SSブログ

誉田哲也「吉原暗黒譚」 [本]

誉田哲也「吉原暗黒譚」文春文庫

警察小説「ストロベリーナイト」や「ジウ」、「武士道」シリーズなどの誉田哲也さんの時代小説です。
誉田さんの3作目ですがなかなか面白いです。
吉原での花魁殺しに北町奉行所の同心の主人公が挑みます。
主人公の相棒の元花魁彩音は元忍者という設定でアクション描写も冴えています。
ちょっとした拾い物でした。
誉田作品なので結構グロい描写もあるので苦手な人は注意。


吉原暗黒譚

吉原暗黒譚

  • 作者: 誉田 哲也
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2013/03/15
  • メディア: Kindle版



nice!(4)  コメント(0) 

浅田次郎「赤猫異聞」 [本]

浅田次郎「赤猫異聞」新潮文庫

浅田次郎さんの長編時代小説です。
明治元年の大火で伝馬町牢屋敷から解き放ちになった3人をめぐる話です。
大火で解き放ちになった3人。その後明治時代に3人+一人が語る真相とは。
それぞれの証言で謎が明らかになっていきます。
さすがは浅田さん、読ませます。
ちょっと調べてみましたが、浅田作品にしては珍しく映像化されていない様です。


赤猫異聞(新潮文庫)

赤猫異聞(新潮文庫)

  • 作者: 浅田 次郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/06/26
  • メディア: Kindle版



nice!(4)  コメント(2) 

「ブックカバー・チャレンジ」の7冊 [本]

facebookで「ブックカバー・チャレンジ」に参加しました。

--------------------------------------
『ブックカバー・チャレンジ』ルールは
・好きな本の表紙をアップする。
・その度に誰かを1名指名する。
・本書の内容の説明はなし。
・7日間継続。
という活字文化活性化計画だそうです。
--------------------------------------

7回やったわけですが、これがfacebookだけというのももったい
ないかなという事でこちらにも。
facebookにはあまり感想書いてないのでこちらで補完しています。

1日目は、ケン・グリムウッド「リプレイ」新潮文庫

面白かったですね。
40代の主人公の意識が大学生の過去に戻って人生をやり直すという
冒頭も面白いですが、それからの展開がまたすごい。
あなたがもしこの本を読んでいなければ幸せです。。

2日目は、山田宏一・和田誠「たかが映画じゃないか」文春文庫

最終日に書いた小林信彦の次くらいに映画に関しては影響を受けた
お二人です。博識の映画ファン二人の会話が楽しい。
まえがきの映画ファンには何本もベストワンの映画があるという話
は良く引用させてもらいました。

3日目は、川端裕人「夏のロケット」文春文庫

民間でロケットを打ち上げて宇宙に行くという話です。
今でこそ民間ロケット企業は珍しくないですが、1998年にこういう
展開を書いていたのが凄いですね。

4日目は、伊丹十三「女たちよ!」新潮文庫

伊丹十三がまだ俳優兼デザイナーで最初の奥さんの川喜多和子と
離婚し宮本信子と再婚する前に書かれた本です。
色々と影響受けましたね。レシピを参考に料理を作ったり。
イタリア風ミネストローネスープとか。

5日目は、原作・久住昌之、作画・谷口ジロー「孤独のグルメ」扶桑社文庫

ドラマ化されて大ヒットする前の文庫版です。
ブックオフで100円で入手できるまで結構探しました。
久住昌之の原作で絵が谷口ジローってのが意外な組み合わせでした。

6日目は、佐藤優「国家の罠」新潮文庫

外務省でスパイマスターと言われた佐藤優さんが、鈴木宗男事件に巻き込
まれて逮捕された経緯を書いた本です。
佐藤さんは1年5か月拘置所に拘留されます。
この後毎月の様に新刊を出す人気作家となりますが、この本がやはり一番
面白かったかも。

7日目は、小林信彦「東京のロビンソン・クルーソー」晶文社 1976年

最終日という事で迷いました。7日目には書けず、迷ったあげく翌日に出しました。

この本には多大な影響を受けました。
古い映画(ビリー・ワイルダー、ヒッチコック、岡本喜八等々)、ミステリ、
冒険小説、山田風太郎など、私の20代はこの本で取り上げられた物を
追いかける日々でもありました。
この本状態にもよりますが、絶版なので一時期は1万円くらいしたそうですね。


リプレイ (新潮文庫)

リプレイ (新潮文庫)

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1990/07/27
  • メディア: 文庫



たかが映画じゃないか (文春文庫 (385‐1))

たかが映画じゃないか (文春文庫 (385‐1))

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2020/05/07
  • メディア: 文庫



夏のロケット (文春文庫)

夏のロケット (文春文庫)

  • 作者: 川端 裕人
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2002/05/10
  • メディア: 文庫



女たちよ! (新潮文庫)

女たちよ! (新潮文庫)

  • 作者: 十三, 伊丹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/03/02
  • メディア: 文庫



孤独のグルメ (扶桑社文庫)

孤独のグルメ (扶桑社文庫)

  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2000/02/01
  • メディア: 文庫



国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)

  • 作者: 優, 佐藤
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/10/30
  • メディア: 文庫



東京のロビンソン・クルーソー (1974年)

東京のロビンソン・クルーソー (1974年)

  • 作者: 小林 信彦
  • 出版社/メーカー: 晶文社
  • 発売日: 2020/05/07
  • メディア: -



nice!(5)  コメント(2) 

浅田次郎「憑神」 [本]

浅田次郎「憑神」新潮文庫

時代は幕末、不遇の主人公が酔った勢いで稲荷様に祈って災いの神を呼び寄せてしまうという話です。
さあそれからが大変。
さすが、浅田さん面白いです。
舞台が幕末という事で『一路』『黒書院の六兵衛』の原形(書かれたのはこちらが先)
という感もあります。
見ていませんが、本作も映画化されています。


憑神 (新潮文庫)

憑神 (新潮文庫)

  • 作者: 浅田 次郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/06/01
  • メディア: Kindle版



nice!(3)  コメント(0) 

川本三郎「サスペンス映画ここにあり」 [本]

川本三郎「サスペンス映画ここにあり」春秋社 読みました。

川本三郎さんが'40-60年代のサスペンス映画について取り上げた本です。
O.プレミンジャー監督「ローラ殺人事件」から、J.クレイトン監督
「回転」まで55本の映画を取り上げています。
それぞれの作品についてだけでなく、監督や出演者の別の作品やリメイ
クについても言及していて情報量は凄いですね。
55本のうち私が見ていたのは以下の4本。
「バニー・レークは行方不明」「ボディ・スナッチャー 恐怖の街」
「ミュンヘンへの夜行列車」「未知空間の恐怖 光る眼」

取り上げた作品の一覧は以下を参照。
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B9%E6%98%A0%E7%94%BB-%E3%81%93%E3%81%93%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8A-%E5%B7%9D%E6%9C%AC%E4%B8%89%E9%83%8E/dp/4582282598


サスペンス映画 ここにあり

サスペンス映画 ここにあり

  • 作者: 川本三郎
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2015/06/17
  • メディア: 単行本



nice!(3)  コメント(4) 

女王と海賊の披露宴 [本]

茅田砂胡「女王と海賊の披露宴」C★NOVELS

茅田砂胡さんの海賊と女王の航宙記シリーズ最新刊です。
「スカーレット・ウィザード」に始まるシリーズですが、
「スカーレット・ウィザード」から20年かあ。
この本は図書館に予約を入れていたのですが、届いたと
たにコロナで休館になってしまったので、買いました。
お話は色々あった二人の披露宴と新婚旅行です。
いや面白かったですね。


女王と海賊の披露宴-海賊と女王の航宙記 (C★NOVELS (か1-75))

女王と海賊の披露宴-海賊と女王の航宙記 (C★NOVELS (か1-75))

  • 作者: 茅田 砂胡
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2019/11/26
  • メディア: 新書



nice!(4)  コメント(0) 

横山信義「蒼洋の城塞5 マーシャル機動戦」 [本]

横山信義「蒼洋の城塞5 マーシャル機動戦」C★NOVELS

横山信義さんの仮想戦記新シリーズ5巻です。
実は横山さんの本は会社の後輩に借りていました。
ですがテレワークとなりしばらく出社できないの久々に買いました。
本作はドゥリットル空襲を日本の潜水艦が発見していたらという所から歴史が変わります。
アメリカ軍にはエセックス級空母とF6Fが登場し、日本側はいよいよ苦しくなってきます。
この巻では米軍の攻勢に機動部隊司令官の小沢治三郎が奇策を提案し日本軍は有利な展開となります。
これからどうなるか。続巻楽しみです。


蒼洋の城塞5-マーシャル機動戦 (C・Novels 55-107)

蒼洋の城塞5-マーシャル機動戦 (C・Novels 55-107)

  • 作者: 横山 信義
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2020/04/18
  • メディア: 新書



nice!(3)  コメント(0) 

物語の向こうに時代が見える/横道世之介 [本]

川本三郎「物語の向こうに時代が見える」春秋社

川本三郎さんが小説や作家について書いた本です。
車谷長吉(読んでます)や桜木紫乃(読んでいません)など色々な作家
を取り上げて川本さんらしく読ませます。
やはり文章がいいですね。

吉田修一「横道世之介」文春文庫

図書館が休館になるので借りてみた1冊。
映画化された作品は結構見ていますが、吉田修一さんの本は初めて読みました。
面白いですね。作者と同じく長崎から大学生になって上京した主人公の1年間を描きます。
ラストはほろりとさせます。
最近、「続 横道世之介」という続編が出たので機会があれば読んでみたいです。


物語の向こうに時代が見える

物語の向こうに時代が見える

  • 作者: 川本 三郎
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2016/10/20
  • メディア: 単行本



横道世之介 (文春文庫)

横道世之介 (文春文庫)

  • 作者: 吉田 修一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/11/09
  • メディア: 文庫



続 横道世之介

続 横道世之介

  • 作者: 吉田 修一
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2019/02/20
  • メディア: 単行本



nice!(5)  コメント(2) 

映画の中にある如く/バンダル・アード=ケナード-眠らぬ谷を踏み越え- [本]

川本三郎「映画の中にある如く」キネマ旬報社

川本三郎さんのキネマ旬報の連載「映画を見ればわかること」をまとめた本です。
古い映画の話も少しはありますが、割と新しい映画の話が多いです。
映画の話だけでなく、関係する本、音楽の話も色々と。
色々と面白い話が多いですが、一つ例に上げると「真昼の決闘」のカメラマン、フロイド・クロスビーはCSN&Yのデビッド・クロスビーの父だとか。


駒崎優「バンダル・アード=ケナード-眠らぬ谷を踏み越え-」朝日文庫

駒崎優さんのC-NOVELSの戦記ファンタジーが朝日文庫へ移籍しての2冊目。
文庫になってイラストがなくなったのは残念ですが、お話は相変わらず読せますね。
マドゥ=アリの過去の因縁が関係してきます。
シリーズ旧知のキャラのお医者さんも登場して読ませました。
前巻になかったあとがきも復活して楽しかったです。


映画の中にある如く

映画の中にある如く

  • 作者: 川本三郎
  • 出版社/メーカー: キネマ旬報社
  • 発売日: 2018/02/16
  • メディア: 単行本



バンダル・アード=ケナード 眠らぬ谷を踏み越え (朝日文庫)

バンダル・アード=ケナード 眠らぬ谷を踏み越え (朝日文庫)

  • 作者: 駒崎 優
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2020/01/31
  • メディア: Kindle版



nice!(3)  コメント(0) 

あの映画に、この鉄道/星系出雲の兵站-遠征-3 [本]

川本三郎「あの映画に、この鉄道」キネマ旬報社

川本三郎さんの映画と鉄道を語るエッセイ集です。
川本さんは映画ファンで鉄道旅が好きなので、新旧の邦画を見て舞台となった地方の鉄道に乗りに行きます。
川本さんは神保町シアターでの「鉄道映画紀行」という特集上映の選定もしたとか。
男はつらいよシリーズの舞台を訪ねた『「男はつらいよ」を旅する』、「台湾、ローカル線、そして荷風」と重なる部分もあります。
北海道から九州まで映画と鉄道の話がぎっしり。
楽しいですね。やはり川本さんのエッセイは読ませます。

林譲治「星系出雲の兵站-遠征-3」ハヤカワ文庫JA

林譲治さんの長編SF第2部3巻です。
このシリーズは兵站にフォーカスしている所が面白いです。
成田三樹夫がモデルの烏丸三樹夫は今回も活躍します。
ガイナス人の調査が進む事で、意外にも出雲星系の人類の謎が明らかになってきます。
ラストは良い所で続きます。
続巻が楽しみです。


あの映画に、この鉄道

あの映画に、この鉄道

  • 作者: 川本三郎
  • 出版社/メーカー: キネマ旬報社
  • 発売日: 2018/10/03
  • メディア: 単行本



星系出雲の兵站―遠征― 3 (ハヤカワ文庫JA)

星系出雲の兵站―遠征― 3 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 林 譲治
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2020/02/20
  • メディア: Kindle版



nice!(5)  コメント(0)