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高倉健と黒澤映画の「影武者」と呼ばれて [本]

Tak阿部、(聞き手)祓川学「高倉健と黒澤映画の「影武者」と呼ばれて 日米映画界を駆け抜けた男の記」徳間書店

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高倉健のプライベートマネジャーとして、黒澤明の在米法人の代表として、裏方の役割を貫いた「影武者」が
高倉健の没後10年を前にして初めて語った両雄、そしてハリウッド・スターとの日々
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黒澤明の在米法人代表で、高倉健のプライベートマネジャーだったTak阿部さんが体験を語った本です。
日本ではアニメーションの撮影をやっていて機会があり渡米。
コマーシャルの撮影で高倉健さんの知遇を得てプライベートマネジャーに。
黒澤久雄さんとの縁から黒澤明の在米法人代表となります。
黒澤明とコッポラ、ルーカスとの間の交渉をしたり、CMでオノ・ヨーコさんの知遇を得ます。
メビウスと宮﨑駿を取り持ったりもしています。
興味深い本でした。


高倉健と黒澤映画の「影武者」と呼ばれて 日米映画界を駆け抜けた男の記

高倉健と黒澤映画の「影武者」と呼ばれて 日米映画界を駆け抜けた男の記

  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2023/12/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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侍タイムスリッパー [映画]

「侍タイムスリッパー」見ました。

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幕末の京都。会津藩士の高坂新左衛門は家老から長州藩士を討つよう密命を受けるが、標的の男と刃を交えた瞬間、落雷によって気を失ってしまう。
目を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所だった。
新左衛門は行く先々で騒動を起こしながら、江戸幕府が140年前に滅んだことを知り、がく然とする。
一度は死を覚悟する新左衛門だったが、心優しい人たちに助けられ、生きる気力を取り戻していく。
やがて彼は磨き上げた剣の腕だけを頼りに撮影所の門を叩き、斬られ役として生きていくことを決意する。
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評判がいいので初日に見ました。上映後に舞台挨拶があり監督と主要キャストが登壇。
これは面白かったです。
侍が現代の時代劇撮影所にタイムスリップ、斬られ役となりますが、、
現代になじめない主人公が真面目に演じているのが笑わせます。
その後の展開は書けませんが、そう来たかという展開で主人公が撮影所にタイムスリップした理由が分かります。
臥龍点睛のサゲまで2時間20分とちょっと長いですが、見せました。
自主制作映画ですが、東映京都撮影所が特別協力しています。

監督・脚本・編集・撮影 安田淳一
殺陣 清家一斗
助監督 高垣博也 沙倉ゆうの
高坂新左衛門 山口馬木也
風見恭一郎 冨家ノリマサ
山本優子 沙倉ゆうの
殺陣師・関本 峰蘭太郎
山形彦九郎庄 野﨑謙
住職の妻・節子紅萬子
西経寺住職 福田善晴
撮影所所長・井上 井上肇
斬られ役俳優・安藤 安藤彰則
錦京太郎 田村ツトム
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