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喧嘩の勝ち方/最後のトリック/幕が上がる [本]

佐高信・佐藤優「喧嘩の勝ち方」光文社

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喧嘩とは「強い者」への挑戦!
降りかかる火の粉は振り払わなければならない。
決して泣き寝入りはしない!
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佐高信さんと佐藤優さんの対談本です。
今までのお二人の経験を元に喧嘩の仕方について語った物。
面白いですが、かなり柄の悪い対談なので読者は選ぶかも。
普段辛口の佐高さんが佐藤さんに気を使って話しているのがおかしい。
割と下世話な話が多いのですが、佐藤さんの語る情報がやはり面白いです。


深水黎一郎「最後のトリック」河出文庫

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「読者が犯人」というミステリー界最後の不可能トリックのアイディアを、二億円で買ってほしい―スランプ中の作家のもとに、香坂誠一なる人物から届いた謎の手紙。
不信感を拭えない作家に男は、これは「命と引き換えにしても惜しくない」ほどのものなのだと切々と訴えるのだが…ラストに驚愕必至!
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深水黎一郎さんのミステリ長編です。
「読者が犯人」という究極のトリックをめぐる話です。
「読者が犯人」という設定はハードルが高いですが、色々な仕掛けを駆使し成立していると思いました。
小説としても良く出来ています。ミステリファンには一読の価値はあると思います。


平田オリザ「幕が上がる」講談社文庫

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ある地方の高校演劇部を指導することになった女性教師が部員らに全国大会の出場を意識させる。
高い目標を得た部員たちは恋や勉強よりも演劇ひとすじの日々に。
演劇強豪校からの転入生に戸惑い、切磋琢磨して一つの台詞に葛藤する役者と演出家。
彼女たちが到達した最終幕はどんな色模様になるのか。
2015年2月に映画化する、爽快感を呼ぶ青春小説の決定版
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ももいろクローバーZ主演で映画化された平田オリザさんの演劇青春小説です。
映画がとても良かったので原作も読んでみました。
大筋は一緒ですが、細かい所はかなり違います。ですが映画と同じく原作も良かったです。
映画の脚色がうまいという事でしょうね。
映画では細かい所が分かりにくかった作中の舞台や高校演劇の世界も細かく描かれています。
映画の結末のその後も描かれています。
映画が面白かったという人には原作もお勧めです。


喧嘩の勝ち方 喧嘩に負けないための5つのルール

喧嘩の勝ち方 喧嘩に負けないための5つのルール

  • 作者: 佐高 信
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2014/02/19
  • メディア: 単行本



喧嘩の勝ち方~喧嘩に負けないための5つのルール~

喧嘩の勝ち方~喧嘩に負けないための5つのルール~

  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2014/02/20
  • メディア: Kindle版



最後のトリック (河出文庫)

最後のトリック (河出文庫)

  • 作者: 深水 黎一郎
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2014/10/07
  • メディア: 文庫



最後のトリック (河出文庫)

最後のトリック (河出文庫)

  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2014/10/07
  • メディア: Kindle版



幕が上がる (講談社文庫)

幕が上がる (講談社文庫)

  • 作者: 平田 オリザ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/12/12
  • メディア: 文庫



幕が上がる (講談社文庫)

幕が上がる (講談社文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/12/12
  • メディア: Kindle版



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