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ビートルジュース ビートルジュース [映画]

「ビートルジュース ビートルジュース」見ました。

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ティム・バートン監督が、自身の出世作となった1988年の映画「ビートルジュース」の35年後を描いたホラーコメディ。
死後の世界で「人間怖がらせ屋」を営む推定年齢600歳のビートルジュースは、かつて結婚を迫るもかなわなかったリディアのことをいまだに忘れられずにいた。
リディアは自身の霊能力を生かしてテレビ番組の司会者として活躍しているが、私生活では一人娘アストリッドとの関係に頭を悩ませている。
アストリッドは幽霊の存在を信じておらず、母の霊能力もインチキだと思っているのだ。
ある日、数世紀前から死後の世界の倉庫に封じられていたビートルジュースの元妻ドロレスが復活し、ビートルジュースに対して復讐を企てる。
一方、アストリッドが死後の世界に囚われてしまい、リディアは最終手段としてビートルジュースに助けを求めるが……。
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これは楽しかった。
バートン監督はファンでほぼ全作品を見ています。
初期の作品は凄かったのですが、最近はオトナになって本気出してない感がありました。
本作は久々にバートン節が炸裂した快作です。
前作が面白かったという人にはお勧め。
ただ、結構バートン節はグロいので苦手な人は注意。
キャラはグロ可愛いし、 ウィノナ・ライダーは役は悩みが多いですが、好演。
モニカ・ベルッチのつぎはぎ美女はグロ美しい。
俳優陣もみな好演していて、お話の展開も面白く、観客は選びますがお勧めです。

監督 ティム・バートン
脚本 アルフレッド・ガフ、マイルズ・ミラー
原案 セス・グレアム=スミス
製作 ブラッド・ピット、ティム・バートン他
音楽 ダニー・エルフマン
ビートルジュース - マイケル・キートン
リディア・ディーツ - ウィノナ・ライダー
デリア・ディーツ - キャサリン・オハラ
アストリッド・ディーツ - ジェナ・オルテガ
ローリー - ジャスティン・セロー
ドロレス - モニカ・ベルッチ
ウルフ・ジャクソン - ウィレム・デフォー
ジェレミー - アーサー・コンティ
ダミアン神父 - バーン・ゴーマン
管理人 - ダニー・デヴィート
ボブ - ニック・ケリントン
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みんな酒場で大きくなった [本]

太田和彦「みんな酒場で大きくなった」京阪神Lマガジン

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酒場の達人・太田和彦が、酒場好きのあの人やこの人と共にツィーと語り合う対談集。
「酒の席」だから踏み込める、おもしろ深~い世界をご堪能あれ!
対談相手:椎名誠・角野卓造・東海林さだお・川上弘美・大沢在昌・成田一徹
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太田和彦さんの対談集です。
どの対談も面白いですが、やはり椎名誠さんとの長い付き合いを語る回が面白かったかな。
尾瀬あきらさんの漫画もあります。


みんな酒場で大きくなった

みんな酒場で大きくなった

  • 作者: 太田和彦
  • 出版社/メーカー: 京阪神Lマガジン
  • 発売日: 2013/10/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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三谷幸喜のありふれた生活18 [本]

「三谷幸喜のありふれた生活18 時の過ぎゆくままに」朝日新聞出版

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朝日新聞の大人気連載の書籍化18弾。
カバーイラストは17巻から引き続き、18巻もヨシタケシンスケさんの描きおろし。
三谷さんが「そっくり!」と大絶賛の三谷Jr.の姿も登場です。
巻末には、朝日新聞連載で発表された古畑任三郎の小説「殺意の湯煙」を、えのころ工房さんが本書のために描きおろしたイラスト入りで完全収録しました。
2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の執筆秘話もたっぷりです。今巻も盛りだくさんの内容でお届けします。
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三谷幸喜さんの朝日新聞連載の最新刊です。
今回は「鎌倉殿の13人」話が多く楽しかったです。
大河版「仁義なき戦い」と言われた「鎌倉殿の13人」。
三谷さんは見ていなかった「仁義なき戦い」をDVDで見たそうです。
「仁義なき戦い」ファンの私としては三谷さんの仁義評が一番読み応えがありました。
金子信雄の演技が一人異質だとか。
古畑任三郎の小説も収録。


三谷幸喜のありふれた生活 (18) 時の過ぎゆくままに

三谷幸喜のありふれた生活 (18) 時の過ぎゆくままに

  • 作者: 三谷 幸喜
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2024/04/19
  • メディア: 単行本



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スオミの話をしよう [映画]

「スオミの話をしよう」見ました。

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豪邸に暮らす著名な詩人・寒川の新妻・スオミが行方不明となった。
豪邸を訪れた刑事の草野はスオミの元夫で、すぐにでも捜査を開始すべきだと主張するが、寒川は「大ごとにしたくない」と、その提案を拒否する。
やがて、スオミを知る男たちが次々と屋敷にやってくる。
誰が一番スオミを愛していたのか、誰が一番スオミに愛されていたのか。
安否をそっちのけでスオミについて熱く語り合う男たち。
しかし、男たちの口から語られるスオミはそれぞれがまったく違う性格の女性で……。
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三谷幸喜監督の新作です。
「ギャラクシー街道」ほどつまらなくはなかったですが、私にはいまいちでした。
前作の「記憶にございません!」は面白かったのになあ。
俳優陣はみな好演していて特に長澤まさみはキレイ。
ただお話がなあ、、コメディなのにあまり笑えないというのがツラい。
次回作に期待します。

監督 三谷幸喜
脚本 三谷幸喜
音楽 荻野清子
スオミ / 時枝:長澤まさみ
草野圭吾:西島秀俊
十勝左衛門:松坂桃李
小磯杜夫:瀬戸康史
魚山大吉:遠藤憲一
宇賀神守:小林隆
寒川しずお:坂東彌十郎
乙骨直虎:戸塚純貴
阿南健治
梶原善
薊:宮澤エマ
ゆうたろう
操上和美
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謎のアジア納豆/幻のアフリカ納豆を追え! [本]

高野秀行さんの本をさらに二冊。高野さんの本は面白い。

高野秀行「謎のアジア納豆: そして帰ってきた〈日本納豆〉」新潮社

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誰もが「日本独自の伝統食品」と信じて疑わない納豆。
だが、アジア大陸には日本人以上に納豆を食べている民族がいくつも存在した。
日本の納豆とアジアの納豆は同じなのか、違うのか?起源はどこなのか?そもそも納豆とは一体何なのか?
納豆の謎にとりつかれたノンフィクション作家は、ミャンマーやネパールの山中をさまよい、研究所で菌の勉強にはげみ、中国に納豆の源流を求め、日本では東北から九州を駆けめぐる。
縦横無尽な取材と試食の先に見えてきた、納豆の驚くべき<素顔>とは?
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高野さんはアジアの辺境を旅していて納豆を発見。
納豆の謎にとりつかれた高野さんはアジアの辺境をさまよい納豆を探求します。
アジア納豆は基本的には日本の納豆と同じですが、乾燥して保存できる様にしたものなど様々でした。
最後に登場した仮説は過去には中国にも納豆があったのですが、廃れてアジアの辺境に残ったというもの。
壮大な話で面白かったです。最後に予告されている様に次はアフリカ納豆を追います。

高野秀行「幻のアフリカ納豆を追え! : そして現れた<サピエンス納豆>」新潮社

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アジア辺境の納豆の存在を突き止めた著者が、今度は、IS出没地域から南北軍事境界線まで、幻の納豆を追い求める。
隠れキリシタン納豆とは。ハイビスカスやバオバブからも納豆がつくられていた!?
そして、人類の食文化を揺るがす新説「サピエンス納豆」とは一体。
執念と狂気の取材が結実した、これぞ、高野ワークスの集大成。
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「謎のアジア納豆」の続編。実はこちらを先に読んでしまいました。
今度はアフリカ納豆を追います。サハラ砂漠の南側に納豆がありました。
サハラのすぐ南はIS出没で危険地帯となっているので入れず、もう少し南へ。
複数の国で納豆が作られていました。
最初は豆は違っていた様ですが、最近は大豆の納豆も増えているそうです。
探求していくとどんどん協力者が増えていくのが高野さんの人柄を思わせ楽しい。
前作と同じく高野さんの文章のうまさ、ユーモアがいいですね。


謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―(新潮文庫)

謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―(新潮文庫)

  • 作者: 高野秀行
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2020/07/03
  • メディア: Kindle版



幻のアフリカ納豆を追え! : そして現れた<サピエンス納豆>

幻のアフリカ納豆を追え! : そして現れた<サピエンス納豆>

  • 作者: 高野秀行
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2020/08/27
  • メディア: 単行本



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未来国家ブータン/ミャンマーの柳生一族 [本]

高野秀行さんの本を二冊。高野さんの本は面白い。

高野さんは「イラク水滸伝」で今年のドゥマゴ賞を受賞。めでたい。
https://mezamashi.media/article/15412857

高野秀行「未来国家ブータン」集英社

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ブータン政府公認プロジェクトで雪男探し!!
「あの国には雪男がいるんですよ!」。そのひと言に乗せられて高野氏はブータンヘ飛んだ。
雪男を探しながらも、「世界最高の環境立国」「世界で一番幸せな国」と呼ばれる本当の理由にたどりつく。
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高野さんのブータン探訪本。
高野さんにしては珍しくゲリラに襲撃されたり、国境で逮捕されたり、騙されたりしないです。
最初の方は高山病には悩まされますが。
雪男探しに目がくらんで珍しくSDGSなどマジメなテーマにも挑みますが、、
でも高野さんの文章のうまさ、自分を客観的に描いて笑わせる楽しさはさすが。

高野秀行「ミャンマーの柳生一族」集英社文庫

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旅行ガイドは軍情報部!?爆笑必至の珍道中記。先輩・船戸与一と取材旅行に出かけたミャンマー。
しかし軍事政権はこの二人の行動を疑い、江戸幕府のために暗躍した柳生一族にも似た軍情報部を同行させる。
これは現代の話か!?と笑い炸裂の珍道中。
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高野さんの船戸与一さんのミャンマー取材同行記。
柳生一族とはミャンマーの軍情報部を徳川幕府になぞらえたもの。
高野さん曰く、アウンサン将軍は家康、娘のアウンサン・スー・チーは千姫。
アウンサン死後のミャンマーで軍情報部を一手ににぎる一族は柳生一族だとか。
軍情報部のキレ物とそうでもない連中が同行する取材は抱腹絶倒です。
ところが取材後には柳生一族がミャンマー政府=幕府に滅ぼされるというとんでもないオチが。そう来たか。


未来国家ブータン (集英社文庫)

未来国家ブータン (集英社文庫)

  • 作者: 高野秀行
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2016/07/15
  • メディア: Kindle版



【カラー版】ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)

【カラー版】ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)

  • 作者: 高野秀行
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2014/06/05
  • メディア: Kindle版



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エイリアン ロムルス [映画]

「エイリアン ロムルス」見ました。

少し話の展開に触れています。

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人生の行き場を失った6人の若者たちは、廃墟と化した宇宙ステーション「ロムルス」を発見し、生きる希望を求めて探索を開始する。
しかしそこで彼らを待ち受けていたのは、人間に寄生して異常な速さで進化する恐怖の生命体・エイリアンだった。
その血液はすべての物質を溶かすほど強力な酸性であるため、攻撃することはできない。
逃げ場のない宇宙空間で、次々と襲い来るエイリアンに翻弄され極限状態に追い詰められていく6人だったが……。
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「エイリアン」の続編の新作映画です。これは面白かった。
とにかくお話が良く出来ています。
1作目を踏襲するSFホラーとしても良く出来ていますが、気にいったのは宇宙SFとして良く出来ている所。
宇宙ステーション「ロムルス」のVFXが上出来で臨場感があります。
VFXに関してはシリーズ1番の出来です。
過去のシリーズのエッセンスも散りばめられていて、2作目ばりのアクションを成立させるアイディアにはうなりました。
その手があったか!
俳優陣もみな好演し演出も冴えていました。
ホラーなので残酷なシーンもありますので苦手な人は注意。

監督 フェデ・アルバレス
脚本 フェデ・アルバレス、ロド・サヤゲス
原作 ダン・オバノン、ロナルド・シャセット
製作 リドリー・スコット他
製作総指揮 フェデ・アルバレス他
音楽 ベンジャミン・ウォルフィッシュ
レイン・キャラダイン - ケイリー・スピーニー
アンディ - デヴィッド・ジョンソン
タイラー - アーチー・ルノー
ケイ - イザベラ・メルセード
ビヨン - スパイク・ファーン
ナヴァロ - アイリーン・ウー
ルーク - ダニエル・ベッツ
ゼノモーフ - トレバー・ニューリン
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9月以降に見たい映画 [映画]

9月以降に見たい映画です。

ついでに8月に見た映画です。

41.8/3 「ツイスターズ」
42.8/9 「ブルーピリオド」
43.8/17 「侍タイムスリッパー」
44.8/18 「フォールガイ」

録画・DVDなど

「愛唄ー約束のナクヒトー」
「線は、僕を描く」
「JSA」
「SISU/不死身の男」
「ポーカーフェイス/裏切りのカード」
「フォロウィング」

8月23日
「ラストマイル」
テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の監督・塚原あゆ子と脚本家・野木亜紀子が再タッグを組み、両シリーズと同じ世界線で起きた連続爆破事件の行方を描いたサスペンス映画。

「ソウルの春」
1970年代末に韓国民主主義の存亡を揺るがした実在の事件を基にフィクションを交えながら映画化し、韓国で2023年の観客動員数第1位となる大ヒットを記録したドラマ。

9月6日
「エイリアン ロムルス」
リドリー・スコット監督による1979年の傑作「エイリアン」の“その後”を舞台に、エイリアンの恐怖に遭遇した若者たちの運命を描くSFサバイバルスリラー。

「ランサム 非公式作戦」
「神と共に」シリーズのハ・ジョンウとチュ・ジフンが再共演し、レバノンで拉致された韓国人の救出に挑む外交官とタクシー運転手の戦いを活写したポリティカルアクション。

9月13日
「スオミの話をしよう」
三谷幸喜が「記憶にございません!」以来5年ぶりに手がけた映画監督・脚本作品。

9月27日
「ビートルジュース ビートルジュース」
ティム・バートン監督が、自身の出世作となった1988年の映画「ビートルジュース」の35年後を描いたホラーコメディ。

「犯罪都市 PUNISHMENT」
韓国の人気俳優マ・ドンソクが主演を務める大ヒットクライムアクション「犯罪都市」シリーズ第4弾。
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