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陰謀のセオリー [映画]

「陰謀のセオリー」地上波の録画で見ました。

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タクシー運転手と司法省の女性弁護士が、偶然に巨大な陰謀に触れてしまったことから危難に巻き込まれていく姿を描いたサスペンスもの。
コンスピラシー・セオリーと呼ばれる巷間に流布する陰謀をモチーフに、虚実の皮膜を縫う迷宮的な感覚に誘うプロットが秀逸。
監督は「暗殺者」のリチャード・ドナーで、脚本も同作を手掛けたブライアン・ヘルゲランドのオリジナル。
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1997年のアメリカ映画です。
メル・ギブソンのタクシー運転手は陰謀論者で、客に陰謀論を語ります。
記憶を失っていますが、ジュリア・ロバーツを守らなければならないと思っています。
陰謀論自体は怪しい物ですが、定番ネタの陰謀論が語られるのが面白い。
ところが実はギブソン自体が陰謀の犠牲者でした。
ギブソンとロバーツは追われて逃走しますが、、
ジュリア・ロバーツがやはり魅力的ですね。
名曲「君の瞳に恋してる」が効果的に使われるのもいいです。

監督 リチャード・ドナー
脚本 ブライアン・ヘルゲランド
製作 リチャード・ドナー、ジョエル・シルバー
音楽 カーター・バーウェル
ジェリー・フレッチャー メル・ギブソン 山寺宏一
アリス・サットン ジュリア・ロバーツ 田中敦子
医師ジョナス パトリック・スチュワート 小林修
ラウリーFBI捜査官 シルク・コザート 相沢正輝
ウィルソン スティーヴ・ケイハン 塚田正昭
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告白あるいは完璧な弁護 [映画]

「告白あるいは完璧な弁護」DVDで見ました。

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IT企業の社長ユ・ミンホの不倫相手であるキム・セヒが、ホテルの密室で殺害された。
第一容疑者となったミンホは犯行を否認し、敏腕弁護士ヤン・シネを雇って事件の真相を探り始める。
ミンホは事件前日に起きた交通事故がセヒの殺害に関係しているかもしれないと告白し、事件の再検証が始まるが、目撃者が現れたことによって事態は思わぬ方向へと転がっていく。
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昨年公開された韓国映画です。これは面白かったです。
不倫相手が密室で殺され、容疑者となったミンホは敏腕弁護士と真相を探ります。
ところが過去の交通事故をめぐって思ってもいない展開になります。
その後は一切書けません。お話にはなんども意外なひねりがあり、最後のどんでん返しまで観客は翻弄されます。
殺される不倫相手役のナナがきれいで演技もうまかった。
ユ・ミンホはじめ俳優陣は全員好演しています。
スペイン映画のリメイクだそうです。

監督 ユン・ジョンソク
脚本 ユン・ジョンソク
原案 『インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(スペイン語版)』
音楽 モグ
ユ・ミンホ: ソ・ジソブ
ヤン・シネ: キム・ユンジン
キム・セヒ: ナナ(AFTER SCHOOL)
ハン・ヨンソク:チェ・グァンイル
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MEG ザ・モンスターズ2 [映画]

「MEG ザ・モンスターズ2」DVDで見ました。

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ジェイソン・ステイサム主演で、巨大ザメ「メガロドン(Megalodon)」=通称「MEG(メグ)」の恐怖を描いた海洋パニックアクション「MEG ザ・モンスター」のシリーズ第2弾。
潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラーは、海洋調査チームとともに地球でもっとも深いとされるマリアナ海溝へと潜り、人類未踏の約10キロの深海へと向かう。
そこで彼らは謎の生命反応を探知し、触れてはならない恐怖を目覚めさせてしまう。
それは見たこともない大きさとどう猛さで生態系の頂点に君臨する巨大ザメ=MEG(メグ)の群れと、さらなる巨大生物たちだった。
それらはやがて深海からビーチにまで襲来し、テイラーたちは絶体絶命の危機に陥る。
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ジェイソン・ステイサム主演の「MEG ザ・モンスターズ」の続編。前作は見ていません。
なので前作がどうか知りませんが、本作はとにかく無茶の連続。ここまでいくと一周回って面白い。
とにかく大怪獣にステイサムが立ち向かい勝ってしまいます。
突っ込みながら楽しく見てしまいました。真面目な人は怒るかも。
こちらには中国のアクション俳優ウー・ジンも出ています。
中国資本が入っているらしく中国色は強い。そこが気にならなければお勧め。

監督 ベン・ウィートリー
脚本 ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー、ディーン・ジョーガリス
原案 ディーン・ジョーガリス、ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー
原作 スティーヴ・オルテン『The Trench』
製作総指揮 ジェイソン・ステイサム他
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
ジョナス・テイラー - ジェイソン・ステイサム
ジウミン・ジャン - ウー・ジン
メイイン・ジャン - ソフィア・ツァイ
ジェームズ・“マック”・マックライズ - クリフ・カーティス
DJ - ペイジ・ケネディ
モンテス - セルヒオ・ペリス=メンチェータ
ジェス - スカイラー・サミュエルズ
リガス - メリッサンティ・マハウト
カーティス - ウーピー・ヴァン・ラーム
サル - キラン・ソニア・サワル
ランス - フェリックス・メイヤー
ヒラリー・ドリスコル - シエンナ・ギロリー
ココ - スイ・フォン・アイビー・ツイ
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フレディ・マーキュリーThe Show Must Go On [映画]

「フレディ・マーキュリーThe Show Must Go On」見ました。

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1946年にタンザニアのザンジバル島で生まれたフレディ・マーキュリーは、71年にバンド「スマイル」として活動していたギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラー、オーディションで選ばれたベーシストのジョン・ディーコンとともに「クイーン」を結成。
「ボヘミアン・ラプソディ」「伝説のチャンピオン」など数々の名曲を生み出し、圧倒的な歌唱力とパワフルなステージパフォーマンスで世界中のファンを魅了した。
91年、フレディが病で他界した後も、彼の音楽は世界中で愛され続けている。
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クイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーのドキュメンタリー映画です。
50分と短い映画ですが、「ボヘミアン・ラプソディ」の誕生秘話や、クイーンのメンバーのインタビュー映像、写真や映像、関係者の証言など盛りだくさんでした。
実は浪人時代に福岡でクイーンのコンサートを見ているので感慨がありました。

監督 フィンレイ・ボールド
製作 ブライアン・アベック
脚本 フィンレイ・ボールド
カシミラ・クック
ポール・ガンバッチーニ
ロージー・ホライド
ミック・ロック
ポール・ワッツ
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めし [映画]

「めし」DVDで見ました。

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大恋愛の末に結婚をした岡本初之輔と三千代。慎ましい生活を送るなか、いつしか夫婦でぶつかりあうことも増えていた。
そんなある日、家出をした姪の里子が東京からやってくる。彼女はその奔放な性格で、夫婦の間にささいな波紋を生み出すのだが…。
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1951年年の成瀬巳喜男監督の東宝映画です。
林芙美子の遺作の映画化で、成瀬=林コンビの第1作。
上原謙はいい男ですね。原節子の夫役にはぴったり。
小林桂樹は東宝の俳優のイメージが強いのですが、本作では大映所属なので驚きました。
日活→大映→東宝だそうです。
大泉滉が若い。就職前の若者の役ですが、当時26才。

監督 成瀬巳喜男
脚本 田中澄江、井手俊郎
原作 林芙美子
製作 藤本真澄
音楽 早坂文雄
岡本初之輔:上原謙
岡本三千代:原節子(東宝専属第1回出演)
岡本里子:島崎雪子
村田光子:杉葉子
富安せい子:風見章子
村田まつ:杉村春子
堂谷小芳:花井蘭子
竹中一夫:二本柳寛
村田信三:小林桂樹(大映)
谷口芳太郎:大泉滉
初之輔の同僚:清水一郎
丸山治平:田中春男
岡本隆一郎:山村聡
山北けい子:中北千枝子
鍋井律子:谷間小百合
鈴木勝子:立花満枝
金沢りう:音羽久米子
近所の主婦:出雲八重子
隆一郎の妻:長岡輝子
谷口しげ:浦辺粂子
竹中すみ:滝花久子
竹中雄蔵:進藤英太郎
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神に頼って走れ!/異国トーキョー漂流記 [本]

高野秀行さんの本を二冊読みました。高野さんの本は面白い。

高野秀行「神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記 」集英社文庫

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こんなアホな神頼み旅をやる奴、彼しかいない!
2007年1月、ある願いをかなえるため著者は愛車キタ2号にまたがり遍路の旅に。
あらゆる神仏に祈りつつめざすは日本最南端の島。
その発想と行動力にア然、人の心にジーン。愉快爽快な写真日記55日。
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読んでいないのですが「西南シルクロードは密林に消える」の取材で高野さんは中国からカンボジア経由でインドへ。
中国よりはインドがマシという事でインド当局に出頭した結果国外追放となりインドへの入国が出来なくなりました。
本書はインドへの入国の願をかけての東京から沖縄までの自転車の旅の記録です。
旅を記録しただけの日記ですがやはり面白い。

高野秀行「異国トーキョー漂流記」集英社文庫

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外国人と彷徨う東京は不思議なガイコクの街。
故国を追われたイラク人、盲目で野球狂のスーダン人。様々な外国人とつきあう著者の眼に、東京は不可思議な外国に映る。
笑い、戸惑い、驚きつつトーキョーを旅する友情物語。(解説・蔵前仁一)
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高野さんが東京で出会った外国人について書いた本です。
外国人と付き合うと東京が不思議な国に見えると高野さんは書きます。
どの人も面白いですが、やはり盲目で野球狂のスーダンの人の話が一番面白かったかな。
盲目ですが記憶力抜群。ラジオ中継を聞いて野球狂になったというのがユニーク。
他の人の話も面白い。


神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記 (集英社文庫)

神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記 (集英社文庫)

  • 作者: 高野 秀行
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2008/03/19
  • メディア: 文庫



異国トーキョー漂流記 (集英社文庫)

異国トーキョー漂流記 (集英社文庫)

  • 作者: 高野秀行
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2014/03/25
  • メディア: Kindle版



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イスラム飲酒紀行/怪獣記 [本]

高野秀行さんの本を二冊読みました。高野さんの本は面白い。

高野秀行「イスラム飲酒紀行」扶桑社

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「辺境作家」としてUMA探索からアヘン生成のルポまで、世界各国をまたにかけ活躍している高野秀行氏。
飲酒を禁じられているイスラム圏で取材をしているとき、どうしても酒が飲みたい高野氏は必然的に酒を探し回る。
別にタブーを破りたいわけではない。ただ、酒が飲みたいだけでの行動だ。
国により意外とあっさり見つかることもあれば、密売人のような男からこっそりと入手することも。
それらの「飲酒紀行」を通じて見えてくる、イスラム圏に暮らす人々の本音とは?
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高野さんは昔はそれほどお酒を飲まなかったそうですが、カンボジア奥地の取材でアヘン中毒になり、アヘンから脱するためにすっかり酒好きに。
本来はお酒が禁じられているイスラム圏でもお酒を飲みたいと酒を探し回ります。
国によって事情は様々で意外とあっさり見つかったり、密売人の様な男から入手したり。
その奮闘ぶりはまさに抱腹絶倒です。
一番寛容なのはやはりトルコみたいですね。
高野さんのソマリの本を読んだ人はお分かりの様に、ソマリでは別のドラッグ、カートの葉っぱを食べるのでお酒はあまり飲まないとか。
その分カート中毒になるのですが。

高野秀行「怪獣記」講談社文庫

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トルコ東部のワン湖に棲むといわれる謎の巨大生物ジャナワール。
果たしてそれは本物かフェイクか。現場に飛んだ著者はクソ真面目な取材でその真実に切り込んでいく。
イスラム復興主義やクルド問題をかきわけた末、目の前に謎の驚くべき物体が現れた!
興奮と笑いが渦巻く100%ガチンコ・ノンフィクション。
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UMAファンでもある高野さんはトルコのワン湖のジャナワールを探しに。
写真やビデオを撮ったという証言者を訪ねますが、どうもインチキ臭い。
ところが、それらしき物体が出現します。
目撃してしまった事で逆に筆者が正体が分からず混乱してしまうのが興味深いです。


イスラム飲酒紀行 (SPA!BOOKS)

イスラム飲酒紀行 (SPA!BOOKS)

  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2012/09/01
  • メディア: Kindle版



怪獣記 (講談社文庫)

怪獣記 (講談社文庫)

  • 作者: 高野秀行
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/05/13
  • メディア: Kindle版



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煙突の見える場所 [映画]

「煙突の見える場所」DVDで見ました。

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1953年日本映画。五所平之助監督の戦後の代表作。
突然夫婦の家庭に置き去りにされた赤ちゃんをきっかけに、壊れやすい人間関係があぶり出されていく。
椎名麟三原作ということで、どことなくドストエフスキー的な世界が描かれる。
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「お化け煙突」(千住火力発電所)が見える下町が舞台です。
ちょっとお話は暗いですが配役が豪華で見せます。
話的には田中絹代、上原謙が主演なんですが、はつらつとした高峰秀子が印象的。
音楽芥川也寸志(龍之介の3男)、出演芥川比呂志(長男)の芥川兄弟共演映画でもあります。
冒頭からお化け煙突のヘリの空撮で始まり、映画中には4、3、2、1本の煙突も登場しお化け煙突に興味のある人は必見です。

監督:五所平之助
脚本:小国英雄
原作:椎名麟三
撮影:三浦光雄
音楽:芥川也寸志
弘子:田中絹代
緒方隆吉:上原謙
東仙子:高峰秀子
久保健三:芥川比呂志
池田雪子:関千恵子
石橋勝子:花井蘭子
河村徳治:坂本武
塚原忠二郎:田中春男
灘らん子:三好栄子
野島加代:浦辺粂子
北清作:星ひかる
勇:中村是好
金子大助:小倉繁
本間文子
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還暦不行届/コスタ・コンコルディア [本]

安野モヨコ「還暦不行届」祥伝社

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庵野秀明監督と結婚後、新婚生活を描いた『監督不行届』。
本書は、『監督不行届』のその後をつづった文章版エッセイです。
文章版エッセイの合間に、 庵野監督を描いたひとコマ漫画、webエヴァストアで連載していた1ページ漫画を掲載。
庵野監督へのインタビューも収録。
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安野モヨコさんの庵野監督との結婚生活をつづったエッセイ集です。
前作から15年後を描いています。
安野さんは、体調不良で2008年頃から「オチビサン」以外の漫画を休まれているとか。
と色々と大変な状況で書かれたので前作のような楽しいだけの本ではないですね。
でも面白かったです。

林譲治「コスタ・コンコルディア 工作艦明石の孤独・外伝」ハヤカワ文庫JA

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無人探査機が到達したドルドラ星系で発見された恒星間宇宙船。
なぜか遭難から数千年が経過したらしき船の畏怖すべきドラマとは?
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林譲治さんの工作艦明石の孤独の外伝です。
「工作艦明石の孤独」との関連は薄く登場人物も異なります。
なので読んでいなくても独立して読めます。
ですが、作者のあとがきを読むと「工作艦明石の孤独」を書いたから発想できた物語だそうです。


還暦不行届

還暦不行届

  • 作者: 安野モヨコ
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2023/12/28
  • メディア: Kindle版



コスタ・コンコルディア 工作艦明石の孤独・外伝 (ハヤカワ文庫JA)

コスタ・コンコルディア 工作艦明石の孤独・外伝 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 林 譲治
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2023/08/17
  • メディア: Kindle版



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身代わり忠臣蔵 [映画]

「身代わり忠臣蔵」見ました。

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嫌われ者の旗本・吉良上野介からの陰湿ないじめに耐えかねた赤穂藩主が、江戸城内で吉良に斬りかかった。
赤穂藩主は当然切腹となったが、実は斬られた吉良も逃げ傷で瀕死の状態に陥っていた。
逃げて死んだとなれば武士の恥、お家取り潰しも免れない。
そこで吉良家家臣の提案により、上野介にそっくりな弟・孝証を身代わりにして幕府を騙し抜こうという前代未聞の作戦が実行されることに。
一方、切腹した赤穂藩主の部下・大石内蔵助は、仇討ちの機会をうかがっているように見えたが……。
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ムロツヨシ主演の時代劇です。これはなかなか面白かったです。
吉良上野介の弟が身代わりとなるという話です。
しかも吉原で大石内蔵助と知り合って、、
ムロツヨシが好きなので楽しかったです。
永山瑛太はじめ俳優陣もみな好演していました。
ちょっと都合がよすぎる所もありますがよく出来た話でした。

監督 河合勇人
脚本 土橋章宏
原作 土橋章宏
音楽 海田庄吾
主題歌 東京スカパラダイスオーケストラ「The Last Ninja」
吉良孝証/吉良上野介(二役):ムロツヨシ
大石内蔵助:永山瑛太
桔梗:川口春奈
斎藤宮内:林遣都
清水一学:寛一郎
堀部安兵衛:森崎ウィン
堀江半右衛門:本多力
原惣右衛門:星田英利
大石りく:野波麻帆
高尾太夫:橋本マナミ
加藤太右衛門:板垣瑞生
片岡源五右衛門:廣瀬智紀
奥田孫太夫:濱津隆之
春凪:加藤小夏
岡野金右衛門:野村康太
間十次郎:入江甚儀
浅野内匠頭:尾上右近
徳川綱吉:北村一輝
柳沢吉保:柄本明
ナレーション:森七菜
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パニック・フライト [映画]

「パニック・フライト」地上波の録画で見ました。



お話の展開に触れています。


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ホラー映画界の巨匠ウェス・クレイブンによるサスペンススリラー。
有名ホテルのマネージャーとして働く女性リサは、故郷テキサスから勤務地のマイアミへ向かう飛行機の中で、空港で知り合った好青年リップナーと隣同士になる。
ところが、実はリップナーは暗殺グループの一員だった。
機内で豹変したリップナーは、リサの父親の命と引きかえに、リサが勤めるホテルに宿泊する要人の暗殺に協力するよう脅迫してくる。
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2005年のアメリカ映画です。日本ではビデオスルーだそうです。
レイチェル・マクアダムス主演という事で録画しました。
これは面白かったです。マクアダムスは2002年デビューなのでキャリアの最初期ですね。
お話も面白い。マクアダムスの主人公は、空港でキリアン・マーフィーの好青年と親しくなります。
マーフィーが演じている事もあってとてもハンサムでいい印象。
飛行機の中で隣の席になります。
ところが実は暗殺グループの一員で父親を人質に要人暗殺に協力する様に脅迫してきます。
このあたりがうまい。
抵抗するものの結局、飛行機の中で暗殺のために要人の泊まる部屋を変更する電話を入れます。
マクアダムスの方にも隠された過去があり、それが後半の展開につながります。
これ後はぜひ機会があればご覧ください。
お勧めです。

監督 ウェス・クレイヴン
脚本 カール・エルスワース
原案 カール・エルスワース、ダン・フース
音楽 マルコ・ベルトラミ
リサ・ライザート - レイチェル・マクアダムス
ジャクソン・リップナー - キリアン・マーフィー
ジョー・ライザート - ブライアン・コックス
シンシア - ジェイマ・メイズ
チャールズ・キーフ - ジャック・スカリア
ボブ・テイラー - ロバート・パイン
ダラスの空港でリサと話す女性 - アンジェラ・ペイトン
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浮雲 [映画]

「浮雲」DVDで見ました。

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戦時下の昭和18年。タイピストとしてインドシナへ渡った幸田ゆき子は、技師の富岡兼吾と出会う。
富岡には日本に残してきた妻がいたが、2人は恋に落ちる。
終戦後、富岡はゆき子に妻との離婚を約束して日本へ戻る。
しかし遅れて帰国したゆき子が東京の富岡の家を訪ねると、富岡はいまだに妻と暮らしていた。
そんな富岡に失望したゆき子は別れを決意するが、結局離れることはできず、2人は不倫の関係をずるずると続けていく。
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成瀬巳喜男監督、高峰秀子の1955年の東宝映画です。このコンビのベストワンという説も納得。原作は林芙美子。
まあ結構ツラい話ですが。森雅之のどうしようもない男となかなか別れられないという話。
森雅之だからしょうがないかなと思わせますが。
戦争中のフランス領インドシナ(仏印)での幸せだった恋を忘れられないというのがやるせない。
最後は鹿児島を経由して逃げる様に屋久島に行きますが、、
俳優陣も充実しています。岡田茉莉子が綺麗、山形勲、金子信雄が若い。
チーフ助監督は岡本喜八。

監督 成瀬巳喜男
脚本 水木洋子
製作 藤本真澄
音楽 斎藤一郎
幸田ゆき子:高峰秀子
富岡兼吾:森雅之
おせい:岡田茉莉子
伊庭杉夫:山形勲
富岡の妻・邦子:中北千枝子
向井清吉:加東大介
飲み屋の娘:木匠マユリ
屋久島のおばさん:千石規子
仏印の所長・牧田:村上冬樹
鹿児島の医者・比嘉:大川平八郎
仏印の所員・加納:金子信雄
米兵・ジョー:ロイ・ジェームス 
大日向教教主:林幹
信者:谷晃
丸高モートル支配人:恩田清二郎
仏印の女中:森啓子
荒物屋のおかみ:馬野都留子
新聞を読む女:音羽久米子
下宿の主婦:出雲八重子
太田金作:瀬良明
田村事務官:堤康久
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