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マッドゴッド [映画]

「マッドゴッド」見ました。

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『スター・ウォーズ』『ロボコップ』シリーズなどの特殊効果を手掛けてきたフィル・ティペットが監督を務め、およそ30年をかけて制作したストップモーションアニメ。
地底にある荒廃した世界に降りてきた主人公が、グロテスクでユーモラスなクリーチャーたちに遭遇する。
『シド・アンド・ナンシー』などの監督であるアレックス・コックスなどが出演する。
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特殊効果の世界では著名なフィル・ティペットが監督したストップモーションアニメです。
1990年に制作を開始した作品ですが、ほどなく中断、20年後にティペット・スタジオの若手クリエイターたちがセットを発見し再始動。
映像的には魅力的でクリーチャーのデザインも素晴らしい。
ただ、ストーリーが良く分からないので睡魔との格闘に。
主人公が奇怪な世界にえんえんと降りていく描写が続き、ラストはは2001年を思わせます。
映画館で見なくても良かったかなとも思いましたが、地上波で放送される可能性はありませんし、レンタルにも出るかどうか。
という事でやはり見て良かったです。

監督・脚本・アニメーター・製作 フィル・ティペット。
音楽 ダン・ウール。
出演 アレックス・コックス、ニケータ・ローマン、サティッシュ・ラタコンダ
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月村了衛「十三夜の焔」 [本]

月村了衛「十三夜の焔」集英社

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天明四年五月の十三夜。番方・幣原喬十郎は、湯島の路上で男女の惨殺体を発見する。
傍らには匕首を手に涙を流す若い男が一人。喬十郎は咄嗟に問い質すが、隙をつかれて取り逃がす。
やがて、逃げた男は大盗「大呪の代之助」一味の千吉だと判明。
殺害された男の周辺を洗う中、再び遭遇するも、千吉は殺害を否定し、再び姿を眩ませる。
十年後、喬十郎は、銭相場トラブルで一家を殺害された塩問屋の事件を追う過程で、両替商となった千吉(利兵衛)に出合う。
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月村了衛さんの新作時代小説です。
さすがは月村さん読ませました。
死体を発見した主人公とそこに凶器を持って泣いていた男。
この二人の何十年もの因縁の物語です。
実在人物の長谷川平蔵(鬼平)と遠山金四郎(金さん)が登場するのも楽しい。
鬼平ファンはちょっと怒るかも。


十三夜の焔

十三夜の焔

  • 作者: 月村 了衛
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2022/10/26
  • メディア: 単行本



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マーク・グリーニー「暗殺者の回想」 [本]

マーク・グリーニー「暗殺者の回想」上下 (ハヤカワ文庫NV)

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暗殺者グレイマンことジェントリーは、依頼を受けてアルジェリアのトルコ大使館へ潜入した。
パキスタンの情報機関員を探るこの任務には、彼にとってある目論見があった。
12年前、CIAの特殊活動部地上班であるゴルフ・シエラの一員だったときに関与した南アジアの事件にまつわる情報の獲得だ。
そんな彼の前に「死んだはずの男」が現われ……過去のCIA時代と現在の激闘を巧みに交錯させて描くシリーズ新機軸の最新作
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「暗殺者グレイマン」に始まるマーク・グリーニーの暗殺者シリーズ最新作です。
シリーズ11作目。このシリーズはとても面白いです。
最近、NetFlexでライアン・ゴズリング主演で映画化されました。
映画も面白かったですが、原作の面白さにはかなわなかったです。
今回、主人公ジェントリーはアルジェリアのトルコ大使館に潜入。
そこである男が現れ、、
さすがグリーニー相変わらず読ませます。
12年前の事件と現在の事件が同時進行で描かれ謎が明らかになっていきます。
ラストはそうきたか。続巻が楽しみです。


暗殺者の回想 上 グレイマン (ハヤカワ文庫NV)

暗殺者の回想 上 グレイマン (ハヤカワ文庫NV)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2022/10/18
  • メディア: Kindle版



暗殺者の回想 下 (ハヤカワ文庫NV)

暗殺者の回想 下 (ハヤカワ文庫NV)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2022/10/18
  • メディア: 文庫



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