海洋堂創世記 [本]
樫原辰郎「海洋堂創世記」白水社
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海洋堂公認!
『1Q84』とも『あまちゃん』とも違う狂熱の80年代が、ナショナル・パナソニックの企業城下町で、日夜、繰り広げられていた!
大阪芸術大学に通う〈僕〉が足を踏み入れた、狭い路地の奥の倉庫。
まさしくそこが模型づくりの聖地であり、総本山であり、梁山泊である海洋堂だった。
そこで、〈僕〉は、館長や専務、ボーメさんら原型師たちとともに、疾風怒濤の日々を過ごしてゆく──。
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樫原辰郎さんがかってバイトしていた海洋堂を久々に尋ねる所から始まり、回想となります。
有名な館長、専務、ボーメさんら原型師と出会っての日々が描かれます。
ほとんど全員が存命というのが凄い。
海洋堂のライバルとして、ゼネプロ(後のガイナックス)が登場しますが、海洋堂はオタキングこと岡田斗司夫に蔑視され敵視していたというのが興味深い。
個人的には後にアニメなどの作り手に回る構想のあったゼネプロは海洋堂をしょせん模型屋と思っていたのかな。
ゼネプロがダイコンフィルムで作り手になってからは敵対関係も薄れたとか。
やはりボーメさんら原型師たちの個性的な描写が面白い。
最後は現在に戻ってその後が語られます。
樫原さんは海洋堂を去り上京し、映画監督、脚本家、文筆家として活躍しているそうです。
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海洋堂公認!
『1Q84』とも『あまちゃん』とも違う狂熱の80年代が、ナショナル・パナソニックの企業城下町で、日夜、繰り広げられていた!
大阪芸術大学に通う〈僕〉が足を踏み入れた、狭い路地の奥の倉庫。
まさしくそこが模型づくりの聖地であり、総本山であり、梁山泊である海洋堂だった。
そこで、〈僕〉は、館長や専務、ボーメさんら原型師たちとともに、疾風怒濤の日々を過ごしてゆく──。
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樫原辰郎さんがかってバイトしていた海洋堂を久々に尋ねる所から始まり、回想となります。
有名な館長、専務、ボーメさんら原型師と出会っての日々が描かれます。
ほとんど全員が存命というのが凄い。
海洋堂のライバルとして、ゼネプロ(後のガイナックス)が登場しますが、海洋堂はオタキングこと岡田斗司夫に蔑視され敵視していたというのが興味深い。
個人的には後にアニメなどの作り手に回る構想のあったゼネプロは海洋堂をしょせん模型屋と思っていたのかな。
ゼネプロがダイコンフィルムで作り手になってからは敵対関係も薄れたとか。
やはりボーメさんら原型師たちの個性的な描写が面白い。
最後は現在に戻ってその後が語られます。
樫原さんは海洋堂を去り上京し、映画監督、脚本家、文筆家として活躍しているそうです。
三谷幸喜 創作の謎 [本]
三谷幸喜、松野大介「三谷幸喜 創作の謎」講談社
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大ヒットしたNHK大河ドラマの傑作『鎌倉殿の13人』から、脚本・監督を務めた最新作『スオミの話をしよう』まで、当代随一の喜劇作家が明かす「物語作り」の秘密――。
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三谷幸喜さんが元ABブラザーズで作家の松野大介さんと作品について語った本、2冊目。
文庫化もされた「三谷幸喜 創作を語る」は「古畑任三郎」から「清須会議」までが語られていました。
今回は「真田丸」「鎌倉殿の13人」から最新作「スオミの話をしよう」まで。
裏話が面白いです。「真田丸」の長澤まさみさんの役は本人が「樹木希林」さんの様な役をやりたいと言ったとか。
だから役名はきりなんですね。
「ギャラクシー街道」がなぜ失敗したかという話もあります。
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大ヒットしたNHK大河ドラマの傑作『鎌倉殿の13人』から、脚本・監督を務めた最新作『スオミの話をしよう』まで、当代随一の喜劇作家が明かす「物語作り」の秘密――。
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三谷幸喜さんが元ABブラザーズで作家の松野大介さんと作品について語った本、2冊目。
文庫化もされた「三谷幸喜 創作を語る」は「古畑任三郎」から「清須会議」までが語られていました。
今回は「真田丸」「鎌倉殿の13人」から最新作「スオミの話をしよう」まで。
裏話が面白いです。「真田丸」の長澤まさみさんの役は本人が「樹木希林」さんの様な役をやりたいと言ったとか。
だから役名はきりなんですね。
「ギャラクシー街道」がなぜ失敗したかという話もあります。
体験的女優論 [本]
鈴木敏夫「体験的女優論」河出書房新社
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スタジオジブリの名プロデューサーによる映画エッセイ。
大原麗子、風吹ジュンから、梶芽衣子、緑魔子など、無類の映画好きが見た映画と女優の魅力が満載。
ジブリ映画製作の裏側も。
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鈴木敏夫さんの女優に関するエッセイ。面白かったです。
鈴木さんは元アサヒ芸能の記者。
梶芽衣子さんに始まり体験的に見た映画女優について縦横に語っています。
入口は女優論ですが、そこから監督論、脚本家論も。
とにかくたくさん見ているのに圧倒されます。
大原麗子の代表作として市川崑監督のサントリーのCMをあげているのも納得。
神代辰巳監督の話も長いですが、今村昇平、山田太一などなども語っています。
高畑監督や宮﨑監督との映画作りで見た映画を生かしたという裏話も。
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スタジオジブリの名プロデューサーによる映画エッセイ。
大原麗子、風吹ジュンから、梶芽衣子、緑魔子など、無類の映画好きが見た映画と女優の魅力が満載。
ジブリ映画製作の裏側も。
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鈴木敏夫さんの女優に関するエッセイ。面白かったです。
鈴木さんは元アサヒ芸能の記者。
梶芽衣子さんに始まり体験的に見た映画女優について縦横に語っています。
入口は女優論ですが、そこから監督論、脚本家論も。
とにかくたくさん見ているのに圧倒されます。
大原麗子の代表作として市川崑監督のサントリーのCMをあげているのも納得。
神代辰巳監督の話も長いですが、今村昇平、山田太一などなども語っています。
高畑監督や宮﨑監督との映画作りで見た映画を生かしたという裏話も。
虚の伽藍 [本]
月村了衛「虚の伽藍」新潮社
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日本仏教の最大宗派・燈念寺派。
弱者の救済を志す若き僧侶・志方凌玄がバブル期の京都で目にしたのは、暴力団、フィクサー、財界重鎮に市役所職員……古都の金脈に群がる魑魅魍魎だった。
腐敗した燈念寺派を正道に戻すため、あえて悪に身を投じる凌玄だが、金にまみれた求道の果てに待っていたのは――。
人間の核心に迫る圧巻の社会派巨編。
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月村了衛さんの新作です。これは面白かったです。
京都の仏教の闇を描いて一気に読ませました。
やくざ、フィクサー、僧侶が入り乱れて暗闘します。
月村さんの代表作「機龍警察」の最新作で敵役が京都の闇を代表する人物だったのでその取材の成果なのかも。
お勧めです。
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日本仏教の最大宗派・燈念寺派。
弱者の救済を志す若き僧侶・志方凌玄がバブル期の京都で目にしたのは、暴力団、フィクサー、財界重鎮に市役所職員……古都の金脈に群がる魑魅魍魎だった。
腐敗した燈念寺派を正道に戻すため、あえて悪に身を投じる凌玄だが、金にまみれた求道の果てに待っていたのは――。
人間の核心に迫る圧巻の社会派巨編。
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月村了衛さんの新作です。これは面白かったです。
京都の仏教の闇を描いて一気に読ませました。
やくざ、フィクサー、僧侶が入り乱れて暗闘します。
月村さんの代表作「機龍警察」の最新作で敵役が京都の闇を代表する人物だったのでその取材の成果なのかも。
お勧めです。
グラディエーターII 英雄を呼ぶ声 [映画]
「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」見ました。
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巨匠リドリー・スコットが監督を手がけ、アカデミー賞で作品賞や主演男優賞など5部門を受賞した「グラディエーター」の24年ぶりとなる続編。
将軍アカシウス率いるローマ帝国軍の侵攻により、愛する妻を殺された男ルシアス。
すべてを失い、アカシウスへの復讐を胸に誓う彼は、マクリヌスという謎の男と出会う。
ルシアスの心のなかで燃え盛る怒りに目をつけたマクリヌスの導きによって、ルシアスはローマへと赴き、マクリヌスが所有する剣闘士となり、力のみが物を言うコロセウムで待ち受ける戦いへと踏み出していく。
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「グラディエーター」の続編です。リドリー・スコットに外れなし、面白かったです。
冒頭の戦争シーンから大迫力。敗北した主人公はローマに連れ去られ剣闘士となります。
このローマの荒廃した風景も凄い。CGも良く出来ていますが、相当巨大なセットを作ったそうです。
主人公ポール・メスカルはじめ俳優陣もみな好演していますが、デンゼル・ワシントンの謎の男が良かった。
前作と同様、史実にはあまり忠実ではないですが、映画としては良く出来ていました
監督 リドリー・スコット
脚本 デヴィッド・スカルパ
原案 ピーター・クレイグ、デヴィッド・スカルパ
原作 デヴィッド・フランゾーニ
製作 リドリー・スコット他
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
ルシアス・ヴェルス - ポール・メスカル
マルクス・アカシウス - ペドロ・パスカル
マクリヌス - デンゼル・ワシントン
ルッシラ - コニー・ニールセン
ゲタ - ジョセフ・クイン
カラカラ - フレッド・ヘッキンジャー
グラックス議員 - デレク・ジャコビ
ウィッゴ - リオル・ラズ
トラエクス - ティム・マッキナリー
ラヴィ - アレクサンダー・カリム
テグーラ - ロリー・マッキャン
ユーグルタ - ピーター・メンサー
闘技場の進行役 - マット・ルーカス
マキシマス・デシムス・メリディアス - ラッセル・クロウ
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巨匠リドリー・スコットが監督を手がけ、アカデミー賞で作品賞や主演男優賞など5部門を受賞した「グラディエーター」の24年ぶりとなる続編。
将軍アカシウス率いるローマ帝国軍の侵攻により、愛する妻を殺された男ルシアス。
すべてを失い、アカシウスへの復讐を胸に誓う彼は、マクリヌスという謎の男と出会う。
ルシアスの心のなかで燃え盛る怒りに目をつけたマクリヌスの導きによって、ルシアスはローマへと赴き、マクリヌスが所有する剣闘士となり、力のみが物を言うコロセウムで待ち受ける戦いへと踏み出していく。
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「グラディエーター」の続編です。リドリー・スコットに外れなし、面白かったです。
冒頭の戦争シーンから大迫力。敗北した主人公はローマに連れ去られ剣闘士となります。
このローマの荒廃した風景も凄い。CGも良く出来ていますが、相当巨大なセットを作ったそうです。
主人公ポール・メスカルはじめ俳優陣もみな好演していますが、デンゼル・ワシントンの謎の男が良かった。
前作と同様、史実にはあまり忠実ではないですが、映画としては良く出来ていました
監督 リドリー・スコット
脚本 デヴィッド・スカルパ
原案 ピーター・クレイグ、デヴィッド・スカルパ
原作 デヴィッド・フランゾーニ
製作 リドリー・スコット他
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
ルシアス・ヴェルス - ポール・メスカル
マルクス・アカシウス - ペドロ・パスカル
マクリヌス - デンゼル・ワシントン
ルッシラ - コニー・ニールセン
ゲタ - ジョセフ・クイン
カラカラ - フレッド・ヘッキンジャー
グラックス議員 - デレク・ジャコビ
ウィッゴ - リオル・ラズ
トラエクス - ティム・マッキナリー
ラヴィ - アレクサンダー・カリム
テグーラ - ロリー・マッキャン
ユーグルタ - ピーター・メンサー
闘技場の進行役 - マット・ルーカス
マキシマス・デシムス・メリディアス - ラッセル・クロウ
山本巧次「蟷螂の城」 [本]
山本巧次「蟷螂の城 定廻り同心 新九郎、時を超える」光文社文庫
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江戸町奉行所の同心・瀬波新九郎は、これまで度々江戸の世界から戦国時代へとタイムスリップさせられ、行った先で難題を解決してきた。
久しぶりにゆったりとして日々を送っていた新九郎は、志津との祝言に向けて思いを募らせていた。
と、そこに、急遽、問題が持ち上がる。
志津の父・上谷畿三郎は作事奉行の下吏を務めているが、畿三郎の持つ脇差に入っている家紋が不届きだと讒言を受け、謹慎させられてしまったのだ。
もはや祝言を行うどころではない。
そこで、言いがかりをつけたと思しき人物の周辺を調べることにしたのだが、そんな折に、またも時空を飛び越えてしまった。
辿りついた先は、なんと関ヶ原の合戦直後の戦場近くの場所だった……。
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「八丁堀のおゆう」の山本巧次さんの新作です。
二か月連続刊行された「鷹の城」「岩鼠の城」の続編の三作目。
現代と江戸時代が時穴でつながっているおゆうとは違い、江戸の同心が過去にタイムスリップします。
1作目は信長の時代、2作目は秀吉の時代で本作は関ヶ原の戦いの直後。
前作と同様、先祖の危機を救う事になります。
SFミステリとしてなかなかよく出来ています。
三部作で完結っぽいですが、続編もあれば読みたいですね。
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江戸町奉行所の同心・瀬波新九郎は、これまで度々江戸の世界から戦国時代へとタイムスリップさせられ、行った先で難題を解決してきた。
久しぶりにゆったりとして日々を送っていた新九郎は、志津との祝言に向けて思いを募らせていた。
と、そこに、急遽、問題が持ち上がる。
志津の父・上谷畿三郎は作事奉行の下吏を務めているが、畿三郎の持つ脇差に入っている家紋が不届きだと讒言を受け、謹慎させられてしまったのだ。
もはや祝言を行うどころではない。
そこで、言いがかりをつけたと思しき人物の周辺を調べることにしたのだが、そんな折に、またも時空を飛び越えてしまった。
辿りついた先は、なんと関ヶ原の合戦直後の戦場近くの場所だった……。
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「八丁堀のおゆう」の山本巧次さんの新作です。
二か月連続刊行された「鷹の城」「岩鼠の城」の続編の三作目。
現代と江戸時代が時穴でつながっているおゆうとは違い、江戸の同心が過去にタイムスリップします。
1作目は信長の時代、2作目は秀吉の時代で本作は関ヶ原の戦いの直後。
前作と同様、先祖の危機を救う事になります。
SFミステリとしてなかなかよく出来ています。
三部作で完結っぽいですが、続編もあれば読みたいですね。
蟷螂の城 定廻り同心 新九郎、時を超える (光文社文庫 や 39-3)
- 作者: 山本巧次
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2024/09/11
- メディア: 文庫
ハプニング [映画]
「ハプニング」録画で見ました。
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「シックス・センス」「サイン」のM・ナイト・シャマラン監督が、何の前触れもなく突然起こった人類滅亡の危機をサスペンスフルに描いたパニック大作。
ある日突然全米全土からミツバチの姿が消えたのを皮切りに人々が次々と倒れていく異常現象が発生。
フィラデルフィアの高校教師エリオットは妻や友人の娘を守るために見えない脅威からの逃避行を続けるが……。
------------
M・ナイト・シャマラン監督の2008年のサスペンス映画です。
突然、人々が自殺する異変が起きます。
マーク・ウォールバーグ演じる主人公は異変を逃れ妻と友人と逃避行を続けますが、、
異変の原因は学者が推測するのみで謎です。
色々あって田舎の屋敷に取り残された主人公。
屋敷の離れに妻がいるのですが、建物に伝声管があり声が近くにある様に聞こえるという設定が面白かった。
マーク・ウォールバーグ自身は失敗作と語っているそうですが、私には面白かった。
監督 M・ナイト・シャマラン
脚本 M・ナイト・シャマラン
製作 M・ナイト・シャマラン他
音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード
エリオット・ムーア - マーク・ウォールバーグ
アルマ・ムーア - ズーイー・デシャネル
ジュリアン - ジョン・レグイザモ
ジェス - アシュリー・サンチェス
ジョシュ - スペンサー・ブレスリン
ジョーンズ夫人 - ベティ・バックリー
ジョーイ - M・ナイト・シャマラン
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「シックス・センス」「サイン」のM・ナイト・シャマラン監督が、何の前触れもなく突然起こった人類滅亡の危機をサスペンスフルに描いたパニック大作。
ある日突然全米全土からミツバチの姿が消えたのを皮切りに人々が次々と倒れていく異常現象が発生。
フィラデルフィアの高校教師エリオットは妻や友人の娘を守るために見えない脅威からの逃避行を続けるが……。
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M・ナイト・シャマラン監督の2008年のサスペンス映画です。
突然、人々が自殺する異変が起きます。
マーク・ウォールバーグ演じる主人公は異変を逃れ妻と友人と逃避行を続けますが、、
異変の原因は学者が推測するのみで謎です。
色々あって田舎の屋敷に取り残された主人公。
屋敷の離れに妻がいるのですが、建物に伝声管があり声が近くにある様に聞こえるという設定が面白かった。
マーク・ウォールバーグ自身は失敗作と語っているそうですが、私には面白かった。
監督 M・ナイト・シャマラン
脚本 M・ナイト・シャマラン
製作 M・ナイト・シャマラン他
音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード
エリオット・ムーア - マーク・ウォールバーグ
アルマ・ムーア - ズーイー・デシャネル
ジュリアン - ジョン・レグイザモ
ジェス - アシュリー・サンチェス
ジョシュ - スペンサー・ブレスリン
ジョーンズ夫人 - ベティ・バックリー
ジョーイ - M・ナイト・シャマラン
十一人の賊軍 [映画]
「十一人の賊軍」見ました。
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江戸幕府から明治政府へと政権が移りかわる中で起こった戊辰戦争を背景に、11人の罪人たちが藩の命令により決死の任に就く姿を描いた時代劇アクション。
「日本侠客伝」「仁義なき戦い」シリーズなどで知られる名脚本家の笠原和夫が残した幻のプロットを、「孤狼の血」「碁盤斬り」の白石和彌が監督、山田孝之と仲野太賀が主演を務めて映画化した。
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白石和彌監督の新作です。笠原和夫の原案を白石監督が映画化しました。
これは見ごたえがありました。2時間半を超える長い映画ですが、一気に見せます。
戊辰戦争で罪人たちが砦にこもります。官軍が砦を攻める中、新発田藩は官軍と賊軍に対応しますが、、
結構、残酷なシーンもあるので苦手な人は注意。
W主演の山田孝之、仲野太賀はじめ俳優陣も熱演しています。
仲野太賀はいい人の役が多いイメージですが、殺陣も素晴らしくアクションもいいです。
本山力は初めて見ましたが、殺陣が素晴らしい。
特にインパクトがあるのは悪役の阿部サダヲ。ここまでの悪役は見た事ない。
とはいえ藩の家老としては間違ってはいない。裏切り続けて生き残るんですが報いを受けます。
面白かったです。
監督 白石和彌
脚本 池上純哉
原案 笠原和夫
音楽 松隈ケンタ
政 - 山田孝之
鷲尾兵士郎 - 仲野太賀
赤丹演 - 尾上右近
なつ - 鞘師里保
ノロ - 佐久本宝
引導 - 千原せいじ
おろしや - 岡山天音
三途 - 松浦祐也
二枚目演 - 一ノ瀬颯
辻斬演 - 小柳亮太
爺っつぁん - 本山力
入江数馬演 - 野村周平
荒井万之助 - 田中俊
小暮総七 - 松尾諭
溝口内匠 - 阿部サダヲ
寺田惣次郎 - 吉沢悠
里村官治 - 佐藤五郎
溝口直正 - 柴崎楓雅
仙石善右エ門 - 音尾琢真
溝口みね - 西田尚美
溝口加奈 - 木竜麻生
さだ - 長井恵里
村娘 - ゆりやんレトリィバァ
山縣狂介 - 玉木宏
岩村精一郎 - 浅香航大
杉山荘一郎 - 佐野和真
世良荘一郎 - 安藤ヒロキオ
水本正虎 - 佐野岳
水本正鷹 - ナダル
色部長門 - 松角洋平
斉藤主計 - 駿河太郎
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江戸幕府から明治政府へと政権が移りかわる中で起こった戊辰戦争を背景に、11人の罪人たちが藩の命令により決死の任に就く姿を描いた時代劇アクション。
「日本侠客伝」「仁義なき戦い」シリーズなどで知られる名脚本家の笠原和夫が残した幻のプロットを、「孤狼の血」「碁盤斬り」の白石和彌が監督、山田孝之と仲野太賀が主演を務めて映画化した。
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白石和彌監督の新作です。笠原和夫の原案を白石監督が映画化しました。
これは見ごたえがありました。2時間半を超える長い映画ですが、一気に見せます。
戊辰戦争で罪人たちが砦にこもります。官軍が砦を攻める中、新発田藩は官軍と賊軍に対応しますが、、
結構、残酷なシーンもあるので苦手な人は注意。
W主演の山田孝之、仲野太賀はじめ俳優陣も熱演しています。
仲野太賀はいい人の役が多いイメージですが、殺陣も素晴らしくアクションもいいです。
本山力は初めて見ましたが、殺陣が素晴らしい。
特にインパクトがあるのは悪役の阿部サダヲ。ここまでの悪役は見た事ない。
とはいえ藩の家老としては間違ってはいない。裏切り続けて生き残るんですが報いを受けます。
面白かったです。
監督 白石和彌
脚本 池上純哉
原案 笠原和夫
音楽 松隈ケンタ
政 - 山田孝之
鷲尾兵士郎 - 仲野太賀
赤丹演 - 尾上右近
なつ - 鞘師里保
ノロ - 佐久本宝
引導 - 千原せいじ
おろしや - 岡山天音
三途 - 松浦祐也
二枚目演 - 一ノ瀬颯
辻斬演 - 小柳亮太
爺っつぁん - 本山力
入江数馬演 - 野村周平
荒井万之助 - 田中俊
小暮総七 - 松尾諭
溝口内匠 - 阿部サダヲ
寺田惣次郎 - 吉沢悠
里村官治 - 佐藤五郎
溝口直正 - 柴崎楓雅
仙石善右エ門 - 音尾琢真
溝口みね - 西田尚美
溝口加奈 - 木竜麻生
さだ - 長井恵里
村娘 - ゆりやんレトリィバァ
山縣狂介 - 玉木宏
岩村精一郎 - 浅香航大
杉山荘一郎 - 佐野和真
世良荘一郎 - 安藤ヒロキオ
水本正虎 - 佐野岳
水本正鷹 - ナダル
色部長門 - 松角洋平
斉藤主計 - 駿河太郎
室井慎次 生き続ける者 [映画]
「室井慎次 生き続ける者」先行上映で見ました。
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1997年に放送されたテレビドラマのほか、映画版も大ヒットを記録してきた人気警察ドラマ「踊る大捜査線」。
同シリーズの中心人物のひとりで、柳葉敏郎が演じる室井慎次を主人公に描いた映画2部作の後編。
警察を辞めて故郷の秋田に戻り、事件被害者・加害者家族の支援をしたいという思いから、タカとリクという2人の少年を引き取り、暮らしていた室井慎次。
しかし、彼の家のそばで他殺死体が発見され、さらにかつて湾岸所を占拠した猟奇殺人犯・日向真奈美の娘だという少女・日向杏が現れたことから、穏やかな日常は徐々に変化していく。
かつての同僚であり今は秋田県警本部長になっていた新城に頼まれ、警視庁捜査一家の若手刑事・桜とともに捜査に協力することになった室井。
そんな彼のもとに、服役を経て出所してきたリクの父親が訪ねてくる。
------------
なかなか面白かったです。前後編で室井を描きます。
ネタバレになるのであまり展開は書けませんが、前編の伏線を回収していました。
俳優陣みな好演しています。
特に齋藤潤は「カラオケ行こ!」で良かったのですが、本作でも印象に残ります。
色々あってインパクトのあるラスト。そう来たか。
最後にサプライズがあります。
ここまでやるなら青島が主人公の続編作って欲しいですね。
監督 本広克行
脚本 君塚良一
製作 亀山千広他
音楽 武部聡志、松本晃彦
室井慎次:柳葉敏郎
日向杏:福本莉子
森貴仁(タカ):齋藤潤
柳町凛久(リク):前山くうが・前山こうが
桜章太郎(警視庁刑事部捜査一課):松下洸平
乃木真守(秋田県警察北大仙署地域課):矢本悠馬
大川紗耶香:丹生明里
端野則次:松本岳
新城賢太郎(秋田県警察本部長):筧利夫
仁狩英明(警視庁刑事部捜査一課管理官):西村直人
明石幸男(警視庁捜査資料管理センター):赤ペン瀧川
沖田仁美(警察庁長官官房審議官):真矢ミキ
石津紀子:飯島直子
石津百男:小沢仁志
長部音松:木場勝己
柳町明楽:加藤浩次
松本敬子:稲森いずみ
市毛きぬ:いしだあゆみ
日向真奈美:小泉今日子
青島俊作:織田裕二
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1997年に放送されたテレビドラマのほか、映画版も大ヒットを記録してきた人気警察ドラマ「踊る大捜査線」。
同シリーズの中心人物のひとりで、柳葉敏郎が演じる室井慎次を主人公に描いた映画2部作の後編。
警察を辞めて故郷の秋田に戻り、事件被害者・加害者家族の支援をしたいという思いから、タカとリクという2人の少年を引き取り、暮らしていた室井慎次。
しかし、彼の家のそばで他殺死体が発見され、さらにかつて湾岸所を占拠した猟奇殺人犯・日向真奈美の娘だという少女・日向杏が現れたことから、穏やかな日常は徐々に変化していく。
かつての同僚であり今は秋田県警本部長になっていた新城に頼まれ、警視庁捜査一家の若手刑事・桜とともに捜査に協力することになった室井。
そんな彼のもとに、服役を経て出所してきたリクの父親が訪ねてくる。
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なかなか面白かったです。前後編で室井を描きます。
ネタバレになるのであまり展開は書けませんが、前編の伏線を回収していました。
俳優陣みな好演しています。
特に齋藤潤は「カラオケ行こ!」で良かったのですが、本作でも印象に残ります。
色々あってインパクトのあるラスト。そう来たか。
最後にサプライズがあります。
ここまでやるなら青島が主人公の続編作って欲しいですね。
監督 本広克行
脚本 君塚良一
製作 亀山千広他
音楽 武部聡志、松本晃彦
室井慎次:柳葉敏郎
日向杏:福本莉子
森貴仁(タカ):齋藤潤
柳町凛久(リク):前山くうが・前山こうが
桜章太郎(警視庁刑事部捜査一課):松下洸平
乃木真守(秋田県警察北大仙署地域課):矢本悠馬
大川紗耶香:丹生明里
端野則次:松本岳
新城賢太郎(秋田県警察本部長):筧利夫
仁狩英明(警視庁刑事部捜査一課管理官):西村直人
明石幸男(警視庁捜査資料管理センター):赤ペン瀧川
沖田仁美(警察庁長官官房審議官):真矢ミキ
石津紀子:飯島直子
石津百男:小沢仁志
長部音松:木場勝己
柳町明楽:加藤浩次
松本敬子:稲森いずみ
市毛きぬ:いしだあゆみ
日向真奈美:小泉今日子
青島俊作:織田裕二
山下達郎コンサート [音楽]
11月7日、高崎芸術劇場で山下達郎コンサートを見ました。
元々ファンでしたが2010年に初めてコンサートに行き、その素晴らしさにその後は毎年行きました。
2019年7月の大宮ソニックシティ以後は当たりません。
今回、あまりにも当たらないので初めて高崎を追加で取りました。これが正解でキャンセル待ちですが当たりました。
コンサートは今回も素晴らしかったです。今までで一番良かったかも。
3時間半やった事もあったので今回の3時間弱は意外と短いですが、構成が良く見ごたえありました。
懐かしい曲から新曲、「クリスマスイブ」「ライド・オン・タイム」などのヒット曲もやりました。
高崎芸術劇場もとてもいいホールで、2階の一番後ろという席でしたが見やすかったです。
達郎さんも言っていましたが、お客さんも良かった。
達郎さんは来年50周年。
デビュー以来のファンなので達郎さんも私も49年経っても元気でコンサートに行けるのはありがたいですね。
元々ファンでしたが2010年に初めてコンサートに行き、その素晴らしさにその後は毎年行きました。
2019年7月の大宮ソニックシティ以後は当たりません。
今回、あまりにも当たらないので初めて高崎を追加で取りました。これが正解でキャンセル待ちですが当たりました。
コンサートは今回も素晴らしかったです。今までで一番良かったかも。
3時間半やった事もあったので今回の3時間弱は意外と短いですが、構成が良く見ごたえありました。
懐かしい曲から新曲、「クリスマスイブ」「ライド・オン・タイム」などのヒット曲もやりました。
高崎芸術劇場もとてもいいホールで、2階の一番後ろという席でしたが見やすかったです。
達郎さんも言っていましたが、お客さんも良かった。
達郎さんは来年50周年。
デビュー以来のファンなので達郎さんも私も49年経っても元気でコンサートに行けるのはありがたいですね。