八丁堀のおゆう 殺しの証拠は未来から [本]
山本巧次「大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 殺しの証拠は未来から」宝島社文庫
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マンションの建設現場で約二百年前の人骨が発見された。
肋骨の一本に刺し傷のような痕があり、どうやら他殺体のものであるらしい。
骨と遺留品を鑑定した科学分析ラボの宇田川から依頼され、時空旅行者のおゆうこと関口優佳は、まだ事件化していない殺人について江戸で調査を始める。
一方、南町奉行所の同心・伝三郎からは、紙問屋の若旦那が旗本の奥方と不義密通しているという噂を聞き……。
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山本巧次さんの八丁堀のおゆうシリーズ11作目です。
江戸と現代の東京に抜け穴があるのは半村良「およね平吉時穴道行」みたいですが、ヒロインが現代と江戸を行き来しながら捜査するというのが面白い。
今回は珍しく事件の発端は現代、二百年前の人骨が発見されおゆうの活躍する時代の他殺らしいと思われます。
死体のある町で行方不明者を探りますが、、
相変わらず面白いです。伝三郎と宇田川の腹の探り合いはどうなるか。
続巻楽しみです。
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マンションの建設現場で約二百年前の人骨が発見された。
肋骨の一本に刺し傷のような痕があり、どうやら他殺体のものであるらしい。
骨と遺留品を鑑定した科学分析ラボの宇田川から依頼され、時空旅行者のおゆうこと関口優佳は、まだ事件化していない殺人について江戸で調査を始める。
一方、南町奉行所の同心・伝三郎からは、紙問屋の若旦那が旗本の奥方と不義密通しているという噂を聞き……。
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山本巧次さんの八丁堀のおゆうシリーズ11作目です。
江戸と現代の東京に抜け穴があるのは半村良「およね平吉時穴道行」みたいですが、ヒロインが現代と江戸を行き来しながら捜査するというのが面白い。
今回は珍しく事件の発端は現代、二百年前の人骨が発見されおゆうの活躍する時代の他殺らしいと思われます。
死体のある町で行方不明者を探りますが、、
相変わらず面白いです。伝三郎と宇田川の腹の探り合いはどうなるか。
続巻楽しみです。
大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 殺しの証拠は未来から (宝島社文庫)
- 作者: 山本 巧次
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2024/11/06
- メディア: 文庫
春日太一「ヒット映画の裏に職人あり!」 [本]
春日太一「ヒット映画の裏に職人あり!」小学館新書
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映像制作を支えるスゴ腕裏方の技術と情熱
近年に大ヒットした映画やテレビドラマには、実は重要な役割を果たしているディテールがある。
裏方として映像制作を支えるスタッフたちは、いかにしてそれを創り上げ、ヒットに導いたのか。
VFX、音響、殺陣、特殊メイクなどを担う“職人”12人の技術と情熱を知れば、映像鑑賞がもっと面白くなる!
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春日太一さんの新刊です。これは面白かった。
日本映画の旧作に関する著書が多い春日さんですが、本作は今の邦画やドラマを支えるスタッフに取材した本です。
そのため今の映画に関する話が多いです。
個人的に印象に残ったのは鉄道具制作の大澤克俊さん。
『ゴジラ -1.0』の震電、『永遠の0』の零戦を作った人です。
鉄道具制作とは大道具ならぬ鉄道具を作る事から名乗っているとか。
他には特殊メイクアップアーティストの江川悦子さん、VFXディレクターの白石哲也さん、役馬調教・馬術指導 田中光法さん、キャスティング・ディレクターの奈良橋陽子さんが印象に残りました。
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映像制作を支えるスゴ腕裏方の技術と情熱
近年に大ヒットした映画やテレビドラマには、実は重要な役割を果たしているディテールがある。
裏方として映像制作を支えるスタッフたちは、いかにしてそれを創り上げ、ヒットに導いたのか。
VFX、音響、殺陣、特殊メイクなどを担う“職人”12人の技術と情熱を知れば、映像鑑賞がもっと面白くなる!
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春日太一さんの新刊です。これは面白かった。
日本映画の旧作に関する著書が多い春日さんですが、本作は今の邦画やドラマを支えるスタッフに取材した本です。
そのため今の映画に関する話が多いです。
個人的に印象に残ったのは鉄道具制作の大澤克俊さん。
『ゴジラ -1.0』の震電、『永遠の0』の零戦を作った人です。
鉄道具制作とは大道具ならぬ鉄道具を作る事から名乗っているとか。
他には特殊メイクアップアーティストの江川悦子さん、VFXディレクターの白石哲也さん、役馬調教・馬術指導 田中光法さん、キャスティング・ディレクターの奈良橋陽子さんが印象に残りました。