブトゥブール
ヴォイト特別警護官 - マイケル・ワイルドマン
ブロンソン特別警護官 - アンドリュー・プレビン
ドリス - デボラ・グラント
カムラン・バルカウィ - ワリード・ズエイター
ジョン・ランカスターMI5長官 - パトリック・ケネディ
ケビン・ハザード総監 - コリン・サーモン
レイトン・クラークソン後任首相 - ガイ・ウィリアムズ
ローズ・ケンター内務長官 - ペニー・ダウニー
アグネス・ブルックナードイツ首相 - ナンシー・ボールドウィン
ジャック・メナールフランス首相 - フィリップ・ディランシー
ロバート・ボウマンカナダ首相 - ナイジェル・ホイットメイ
ブラウン・ボウマン大統領夫人 - ジュリア・モンゴメリー
アントニオ・ガストイタリア首相 - アレックス・ジャンニーニ
ヴィヴィアナ・ガスト大統領夫人 - エルザ・モリアン
中島勉日本首相 - 早乙女ツワユキ
スルタン - マハディ・ザハビ
ラザ - アデル・バンシェリフ
ウィル・デイヴィスSAS隊長 - ブライアン・ラーキン
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「ハコヅメ」仕事論 女性警察官が週刊連載マンガ家になって成功した理由 [本]

泰三子、山中浩之「「ハコヅメ」仕事論 女性警察官が週刊連載マンガ家になって成功した理由」日経BP読みました。

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警察という“会社"で生き残る働き方とは?『ハコヅメ』のネタバレ厳禁裏話も満載!
.異様に早く週刊連載にこぎ着けられた秘密
.警察官がビジネス書を読む人が多いワケ
.欠点があるほうが、人は話を聞いてくれる
.「山田裕貴さんに悪いから、言うなよ! 」
.よき「聞き手」が人間を成長させる理由
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モーニング連作のマンガ「ハコヅメ」の作者、泰三子さんに編集Yこと山中浩之さんがインタビューした本です。
泰さんは某県警に10年間勤務していて、モーニングでデビュー、2作目の「ハコヅメ」はドラマ化、アニメ化され大ヒット。
全くマンガを描いた事がなかった(しかも青年マンガはあまり読んでいなかった)泰さんがなぜこんなに早くデビューできたか、ぜひお読みください。

書籍化の元になったインタビューは以下で読めます。

「警察は“しょうもない人”が頑張る仕事です」
https://business.nikkei.com/atcl/interview/15/284031/042300030/

書籍化記念のインタビューはこちら。

人気警察マンガ『ハコヅメ』、作者は「週休2日、夕方5時終業」
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00164/031600025/


「ハコヅメ」仕事論 女性警察官が週刊連載マンガ家になって成功した理由

「ハコヅメ」仕事論 女性警察官が週刊連載マンガ家になって成功した理由

  • 出版社/メーカー: 日経BP
  • 発売日: 2022/03/17
  • メディア: Kindle版



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サウスバウンド [映画]

「サウスバウンド」図書館で借りたDVDで見ました。

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浅草に住む小学6年生の上原二郎(田辺修斗)は、疑問に感じたことには猛然と盾つく父親の一郎(豊川悦司)を恥ずかしく思っていた。
ある日、母親さくら(天海祐希)の発案で、一家は父の故郷である沖縄の西表島に引っ越すことに。
島民に温かく迎えられる上原家だが、そこでもまた一郎は観光開発業者を相手に闘うはめになる。
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森田芳光監督の2007年の映画です。
これはちょっとつらかったなあ。
いまどき、元過激派の父を肯定的に描くというお話について行けません。
豊川悦司が演じていてもこのキャラクターはちょっとなあ。
俳優陣はみな好演していますが。
北川景子がきれいでした。


監督 森田芳光
脚本 森田芳光
製作 井上泰一
製作総指揮 角川歴彦
音楽 大島ミチル
主題歌 中島美嘉『永遠の詩』
上原家
上原一郎 - 豊川悦司
上原さくら - 天海祐希
上原洋子 - 北川景子
上原二郎 - 田辺修斗
上原桃子 - 松本梨菜

東京編
南先生 - 村井美樹
東京の校長先生 - 平田満
社会保険庁の職員 - 吉田日出子
堀内たえ(母方の祖母) - 加藤治子
佐々木かおる(さっさ) - 久保結季
カツの親父 - 伊藤克信
興信所の探偵 - 小木茂光
ジュン - 原翔太郎
間宮 - 新田亮
伊藤幸太郎 - 伊藤凌
渡邉洋介、井澤勇貴、日高里菜
日前勇馬
柳原聖
石田大樹
米本来輝

沖縄編
新垣巡査 - 松山ケンイチ
ペニー - ショーン・ペロン
ヨダ - ベンビー
沖縄の校長先生 - 与世山澄子
記者 - 津波信一
サンラー - 上間宗男
七重のおばさん - 福田加奈子
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ifの世界線 改変歴史SFアンソロジー [本]

「ifの世界線 改変歴史SFアンソロジー」講談社タイガ

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歴史は変えられる――物語ならば。色とりどりの“if”の世界に飛び込む、珠玉のSFアンソロジー。
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歴史改変SFのアンソロジーです。
作者は、石川宗生、小川一水 、斜線堂有紀、伴名練、宮内悠介。
これは面白かったです。
どれも面白くレベルの高い短編ですが、好きなのは伴名、宮内、小川作品かな。


ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー (講談社タイガ)

ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー (講談社タイガ)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2022/10/14
  • メディア: Kindle版



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