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東野圭吾「マスカレード・ゲーム」 [本]

東野圭吾「マスカレード・ゲーム」集英社

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解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。
共通点はその殺害方法と、被害者はみな過去に人を死なせた者であることだった。
捜査を進めると、その被害者たちを憎む過去の事件における遺族らが、ホテル・コルテシア東京に宿泊することが判明。
警部となった新田浩介は、複雑な思いを抱えながら再び潜入捜査を開始する――。
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東野圭吾さんのマスカレードシリーズ4作目。
さすがは東野圭吾さんとても面白かったです。
4作ともテイストが違うのがさすが。
今回は事件の関係者が全員ホテル・コルテシア東京に集まるので、また主人公、新田は潜入捜査します。
2作目は前日譚なので映像化されていませんが、1作目と3作目は映画化されています。
本作も面白かったので、木村拓哉、長澤まさみのコンビで映画化して欲しいです。
また、本作のラストでは主人公に意外な展開が待っているので、続編も楽しみです。


マスカレード・ゲーム

マスカレード・ゲーム

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2022/04/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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4月以降に見たい映画 [映画]

4月以降に見たい映画です。

ついでに3月に見た映画です。

12.3/1 「別れる決心」
13.3/3 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
14.3/7 「フェイブルマンズ」
15.3/15 「ブラックライト」
16.3/17 「シャザム!~神々の怒り~」
17.3/18 「シン・仮面ライダー」
18.3/24 「デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム」

テレビ・録画など

「キングダム・オブ・ヘブン」
「ゾンビランド:ダブルタップ」
「宇宙人ポール」
「悪の法則」
「ミラクル・ニール」
「レッド・ファミリー」
「チェイサー」
「エクソダス:神と王」

3月31日
「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」
盗賊や戦士、魔法使いといった個性豊かなメンバーが巨悪に立ち向かうアクションファンタジー。

4月7日
「仕掛人・藤枝梅安2」
何度も映像化された池波正太郎の小説を原作に、豊川悦司が二つの顔を持つ主人公を演じる時代劇の第2弾。

「AIR/エア」
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』などのベン・アフレックとマット・デイモンが共演し、ナイキのシューズ「エア ジョーダン」の誕生秘話を描いたドラマ。

4月14日
「search/#サーチ2」
全編パソコンの画面上でドラマが展開する『search/サーチ』の続編。

5月3日
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」
銀河のはみ出し者たちから成る異色ヒーローチームの冒険を描く『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ第3弾。

5月12日
「デスパレート・ラン」
『インポッシブル』などのナオミ・ワッツが主演とプロデューサーを務めたシチュエーションスリラー。息子が通う高校で立てこもり事件が起きたことを知ったシングルマザーが、息子を救おうと奮闘する。

「MEMORY メモリー」
『ブラックライト』などのリーアム・ニーソンが主演を務めるアクション。自身の信念に反する依頼を放棄したアルツハイマー病の殺し屋が、人身売買組織が関与する陰謀に巻き込まれる。
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エクソダス:神と王 [映画]

「エクソダス:神と王」DVDで見ました。

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紀元前1300年。最強の王国として名をはせるエジプトの王家に養子として迎えられて育ったモーゼ(クリスチャン・ベイル)は、兄弟同然のような固い絆で結ばれていたはずのエジプト王ラムセス(ジョエル・エドガートン)とたもとを分かつ。
その裏には、苦境に立たされている40万にも及ぶヘブライの人々を救わねばならないというモーゼの信念があった。
そして、彼らのための新天地「約束の地」を探し求めることに。
過酷な旅を続ける一方で、彼はエジプトを相手にした戦いを余儀なくされていく。
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リドリー・スコットがモーゼを描いた映画です。モーゼはクリスチャン・ベイル。
さすがはリドリー・スコットに外れなし。この映画も面白かった。
クリスチャン・ベールはもちろん、兄弟として育ったラムセスのジョエル・エドガートン、ジョン・タトゥーロなど俳優陣も好演しています。
大軍の描き方もいいですが、最後の紅海が溢れるシーンなどSFXもよく出来ていました。

監督 リドリー・スコット
脚本 アダム・クーパー、ビル・コラージュ、ジェフリー・ケイン、スティーヴン・ザイリアン
製作 ピーター・チャーニン、リドリー・スコット、ジェンノ・トッピング、マイケル・シェイファー、マーク・ハッファム
音楽 アルベルト・イグレシアス
モーゼ: クリスチャン・ベール
ラムセス: ジョエル・エドガートン
セティ: ジョン・タトゥーロ
ヨシュア: アーロン・ポール
ヘゲップ総督: ベン・メンデルソーン
ツィポラ: マリア・バルベルデ
トゥーヤ: シガニー・ウィーバー
ヌン: ベン・キングズレー
ビティア: ヒアム・アッバス
マラク: アイザック・アンドリュース
専門家: ユエン・ブレムナー
巫女: インディラ・ヴァルマ
ネフェルタリ: ゴルシフテ・ファラハニ
大宰相: ハッサン・マスード
ミリアム: タラ・フィッツジェラルド
カーヤン司令官: ダール・サリム
アロン: アンドリュー・ターベット
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チェイサー [映画]

「チェイサー」DVDで見ました。

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04年に韓国で実際に起きた連続殺人事件をベースに、殺人犯と元刑事の追跡劇を緊張感たっぷりに描き出した犯罪スリラー。
元刑事ジュンホが経営する風俗店から、女たちが相次いで失踪を遂げる。
やがて店の客だった青年ヨンミンが容疑者として逮捕されるが、証拠不十分で釈放されてしまい……。
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連続殺人事件を元にした韓国映画です。
これは面白かったですが、残酷描写が結構きつかったです。
主人公は元刑事で風俗店を経営しているのですが、女たちが失踪し売り飛ばしたと思い込みある男を追います。
実は連続殺人犯なんですが。
後半の展開がすごいです。
よくそこまでという救いのない展開です。
追う男キム・ユンソク、殺人犯ハ・ジョンウはじめ俳優も好演していました。

監督 ナ・ホンジン
脚本 ナ・ホンジン
オム・ジュンホ:キム・ユンソク
チ・ヨンミン:ハ・ジョンウ
キム・ミジン:ソ・ヨンヒ
ユ・ウンジ:キム・ユジョン
オジョ:ク・ボヌン
イ・ギル刑事:チョン・インギ
オ・ウンシル刑事:パク・ヒョジュ
機動捜査隊長:チェ・ジョンウ
機捜隊班長:ミン・ギョンジン
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円城塔「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」 [本]

円城塔「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」集英社

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TVアニメシリーズ『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』小説版!
2030年、千葉県逃尾市に一体の未確認飛行生物が飛来する。
「ジェットジャガー」と呼ばれる銀色のロボットと交戦の末、突然死を遂げたその怪鳥は「ラドン」と名付けられた。
その後、逃尾市周辺でラドンの死骸が相次いで発見されて――小説で描かれるもう一つの物語。
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テレビアニメーション「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」はとても面白かった。
とはいえ円城塔さんのシリーズ構成・脚本なので良く分からない話でした。
良く分からないけれど面白かったのですが、その円城さんが書き下ろした小説版です。
アニメを見ないで小説版を読んでも分からないと思いますが、アニメを見ていても分かりやすくはないです。
でも面白い。
アニメが面白かったという人、円城さんがお好きな人にはお勧めです。


ゴジラ S.P<シンギュラポイント> (ジャンプジェイブックスDIGITAL)

ゴジラ S.P<シンギュラポイント> (ジャンプジェイブックスDIGITAL)

  • 作者: 円城塔
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2022/07/26
  • メディア: Kindle版



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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム [映画]

「デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム」見ました。

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ロックミュージシャン、デヴィッド・ボウイの人生と才能にスポットを当てた、デヴィッド・ボウイ財団初の公式認定ドキュメンタリー。
ボウイが保管していたアーカイブ映像からの未公開映像を「スターマン」「チェンジズ」など40曲以上の楽曲と共に映し出し、ナレーションも全編にわたりボウイの音声で構成される。
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デヴィッド・ボウイのドキュメンタリー映画です。
コアなファンの感想ではどこかで見た映像が多いという物ですが、私はそれほど見ていない演奏も多く楽しく見ました。
ただちょっと繰り返しが多い編集は疑問。2時間15分ですが、冗長な部分を切れば2時間に収まったかも。
ボウイをスクリーンで見られたのは良かったです。

監督・製作・脚本・編集 ブレット・モーゲン
音楽 トニー・ビスコンティ
デビッド・ボウイ
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レッド・ファミリー [映画]

「レッド・ファミリー」DVD見ました。

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誰もがうらやむ理想の家族を絵に描いたような一家。
だがその正体は、母国からの密命を遂行するために韓国に潜入している北朝鮮の工作員チーム、サザンカ班だった。
表では仲むつまじい4人家族だが、玄関のドアを閉めると階級を重んじ、母国の命令を順守するスパイ集団となる。
何かと押し掛けてくる隣人一家を資本主義の隷属者と見下しながらも彼らに憧れを抱き、互いの階級を忘れて家族的な絆を育むようになる4人。
そんな中、メンバーの一人が母国に残した妻子が脱北に失敗したとわかり……。
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キム・ギドク原案の韓国映画です。
サスペンスコメディですが、前半はコメディ要素もあるものの後半はひたすら重苦しい展開となります。
キム・ギドクらしい話かも。
ラストはちょっとよく意味が分かりませんでしたが、希望なのかな。
俳優陣はみな好演していました。

監督 イ・ジュヒョン
脚本 キム・ギドク
原案 キム・ギドク
製作 キム・ドンフ
製作総指揮 キム・ギドク
音楽 チェ・イニョン
ベク・スンへ(妻役/ツツジ班班長):キム・ユミ
キム・ジェホン(夫役):チョン・ウ
チョ・ミョンシク(祖父役):ソン・ビョンホ
オ・ミンジ(娘役):パク・ソヨン
影隊長:キム・ジェホン
金物屋の主人(ツツジ班の上司)
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ミラクル・ニール [映画]

「ミラクル・ニール」DVDで見ました。

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はるか銀河系の彼方ではエイリアンたちが地球を滅ぼそうと画策していたが、一度だけ地球存続のチャンスを与えなくてはならないというルールが存在していた。
そこで彼らはロンドンの教師ニール(サイモン・ペッグ)を適当に選出し、全知全能の力を授ける。
何も知らぬまま地球の命運を託されたニールだったが、そのパワーで愛犬デニスと会話をするなど、くだらないことに能力を使ってばかりで……。
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サイモン・ペッグ主演のSFコメディです。
監督はモンティ・パイソンのテリー・ジョーンズで、宇宙人の声でモンティ・パイソンのメンバーが再結集しています。
基本的には事件に巻き込まれたサイモン・ペッグの話。
お話が面白く。演出も快調で見せました。
ケイト・ベッキンセイルがきれいですね。

監督 テリー・ジョーンズ
脚本 テリー・ジョーンズ、ギャヴィン・スコット
音楽 ジョージ・フェントン
ニール・クラーク - サイモン・ペッグ
キャサリン - ケイト・ベッキンセイル
レイ - サンジーヴ・バスカー
グラント - ロブ・リグル
ジェームズ - ロバート・バサースト
校長 - エディー・イザード
フェネッラ - ジョアンナ・ラムリー
ロージー - マリアンヌ・オルダム
ドロシー - エマ・ピアソン
フィオナ - ミーラ・サイアル
犬のデニス - モジョ
犬のデニスの声 - ロビン・ウィリアムズ
宇宙人の声 - モンティ・パイソン
チーフ宇宙人の声 - ジョン・クリーズ
武闘派宇宙人の声 - テリー・ギリアム
はつらつギャットの声 - エリック・アイドル
知性派宇宙人の声、バンの運転手 - テリー・ジョーンズ
穏健派宇宙人の声 - マイケル・ペイリン
カメオ出演 - ブライアン・コックス
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シン・仮面ライダー [映画]

「シン・仮面ライダー」見ました。

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1971年から1973年にかけて放送された石ノ森章太郎原作の「仮面ライダー」50周年プロジェクトとして、『シン・ゴジラ』などの庵野秀明が監督を務めた特撮アクション。
仮面ライダーこと本郷猛を池松壮亮、ヒロインの緑川ルリ子を浜辺美波、仮面ライダー第2号こと一文字隼人を柄本佑が演じ、西野七瀬や塚本晋也、森山未來などが共演する。
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庵野秀明監督の「仮面ライダー」新作映画です。
楽しく見たのですが、私はオリジナルの「仮面ライダー」をリアルタイムで見ていないのです。
リアルタイム世代ならこの映画をもっと楽しめたのでしょうが、そこまでは熱くなれない。
とはいえ池松壮亮、浜辺美波はじめ俳優陣はみな好演していますし、アクションも冴えていて面白かったです。

監督 庵野秀明
脚本 庵野秀明
原作 石ノ森章太郎
音楽 岩崎琢
撮影 市川修、鈴木啓造
本郷猛 / 仮面ライダー・第1バッタオーグ - 池松壮亮
緑川ルリ子 - 浜辺美波
一文字隼人 / 仮面ライダー第2号・第2バッタオーグ - 柄本佑
緑川弘 - 塚本晋也
SHOCKERの創設者 - 松尾スズキ
コウモリオーグ - 手塚とおる
ヒロミ / ハチオーグ - 西野七瀬
カマキリ・カメレオン(K.K)オーグ - 本郷奏多
上杉柊平
サソリオーグ - 長澤まさみ
仲村トオル
安田顕
緑川イチローの母 - 市川実日子
ケイの声 - 松坂桃李
クモオーグの声 - 大森南朋
情報機関の男 - 斎藤工
政府の男 - 竹野内豊
緑川イチロー / 仮面ライダー第0号・チョウオーグ - 森山未來
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沢木耕太郎「天路の旅人」 [本]

沢木耕太郎「天路の旅人」新潮社

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第二次大戦末期、敵国の中国大陸の奥深くまで「密偵」として潜入した若者・西川一三。
敗戦後もラマ僧に扮したまま、幾度も死線をさまよいながらも、未知なる世界への歩みを止められなかった。
その果てしない旅と人生を、彼の著作と一年間の徹底的なインタビューをもとに描き出す。
著者史上最長にして、新たな「旅文学」の金字塔。
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沢木耕太郎さんの最新作です。これは面白かった。
沢木さんは西川一三に25年前に会い長時間のインタビューを行っていました。
ですが核心に迫れず著作にまとめる事を断念します。
その後西川は2008年に亡くなります。
没後、遺族に連絡をした所、西川の著作の原稿を発見します。
刊行された西川の著作と原稿にはかなりの差があり、インタビューと合わせて西川の旅をたどります。
西川は1943年に満州からチベットに潜入、インド、ネパールを旅します。
インドに入ったころに日本の敗戦を知りますが、調査任務を続けます。
強制送還されたのが1950年です。
本書を読んでこんな人がいたのかという驚きと、西川の旅を克明に描く沢木さんの筆力に驚嘆しました。
お勧めです。


天路の旅人

天路の旅人

  • 作者: 沢木耕太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2022/10/27
  • メディア: Kindle版



天路の旅人 無料お試し版

天路の旅人 無料お試し版

  • 作者: 沢木耕太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2022/10/25
  • メディア: Kindle版



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