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ゾンビランド:ダブルタップ [映画]

「ゾンビランド:ダブルタップ」DVDで見ました。

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2009年、感染者をゾンビ化するウイルスのパンデミックが発生。
コロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)、タラハシー(ウディ・ハレルソン)、ウィチタ(エマ・ストーン)、リトルロック(アビゲイル・ブレスリン)は、32項目におよぶ生き残るためのルールのもと、ゾンビと戦いながら絆を育んできた。
それから10年後の2019年、進化を遂げたゾンビが彼らの前に現れ、4人は倍以上に増えたルールで生き残りを図る。
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『ゾンビランド』の10年後の続編です。
前作と同様に面白いです。
冒頭で4人がホワイトハウスに住んでいるのが笑わせる。
10年たっているのでもっと荒れ果てているんじゃという突っ込みは野暮ですね。
やはりヒロインのエマ・ストーンがいいです。前作よりきれいになっている様な。
前作ではローティーンだったアビゲイル・ブレスリンはすっかり大きくなってました。
ゾンビ映画なのでグロいシーンがあるので苦手な人は注意。
ビル・マーレイ、前作でアレだったのでどう出てくるのかと思ったのですがそう来ましたか。
楽しく見ました。

監督 ルーベン・フライシャー
脚本 レット・リース、ポール・ワーニック、デヴィッド・キャラハム
音楽 デヴィッド・サーディ
タラハシー - ウディ・ハレルソン
コロンバス - ジェシー・アイゼンバーグ
ウィチタ - エマ・ストーン
リトルロック - アビゲイル・ブレスリン
ネバダ - ロザリオ・ドーソン
マディソン - ゾーイ・ドゥイッチ
バークレー - アヴァン・ジョーギア
アルバカーキ - ルーク・ウィルソン
フラッグスタッフ - トーマス・ミドルディッチ
ビル・マーレイ
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田中芳樹「残照」 [本]

田中芳樹「残照」祥伝社

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中国史上ただひとり、陸路で地中海に達した武将がいた。男の名は郭侃。
祖父の代からモンゴルに仕え、攻城戦と砲兵に長けた漢人だった。
1253年モンゴル帝国は、イスラム世界の征服とさらなる領土拡大のため「フラグの大西征」を開始。
37歳の郭侃は、15万の蒙古軍部隊長として西方遠征の途についた。
新兵器「回回(フイフイ)砲」をひっさげ、瞬く間に各地を陥落させる。
だがエジプトを前に、隻眼の猛将バイバルスが立ちはだかり……。
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田中芳樹さんの最新長編です。これは面白かった。やはり題材がいいですね。
父の代からモンゴルに仕えた主人公が、チンギス・カンの孫フラグの軍団で西方に遠征します。
イスラム各地を陥落させますが、、
フラグの遠征という歴史的大事件と後にフビライも登場しモンゴル帝国史が分かりやすく描かれます。
主人公は使者としてですが、キプロス島まで行っています。
正直な所、あまり期待していなかったのですが、いい方向に裏切られました。
お勧めです。


残照

残照

  • 作者: 田中芳樹
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2023/01/13
  • メディア: 単行本



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フェイブルマンズ [映画]

「フェイブルマンズ」見ました。

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初めて訪れた映画館で映画に魅了された少年サミー・フェイブルマン(ガブリエル・ラベル)。
その後彼は8ミリカメラを手に、家族の行事や旅行などを撮影したり、妹や友人たちが登場する作品を制作したりするなど、映画監督になる夢を膨らませていく。
母親(ミシェル・ウィリアムズ)が応援してくれる一方で、父親(ポール・ダノ)は彼の夢を本気にしていなかった。
サミーはそんな両親の間で葛藤しながら、さまざまな人々との出会いを経て成長する。
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ラストの展開に触れています。未見の方は注意。
スティーヴン・スピルバーグ監督の自伝的作品です。
さすがスピルバーグ自伝的作品ながら娯楽映画としてもとても良く出来ていました。
冒頭の「地上最大のショウ」の特撮画面は今の目で見ても素晴らしいと思いました。
主人公のガブリエル・ラベル、母のミシェル・ウィリアムズ、父のポール・ダノはじめ俳優陣も素晴らしい。
ラストのデイヴィッド・リンチ演じるジョン・フォードの登場に思わず涙。
ハリウッドでの活躍も見たかった気はしますが、ここで終わるのが清いのかな。

監督 スティーヴン・スピルバーグ
脚本 スティーヴン・スピルバーグ、トニー・クシュナー
製作 クリスティ・マコスコ・クリーガー、スティーヴン・スピルバーグ、トニー・クシュナー
音楽 ジョン・ウィリアムズ
撮影 ヤヌス・カミンスキー
ガブリエル・ラベル- サミー・フェイブルマン
ミシェル・ウィリアムズ - サミーの母
ポール・ダノ - サミーの父
デイヴィッド・リンチ - ジョン・フォード
セス・ローゲン - ベニー
ジャド・ハーシュ - ボリス・シルドクラート
クロエ・イースト - モニカ・シャーウッド
オークス・フェグリー - チャド・トーマス
ジュリア・バターズ
ジーニー・バーリン
ガブリエル・ベイトマン
グレッグ・グランバーグ
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田中芳樹「白銀騎士団」 [本]

田中芳樹「白銀騎士団」光文社

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武術を極めた中国人の李とインド人のゴーシュ、勝ち気なメイドのアイルランド人のアニー。
率いる若き英国貴族ジョセフはちょっと頼りないけれど、差別も偏見も許さない愛すべき騎士団長なのだ!
人外の悪を倒すため、固い絆で結ばれた「白銀騎士団」、見参。
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田中芳樹さんの新作。1905年のロンドンを舞台に貴族のジョゼフが従者たちと事件に立ち向かいます。
主人をこき下ろしながら協力する従者の李、ゴーシュ、アニーがいいですね。
若きチャーチルが登場するのも面白い。
立ち向かう事件のスケールが大きくないので物語も割とこじんまりしていますが、なかなか面白かったです。


白銀騎士団

白銀騎士団

  • 作者: 田中 芳樹
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2022/03/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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星霊の艦隊 [本]

山口優「星霊の艦隊」1-3ハヤカワ文庫JA

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星霊と呼ばれるAIと人類が共存する未来。人間のユウリとその配偶官の星霊アルフリーデは銀河の覇を争う宇宙艦隊戦に身を投じる。
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山口優さんの新作SFです。
星霊と呼ばれるAIが艦隊や都市を制御する世界で3国が戦争をしています。
星霊が人類を滅ぼそうとしている国と、星霊を奴隷とみなす国、そして主人公らの所属する星霊と人類が対等に共存する国。
10万隻の艦隊が激突する艦隊戦はなかなか面白かった。
2020年代の銀河英雄伝説という趣もありますが、ライトノベル的でちょっとゲームっぽい世界は森岡浩之さんの「星界シリーズ」に近いかな。
設定が凝っている所、百合SF要素もあり多少読者を選ぶかな。
個人的には面白く読みましたが、いいところでつづきます。
続き出るかなあ。


星霊の艦隊 1 (ハヤカワ文庫JA)

星霊の艦隊 1 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 山口 優
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2022/08/17
  • メディア: Kindle版



星霊の艦隊 2 (ハヤカワ文庫JA)

星霊の艦隊 2 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 山口 優
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2022/09/14
  • メディア: Kindle版



星霊の艦隊3 (ハヤカワ文庫JA)

星霊の艦隊3 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 山口 優
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2022/10/18
  • メディア: Kindle版



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