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クーデター [映画]

「クーデター」地上波の録画で見ました。

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海外赴任先で突如クーデターに巻き込まれ、全国民から命を狙われる羽目になった外国人一家の逃走劇を描いたスリラー。
言葉も通じず土地勘もない異国で生き残りを懸けて逃げ惑う極限の緊迫感を、『デビル』などのジョン・エリック・ドゥードル監督が活写。
家族を守るため奔走する主人公に『ミッドナイト・イン・パリ』などのオーウェン・ウィルソン、主人公一家の手助けをする旅行者を5代目ジェームズ・ボンドとして知られるピアース・ブロスナンが演じる。
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これは面白かったです。
アジアの赴任先についたとたんに内乱に巻き込まれて逃げる一家を描いた映画です。
執拗に追われるというのはコワいですが、そのハラハラ感の演出がうまい。
言葉が全く通じないというのが緊迫感を増します。
ロケはタイで行われた様ですが、どちらかというとカンボジアかな。
オーウェン・ウィルソンはじめ俳優陣は好演しています。
ピアース・ブロスナンがちょっと007風の役で儲け役です。

監督 ジョン・エリック・ドゥードル
脚本 ジョン・エリック・ドゥードル、ドリュー・ドゥードル
製作 ドリュー・ドゥードル、ミシェル・リトヴァク、デヴィッド・ランカスター
音楽 マルコ・ベルトラミ、バック・サンダース
ジャック・ドワイヤー: オーウェン・ウィルソン
アニー・ドワイヤー: レイク・ベル
ルーシー・ドワイヤー: スターリング・ジェリンズ
ビーズ・ドワイヤー: クレア・ギア
ハモンド: ピアース・ブロスナン
ケニー・ロジャース: サハジャック・ブーンタナキット
首相: ヴィチチャード・フォトフリン
カーディフ社重役: マンフレッド・イルク
コンシェルジェ: ノーファンド・ブーンヤイ
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笑いの大学 [映画]

「笑いの大学」DVDで見ました。

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三谷幸喜の脚本で96年に初演されてから、その完成度の高さゆえ映像化は不可能だと言われてきた密室劇の映画化。
ほとんどのシーンは部屋の中だけという実験的映画。
監督は、ドラマ「古畑任三郎」「僕の生きる道」などの星護。
主演に『shallweダンス?』などでコメディ・センスも十分な役所広司とSMAPの稲垣吾郎。
笑いあり、最後には思わぬ感動が待ちうける人間賛歌。
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三谷幸喜脚本の舞台劇の2004年の映画化です。
舞台は二人芝居ですが、映画は色々な人が登場し浅草もオープンセットで描かれます。
やはり面白いですね。
役所広司が素晴らしい。笑ったことのない検閲官がつい演技に乗せられる所がおかしい。
稲垣吾郎も健闘していました。
ラジオドラマは、向坂=三宅裕司、椿一=坂東八十助 (5代目)。
舞台は、向坂=西村雅彦、椿一=近藤芳正だそうです。
来年2月から向坂=内野聖陽、椿一=瀬戸康史で25年ぶりに再演されるそうです。
三谷大河の家康とトキューサか。これは見たい。
https://stage.parco.jp/program/warai

監督 星護
脚本 三谷幸喜
製作 亀山千広
音楽 本間勇輔
向坂睦男 - 役所広司
椿一 - 稲垣吾郎
廊下の制服警官 - 高橋昌也
青空寛太 - 小松政夫
モギリのおばさん - 石井トミコ
ロミエット - 小橋めぐみ
ジュリオ - 河野安郎
石川三十五右衛門 - 長江英和
チャーチル - ダン・ケニー
ヒトラー - チュフォレッティ
戯作者 - 吉田朝、陰山泰、蒲生純一、つじしんめい、伊勢志摩、小林令門
浅草の警官 - 桜井聖
劇場の呼び込み - 藏内秀樹、矢柴俊博、加瀬慎一
貫一 - 眞島秀和
お宮 - 木村多江
警官・大河原 - 八嶋智人
カフェの女給 - 加藤あい
劇団の支配人 - 木梨憲武
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THE FIRST SLAM DUNK [映画]

「THE FIRST SLAM DUNK」見ました。

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バスケットボールに青春をささげる高校生たちの人間的成長を描いた、井上雄彦の人気コミックを映画化したアニメーション。
ボイスキャストは宮城リョータ役の仲村宗悟、三井寿役の笠間淳、流川楓役の神尾晋一郎、桜木花道役の木村昴、赤木剛憲役の三宅健太などが名を連ねる。
監督と脚本を原作者の井上自身が担当する。
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スラムダンクの新作アニメーションです。
これは面白かった。
ちょっと話の展開に触れています。
物語は宮城リョータの視点から再構成されています。
リョータの生い立ちから湘北バスケ部に入るまでと、原作最後の山王戦が交互に描かれます。
原作はリアルタイムで読んでいたので、結末は知っているのですがそれでもラストの展開には手に汗にぎりました。
とても面白かったのでできれば続編でその後の物語も見たいな。

さて、以下は映画とは関係ない話です。

会社の友人で同い年でとても親しい人がいました。良くお酒飲みに行ったり一緒に映画を見たり。
その人は一ノ倉聡という人でした。
砲丸投げをやっていたアスリートでしたが、13年前に病気で亡くなりました。
本作の山王工業高校に一之倉聡というキャラクターが登場しています。
山王戦の前半で三井を苦しめる選手です。
珍しい名前なので原作に登場した時に本人に聞いたところ、神奈川県の陸上競技者名簿から引用したのではないかと言っていました。
エンドクレジットで一之倉聡の名前を見て思わず涙腺がゆるみました。
一ノ倉さん私は元気です。

監督 井上雄彦
脚本 井上雄彦
原作 井上雄彦
音楽 武部聡志TAKUMA(10-FEET)
主題歌 オープニング主題歌The Birthday「LOVE ROCKETS」
エンディング主題歌10-FEET「第ゼロ感」
宮城リョータ - 仲村宗悟
三井寿 - 笠間淳
流川楓 - 神尾晋一郎
桜木花道 - 木村昴
赤木剛憲 - 三宅健太
木暮公延 - 岩崎諒太
赤木晴子 - 坂本真綾
水戸洋平 - 小林親弘
高宮望 - こばたけまさふみ
野間忠一郎 - 松田健一郎
彩子 - 瀬戸麻沙美
安西光義 - 宝亀克寿
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マッドゴッド [映画]

「マッドゴッド」見ました。

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『スター・ウォーズ』『ロボコップ』シリーズなどの特殊効果を手掛けてきたフィル・ティペットが監督を務め、およそ30年をかけて制作したストップモーションアニメ。
地底にある荒廃した世界に降りてきた主人公が、グロテスクでユーモラスなクリーチャーたちに遭遇する。
『シド・アンド・ナンシー』などの監督であるアレックス・コックスなどが出演する。
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特殊効果の世界では著名なフィル・ティペットが監督したストップモーションアニメです。
1990年に制作を開始した作品ですが、ほどなく中断、20年後にティペット・スタジオの若手クリエイターたちがセットを発見し再始動。
映像的には魅力的でクリーチャーのデザインも素晴らしい。
ただ、ストーリーが良く分からないので睡魔との格闘に。
主人公が奇怪な世界にえんえんと降りていく描写が続き、ラストはは2001年を思わせます。
映画館で見なくても良かったかなとも思いましたが、地上波で放送される可能性はありませんし、レンタルにも出るかどうか。
という事でやはり見て良かったです。

監督・脚本・アニメーター・製作 フィル・ティペット。
音楽 ダン・ウール。
出演 アレックス・コックス、ニケータ・ローマン、サティッシュ・ラタコンダ
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月村了衛「十三夜の焔」 [本]

月村了衛「十三夜の焔」集英社

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天明四年五月の十三夜。番方・幣原喬十郎は、湯島の路上で男女の惨殺体を発見する。
傍らには匕首を手に涙を流す若い男が一人。喬十郎は咄嗟に問い質すが、隙をつかれて取り逃がす。
やがて、逃げた男は大盗「大呪の代之助」一味の千吉だと判明。
殺害された男の周辺を洗う中、再び遭遇するも、千吉は殺害を否定し、再び姿を眩ませる。
十年後、喬十郎は、銭相場トラブルで一家を殺害された塩問屋の事件を追う過程で、両替商となった千吉(利兵衛)に出合う。
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月村了衛さんの新作時代小説です。
さすがは月村さん読ませました。
死体を発見した主人公とそこに凶器を持って泣いていた男。
この二人の何十年もの因縁の物語です。
実在人物の長谷川平蔵(鬼平)と遠山金四郎(金さん)が登場するのも楽しい。
鬼平ファンはちょっと怒るかも。


十三夜の焔

十三夜の焔

  • 作者: 月村 了衛
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2022/10/26
  • メディア: 単行本



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マーク・グリーニー「暗殺者の回想」 [本]

マーク・グリーニー「暗殺者の回想」上下 (ハヤカワ文庫NV)

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暗殺者グレイマンことジェントリーは、依頼を受けてアルジェリアのトルコ大使館へ潜入した。
パキスタンの情報機関員を探るこの任務には、彼にとってある目論見があった。
12年前、CIAの特殊活動部地上班であるゴルフ・シエラの一員だったときに関与した南アジアの事件にまつわる情報の獲得だ。
そんな彼の前に「死んだはずの男」が現われ……過去のCIA時代と現在の激闘を巧みに交錯させて描くシリーズ新機軸の最新作
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「暗殺者グレイマン」に始まるマーク・グリーニーの暗殺者シリーズ最新作です。
シリーズ11作目。このシリーズはとても面白いです。
最近、NetFlexでライアン・ゴズリング主演で映画化されました。
映画も面白かったですが、原作の面白さにはかなわなかったです。
今回、主人公ジェントリーはアルジェリアのトルコ大使館に潜入。
そこである男が現れ、、
さすがグリーニー相変わらず読ませます。
12年前の事件と現在の事件が同時進行で描かれ謎が明らかになっていきます。
ラストはそうきたか。続巻が楽しみです。


暗殺者の回想 上 グレイマン (ハヤカワ文庫NV)

暗殺者の回想 上 グレイマン (ハヤカワ文庫NV)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2022/10/18
  • メディア: Kindle版



暗殺者の回想 下 (ハヤカワ文庫NV)

暗殺者の回想 下 (ハヤカワ文庫NV)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2022/10/18
  • メディア: 文庫



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ヘルボーイ ゴールデンアーミー [映画]

「ヘルボーイ ゴールデンアーミー」DVDで見ました。

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地獄生まれの異色ヒーロー、ヘルボーイが活躍するファンタスティック・アクションのシリーズ第2弾。
今回は、皮肉屋の赤色モンスター、ヘルボーイの前に、魔界の王子と伝説の最強軍団ゴールデン・アーミーが立ちはだかる。
監督は『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ。
ヘルボーイを演じるのは、前作に引き続きロン・パールマン。
見た目は怖いが心優しきヘルボーイの活躍と幻想的なビジュアル世界、さらにはユニークなクリーチャーが多数登場するアクションシーンに注目だ。
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ギレルモ・デル・トロ監督の2008年のアメコミ映画の続編です。
さすがはデル・トロ監督、続編も面白かったです。
ロン・パールマン演じるヘルボーイはじめ俳優陣も好演しています。
クリーチャーをはじめデザインセンスが素晴らしい。
まあちょっとグロなシーンもあるので苦手な人は注意。
押井さんは悪役のエルフの兄と対立する妹を描きたかったと書いてましたが、納得です。

監督 ギレルモ・デル・トロ
脚本 ギレルモ・デル・トロ
原作 マイク・ミニョーラ『ヘルボーイ』
音楽 ダニー・エルフマン
ヘルボーイ - ロン・パールマン
リズ・シャーマン - セルマ・ブレア
エイブ・サピエン - ダグ・ジョーンズ
ヨハン・クラウス - ジョン・アレクサンダー
トム・マニング - ジェフリー・タンバー
マーブル&フリント&スティール - マイク・ケリー、アンドリュー・へスラー、イヴァン・カマラス
トレヴァー・ブルーム・ブルッテンホルム教授 - ジョン・ハート
ヌアダ王子 - ルーク・ゴス
ヌアラ王女 - アンナ・ウォルトン
バロル王 - ロイ・ドートリス
Mr.ウィンク - ブライアン・スティール
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押井守「映画の正体 続編の法則」 [本]

押井守「映画の正体 続編の法則」立東舎

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気がつけば興行収入ランキングの上位を占めるのは続編映画ばかり。
そんな時代だからこそ、続編映画を通して映画の正体に近づいていきたい。
人はなぜ続編映画を作り、シリーズものを見に行き、あまつさえリブートを企画するのか。
自らを続編監督と自認する押井守監督が、その秘密に迫ります。
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押井守監督が映画の続編について語った本です。
押井監督の本は面白いです。
リドリー・スコット監督の話が一番面白いなあ。
「最後の決闘裁判」は「デュエリスト」の続編説は私もそう思いました。
ギレルモ・デル・トロ監督の「ヘルボーイ」「ヘルボーイ ゴールデンアーミー」の話も面白い。
早速DVDで見ました。
『007』シリーズや続編を作らない宮崎駿論も面白かったです。


映画の正体 続編の法則 (立東舎)

映画の正体 続編の法則 (立東舎)

  • 作者: 押井 守
  • 出版社/メーカー: リットーミュージック
  • 発売日: 2022/07/15
  • メディア: Kindle版



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ブラックアダム [映画]

「ブラックアダム」見ました。

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『ジュマンジ』シリーズなどのドウェイン・ジョンソンがDCコミックスのアンチヒーロー、ブラックアダムを演じるアクション。
『ジャングル・クルーズ』に続きドウェインと組んだジャウマ・コレット=セラが監督を務め、5,000年の眠りから目覚め規格外のパワーで暴れ回る破壊神・ブラックアダムを巡るストーリーが展開。
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ドウェイン・ジョンソン主演のDCコミックスの映画化です。
ドウェインは制作も兼ねています。
「DCエクステンデッド・ユニバース」(DCEU)の11作目。
これは面白かった。
ジャウマ・コレット=セラ監督は「エスター」「アンノウン」以来の大ファンで、全く監督作に外れがないのがスゴイ。
本作はお話も面白いです。
ドウェイン・ジョンソンはじめ俳優陣も好演していました。
特にピアース・ブロスナンはもうけ役でした。

監督 ジャウム・コレット=セラ
脚本 アダム・スティキエル、ロリー・ヘインズ、ソーラブ・ノシルヴァーニ
原作 オットー・バインダー、C・C・ベック『ブラックアダム』
製作 ドウェイン・ジョンソン
音楽 ローレンス・シャー
テス・アダム / ブラックアダム - ドウェイン・ジョンソン
アドリアナ・トマズ - サラ・シャヒ
アモン・トマズ - ボディ・サボンギ
カリーム - モハメド・アメル
フルット / テス・アダム - ジャロン・クリスチャン、ウリ・ラトゥケフ
カーター・ホール / ホークマン - オルディス・ホッジ
ケント・ネルソン / ドクター・フェイト - ピアース・ブロスナン
アルバート・“アル”・ロススタイン / アトム・スマッシャー - ノア・センティネオ
マクシーン・ハンケル / サイクロン - クインテッサ・スウィンデル
イシュマエル・グレゴール / サバック - マーワン・ケンザリ
アマンダ・ウォラー - ヴィオラ・デイヴィス
エミリア・ハーコート - ジェニファー・ホランド
サミール - ジェームス・クサティ=モイヤー
アル・プラット - ヘンリー・ウィンクラー
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ビー・ジーズ 栄光の軌跡 [映画]

「ビー・ジーズ 栄光の軌跡」見ました。

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「ステイン・アライヴ」などのヒット曲で知られるグループ「ビー・ジーズ」のドキュメンタリー。
バリー、ロビン、モーリスのギブ3兄弟によるグループの未公開映像を用いながら名曲誕生の瞬間などを映し出すとともに、エリック・クラプトンやノエル・ギャラガー、マーク・ロンソンといったミュージシャンたちがビー・ジーズの魅力を語る。
監督は『インディ・ジョーンズ』シリーズなどの製作や『南極物語』などの監督を担当してきたフランク・マーシャル。
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ビー・ジーズのドキュメンタリー映画です。
これは面白かったです。
イギリスからオーストラリアに移住した一家は音楽活動を始め、ビートルズが席巻したイギリスに戻ります。
ビートルズのマネージャー、ブライアン・エプスタインに気に入られてでデビューします。
バラードを中心にヒット曲を連発します。
このあたりのヒット曲は懐かしいなあ。
その後、一時低迷しますが、「ステイン・アライヴ」でダンスミュージックで復活するのがスゴイ。
最後、弟を亡くしただ一人健在のバリー・ギブの前でエド・シーランが「マサチューセッツ」を歌うシーンは泣けました

公式サイト
https://thebeegees-movie.com/

監督フランク・マーシャル
脚本マーク・モンロー
ビー・ジーズ バリー・ギブ
ロビン・ギブ ビー・ジーズ
モーリス・ギブ ビー・ジーズ
アンディ・ギブ アンディ・ギブ
エリック・クラプトン
ノエル・ギャラガー
ニック・ジョナス
マーク・ロンソン
クリス・マーティン
ジャスティン・ティンバーレイク
ピーター・ブラウン
ビンス・メルーニー
ミカエル・ライリー
ルル
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