赤い部屋異聞/香港警察東京分室/CONTACT ART原田マハの名画鑑賞術 [本]
読んだ本、3冊です。
法月綸太郎「赤い部屋異聞」KADOKAWA
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作家・法月綸太郎が、偏愛する東西の名作九篇に捧ぐ、オマージュ連作短編集
日常に退屈した者が集い、世に秘められた珍奇な話や猟奇譚を披露する「赤い部屋」。
新会員のT氏は、これまで九十九人の命を奪ったという〈殺人遊戯〉について語り始める。
少しも法律に触れない、安全至極な殺人法とは――そして恐るべき身の上話ののち、仰天の結末がT氏を待ち受けていた!(「赤い部屋異聞」)
乱歩の名作をアレンジし、どんでん返しのつづら折りが見事な表題作ほか、都筑道夫のホラー短編を下敷きにした“決して最後まで読めない本”の怪異譚「だまし舟」(書き下ろし)など、マニアであれば二度おいしい、絶品揃いの全九篇。
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法月綸太郎さんが名作九篇に捧げるオマージュ連作短編集です。
表題作の乱歩「赤い部屋」をはじめ何作かは読んでいました。
原点を超える作品を書くのは大変ですが、どちらかというとリスペクトからオリジナルを知って欲しいという動機で書かれたのかな。
月村了衛「香港警察東京分室」小学館
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香港国家安全維持法成立以来、日本に流入する犯罪者は増加傾向にある。
国際犯罪に対応すべく日本と中国の警察が協力する――インターポールの仲介で締結された「継続的捜査協力に関する覚書」のもと警視庁に設立されたのが「特殊共助係」だ。
だが警察内部では各署の厄介者を集め香港側の接待役をさせるものとされ、「香港警察東京分室」と揶揄されていた。
メンバーは日本側の水越真希枝警視ら5名、香港側のグレアム・ウォン警司ら5名である。
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月村了衛さんの新作長編です。
日本と中国の警察が協力するというのは今の目で見るとありえないと思いますが、状況によってはありかも。
月村作品だけあってアクションや展開は読ませますね。
続編も読んでみたいです。
「CONTACT ART 原田マハの名画鑑賞術」幻冬舎
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アート小説の大家が日本全国の美術館を巡り至宝とコンタクト。
モネ、ルソー、セザンヌ、ウオーホル、東山魁夷、草間彌生――。
古今東西の今見るべき名画を厳選し徹底解説。
大人気番組WOWOW「CONTACT ART」待望の書籍化。
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原田マハさんが日本全国の美術館の名画について書いた本です。
美術館のキュレーターもやっていた原田さんらしく読ませますね。
表紙にもなっているマグリットが好きなので、そこが一番楽しかったです。
他の美術館と名画の解説も面白かったです。
法月綸太郎「赤い部屋異聞」KADOKAWA
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作家・法月綸太郎が、偏愛する東西の名作九篇に捧ぐ、オマージュ連作短編集
日常に退屈した者が集い、世に秘められた珍奇な話や猟奇譚を披露する「赤い部屋」。
新会員のT氏は、これまで九十九人の命を奪ったという〈殺人遊戯〉について語り始める。
少しも法律に触れない、安全至極な殺人法とは――そして恐るべき身の上話ののち、仰天の結末がT氏を待ち受けていた!(「赤い部屋異聞」)
乱歩の名作をアレンジし、どんでん返しのつづら折りが見事な表題作ほか、都筑道夫のホラー短編を下敷きにした“決して最後まで読めない本”の怪異譚「だまし舟」(書き下ろし)など、マニアであれば二度おいしい、絶品揃いの全九篇。
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法月綸太郎さんが名作九篇に捧げるオマージュ連作短編集です。
表題作の乱歩「赤い部屋」をはじめ何作かは読んでいました。
原点を超える作品を書くのは大変ですが、どちらかというとリスペクトからオリジナルを知って欲しいという動機で書かれたのかな。
月村了衛「香港警察東京分室」小学館
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香港国家安全維持法成立以来、日本に流入する犯罪者は増加傾向にある。
国際犯罪に対応すべく日本と中国の警察が協力する――インターポールの仲介で締結された「継続的捜査協力に関する覚書」のもと警視庁に設立されたのが「特殊共助係」だ。
だが警察内部では各署の厄介者を集め香港側の接待役をさせるものとされ、「香港警察東京分室」と揶揄されていた。
メンバーは日本側の水越真希枝警視ら5名、香港側のグレアム・ウォン警司ら5名である。
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月村了衛さんの新作長編です。
日本と中国の警察が協力するというのは今の目で見るとありえないと思いますが、状況によってはありかも。
月村作品だけあってアクションや展開は読ませますね。
続編も読んでみたいです。
「CONTACT ART 原田マハの名画鑑賞術」幻冬舎
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アート小説の大家が日本全国の美術館を巡り至宝とコンタクト。
モネ、ルソー、セザンヌ、ウオーホル、東山魁夷、草間彌生――。
古今東西の今見るべき名画を厳選し徹底解説。
大人気番組WOWOW「CONTACT ART」待望の書籍化。
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原田マハさんが日本全国の美術館の名画について書いた本です。
美術館のキュレーターもやっていた原田さんらしく読ませますね。
表紙にもなっているマグリットが好きなので、そこが一番楽しかったです。
他の美術館と名画の解説も面白かったです。