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刑事何森 孤高の相貌/刑事何森 逃走の行先 [本]

丸山正樹「刑事何森 孤高の相貌」創元推理文庫

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埼玉県警の何森稔は、昔気質の一匹狼の刑事である。
有能だが、組織に迎合しない態度を疎まれ、所轄署をたらいまわしにされていた。
久喜署に所属していたある夜、何森は殺人事件の捜査に加わる。
障害のある娘と二人暮らしの母親が、二階の部屋で何者かに殺害された事件だ。
階段を上がれない娘は大きな物音を聞いて怖くなり、ケースワーカーを呼んで通報してもらったのだという。
県内で多発している窃盗事件と同一犯だろうという捜査本部の方針に疑問を持った何森は、ひとり独自の捜査を始める――。
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丸山正樹さんのデフ・ヴォイスシリーズのスピンオフです。
人気キャラクター何森刑事を主人公とした連作短編集。これは面白かった。
何森が魅力的なのとミステリ的によく出来ているのがいいですね。
どの短編もよく出来ていますが、特に最後の中編は力作。
事件の哀しいラストと何森の辛い過去が交錯し思わず涙してしまいました。
東野圭吾さんの最良の作品に匹敵すると言ってはちょっとほめすぎでしょうか。
お勧めです。

丸山正樹「刑事何森 逃走の行先」東京創元社

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優秀な刑事ながらも組織に迎合しない性格から、上から疎まれつつ地道な捜査を続ける埼玉県警の何森稔。
翌年春の定年を控えたある日、ベトナム人技能実習生が会社の上司を刺して姿をくらました事件を担当することになる。
実習生の行方はようとして掴めず、捜査は暗礁に乗り上げた、何森は相棒の荒井みゆきとともに、被害者の同僚から重要な情報を聞き出し──。
技能実習生の妊娠や非正規滞在外国人の仮放免、コロナ禍による失業と貧困化などを題材に、罪を犯さざるを得なかった女性たちを描いた全3編を収録。
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デフ・ヴォイスシリーズのスピンオフ2作目。
面白いですが、前作が傑作だっただけにそこまでではないかな。
非正規滞在外国人という弱者をテーマにするあたりは丸山さんらしいです。
デフ・ヴォイスシリーズの主人公の妻で刑事の荒井みゆきとのコンビは前作以上にいい感じなんですが。
でも面白かったので続編希望です。


刑事何森 孤高の相貌 (創元推理文庫)

刑事何森 孤高の相貌 (創元推理文庫)

  • 作者: 丸山 正樹
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2023/11/30
  • メディア: 文庫



刑事何森 逃走の行先

刑事何森 逃走の行先

  • 作者: 丸山 正樹
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2023/06/19
  • メディア: 単行本



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デフ・ヴォイスシリーズ [本]

丸山正樹さんのデフ・ヴォイスシリーズを読みました。このシリーズは面白い。

丸山正樹「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」文春文庫

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仕事と結婚に失敗した荒井尚人。いまの恋人にも半ば心を閉ざしているが、やがて唯一の技能を活かして手話通訳士になる。
あるろう者の法廷通訳を引き受け、過去の事件に対峙することに。現在と過去、二つの事件の謎が交錯をはじめ……。
マイノリティの静かな叫びが胸を打つ、感動の社会派ミステリー。シリーズ通して読み継がれるロングセラーです。
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ドラマ化もされた丸山正樹さんの長編デビュー作です。
丸山さんは頸髄損傷の奥さんを介護しているそうで、その点から障害をテーマにした小説を書いています。
本作はろう者がテーマですが、主人公は映画で有名になったCODA(家族はろう者で自身は聞こえる)です。
警察組織で孤立し離職した主人公が手話通訳士となりマイノリティの側に立とうと奮戦しますが、、
最初は主人公に敵対すると思わせる何森刑事の真意が明かされるシーンが感動的。

丸山正樹「龍の耳を君に: デフ・ヴォイス」創元推理文庫

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手話通訳士の荒井尚人は、コミュニティ通訳のほか、法廷や警察で事件の被疑者となったろう者の通訳をする生活の中、場面緘黙症の少年に手話を教えることになった。
めきめきと上達した少年はある日、殺人事件について手話で話し始める――。
NPO職員が殺害された現場は、少年の自宅の目の前だった。
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シリーズ2作目。主人公は手話通訳士として仕事を続けています。
主人公と恋人、その子の三人から目が離せません。
何森刑事も登場します。

丸山正樹「慟哭は聴こえない: デフ・ヴォイス」創元推理文庫

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ろう者の妊婦から医療通訳の依頼を受けた手話通訳士・荒井尚人。
専門知識が必要で、しかも産婦人科であるために苦戦しながらも丁寧に対応したのだが、翌日、彼女からSOSが届き──。
ろう者による緊急通報の困難を問題提起した表題作ほか、急死したろう者の素性を何森刑事と共に探る旅路を描く「静かな男」など、荒井が出合った四つの事件。
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シリーズ3作目。ろう者の緊急通報の困難を描いた表題作他、読み応えのある短編集。
何森刑事も重要な役で登場します。

丸山正樹「わたしのいないテーブルで: デフ・ヴォイス」東京創元社

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コロナ禍の2020年春、手話通訳士の荒井の家庭も様々な影響を被っていた。
刑事である妻・みゆきは感染に怯えつつも業務をこなし、一方の荒井は二人の娘の面倒を見るため手話通訳の仕事も出来ない。
そんな中、旧知のNPO法人から、女性ろう者が起こした傷害事件の弁護団への通訳としての参加依頼が届く。
些細な口論の末に実母をナイフで刺した事件。聴者である母親との間に何が?
コロナ禍でのろう者の実態と苦悩を描く、〈デフ・ヴォイス〉シリーズ最新長編。
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シリーズ4作目。最新長編です。2020年春コロナ禍で苦悩するろう者がテーマです。
主人荒井はみゆきと結婚し、娘にも恵まれます。ですが娘は聞こえない子でした。
主人公は女性ろう者が口論の末、母を刺した事件に弁護団の通訳として参加しますが、、
やはりこのシリーズは面白い。続巻も期待しています。


デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士 (文春文庫 ま 34-1)

デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士 (文春文庫 ま 34-1)

  • 作者: 丸山 正樹
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/08/04
  • メディア: 文庫



龍の耳を君に: デフ・ヴォイス

龍の耳を君に: デフ・ヴォイス

  • 出版社/メーカー: MediaDo
  • 発売日: 2024/06/07
  • メディア: Audible版



慟哭は聴こえない (デフ・ヴォイス)

慟哭は聴こえない (デフ・ヴォイス)

  • 作者: 丸山 正樹
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2019/06/28
  • メディア: 単行本



わたしのいないテーブルで: デフ・ヴォイス

わたしのいないテーブルで: デフ・ヴォイス

  • 作者: 丸山 正樹
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2021/08/31
  • メディア: 単行本



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プライベートな星間戦争/君のクイズ/鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々 [本]

森岡浩之「プライベートな星間戦争」星海社FICTIONS

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人類がテクノロジーの力によって「半神」に進化した近未来、天使たちは神を狙う悪魔との決戦に備えていた。
新人天使エスクは天使城の指令に従い、宇宙空間に襲来する悪魔と戦うが、神の命令に言い知れぬ違和感を覚えていたーー。
星雲賞・SF大賞の森岡浩之、待望の新作スペースオペラ!
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森岡浩之さんの最新作です。
天使と悪魔の戦いを描く第1部、その謎解きの第2部と凝った話で面白かったです。
ただ、星海社のライトノベルにこの題材が合っていたかというと微妙ですね。

小川哲「君のクイズ」朝日新聞出版

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生放送のTV番組『Q-1グランプリ』決勝戦に出場したクイズプレーヤーの三島玲央は、対戦相手・本庄絆が、まだ一文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たすという不可解な事態をいぶかしむ。
いったい彼はなぜ、正答できたのか?
真相を解明しようと彼について調べ、決勝戦を1問ずつ振り返る三島はやがて、自らの記憶も掘り起こしていくことになり――。
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小川哲さんの新作です。クイズを題材にしたミステリーです。
問題が読まれる前に正答したという謎が鮮やかで、しかも展開が面白かったです。
さすが小川哲さんでした。

「鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々」DU BOOKS

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第96回米国アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞『君たちはどう生きるか』を“宣伝なき宣伝”で大ヒットさせた、スタジオジブリのカリスマプロデューサー鈴木敏夫と、世界的に評価される作品を作り続けてきた映画監督押井守による初の対談集。
君は、そこまで言うのか!?忖度いっさいなし。“悪友”同士が語りつくす、40余年の愛憎。
仕事観、人生観、旅、思い出......アニメと映画の未来まで
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鈴木敏夫さんと押井守さんの対談集です。
一部読んでいたものもありましたが、ほとんどは初めて読みました。
これは面白かったです。「パトレイバー」の後藤隊長のモデルは鈴木さんだそうですね。
ジブリアニメの話は前に押井さんが本にしていたので評価は想像がついていました。


プライベートな星間戦争 (星海社 e-FICTIONS)

プライベートな星間戦争 (星海社 e-FICTIONS)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2023/12/12
  • メディア: Kindle版



君のクイズ

君のクイズ

  • 作者: 小川 哲
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2022/10/07
  • メディア: Kindle版



鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々

鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々

  • 出版社/メーカー: DU BOOKS
  • 発売日: 2024/02/29
  • メディア: Kindle版



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君が手にするはずだった黄金について/極楽征夷大将軍/本の雑誌の目黒考二・北上次郎・藤代三郎 [本]

本の感想です。溜めてしまったので短縮版です。

小川哲「君が手にするはずだった黄金について」新潮社

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才能に焦がれる作家が、自身を主人公に描くのは「承認欲求のなれの果て」。
認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの?
青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……。
著者自身を彷彿とさせる「僕」が、怪しげな人物たちと遭遇する連作短篇集。
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小川哲さんの短編集です。
小川さん本人が主人公と思わせて実はフィクション?
小川さんらしく読ませる短編集でした。

垣根涼介「極楽征夷大将軍」文藝春秋

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動乱前夜、北条家の独裁政権が続いて、鎌倉府の信用は地に堕ちていた。
足利直義は、怠惰な兄・尊氏を常に励まし、幕府の粛清から足利家を守ろうとする。
やがて後醍醐天皇から北条家討伐の勅命が下り、一族を挙げて反旗を翻した。
一方、足利家の重臣・高師直は倒幕後、朝廷の世が来たことに愕然とする。
後醍醐天皇には、武士に政権を委ねるつもりなどなかったのだ。怒り狂う直義と共に、尊氏を抜きにして新生幕府の樹立を画策し始める。
混迷する時代に、尊氏のような意志を欠いた人間が、何度も失脚の窮地に立たされながらも権力の頂点へと登り詰められたのはなぜか?
幕府の祖でありながら、謎に包まれた初代将軍・足利尊氏の秘密を解き明かす歴史群像劇。
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垣根涼介さんの新作長編です。直木賞受賞作。
足利尊氏が主人公ですが、弟直義、重臣・高師直の視点から描きます。
足利幕府の誕生の話は分かりにくいのですが、かなりすっきりと描かれています。

「本の雑誌の目黒考二・北上次郎・藤代三郎」別冊本の雑誌

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品切れとなった「本の雑誌」追悼号(2023年5月号)を完全収録の上、さらにたくさんの追悼コメントや追悼企画も多数収録。
またこれまで目黒考二が「本の雑誌」で書いてきた原稿を厳選し再収録。
目黒考二という偉大なる「本好き」の功績をまとめた永久保存版の一冊。
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2023/1/19に亡くなった目黒考二さんの追悼特集です。
本の雑誌社長・評論家としての目黒考二、エッセイストとしての北上次郎、競馬評論家としての藤代三郎の三つの顔を掘り下げています。


君が手にするはずだった黄金について

君が手にするはずだった黄金について

  • 作者: 小川哲
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2023/10/18
  • メディア: Kindle版



極楽征夷大将軍 (文春e-book)

極楽征夷大将軍 (文春e-book)

  • 作者: 垣根 涼介
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2023/05/11
  • メディア: Kindle版



本の雑誌の目黒考二・北上次郎・藤代三郎 (別冊本の雑誌 21)

本の雑誌の目黒考二・北上次郎・藤代三郎 (別冊本の雑誌 21)

  • 出版社/メーカー: 本の雑誌社
  • 発売日: 2023/09/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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Voyage想像見聞録/辺境メシ ヤバそうだから食べてみた/扉の向う側 [本]


本の感想です。溜めてしまったので短縮版です。

宮内悠介、藤井太洋、小川哲、深緑野分、森晶麿、石川宗生「Voyage想像見聞録」講談社

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さぁ、出かけよう! 「物語」という旅へ。様変わりした生活、奪われる自由――。
でも大丈夫、私たちには「小説」がある。国境、日常、現実を飛び越え、行き先は無限大!
最旬の作家たちが想像の翼を広げて誘う、魅惑のノベル・ジャーニー!

宮内悠介 「国境の子」
対馬から韓国まではわずか一時間。でも「ぼく」にはそれが遠かった。
藤井太洋 「月の高さ」
旅公演スタッフとして遠征中、あの日見た月が胸に去来する。
小川 哲 「ちょっとした奇跡」
自転が止まった地球。カティサーク号は、昼を追いかけ移動を続ける。
深緑野分 「水星号は移動する」
移動式の宿・水星。今日はどんなお客様と出会うのだろう?
森 晶麿 「グレーテルの帰還」
あの夏、最後の家族旅行での惨劇が、私の運命を大きく変えた――。
石川宗生 「シャカシャカ」
地表が突然シャッフルをはじめた!? 姉弟の生き残りをかけた旅が始まる。
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注目の新人作家の短編を集めたアンソロジーです。
どの短編も面白かったです。

高野秀行「辺境メシ ヤバそうだから食べてみた」文春文庫

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ヒキガエルジュース、ジャングルのゴリラ肉、アマゾンの口噛み酒、胎盤餃子…。
辺境探検の第一人者が旅のなかで味わい尽くした、世界の「珍食」「奇食」の数々。
端から見て“ヤバい”料理であればあるほど、民族の長い歴史や伝統が息づいている!?
抱腹絶倒間違いなしのクレイジー・グルメ・ジャーニー!
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高野秀行さんが辺境を旅して食べた珍食、奇食を書いた本です。
写真もついているので苦手な人は注意。
でも個人的には楽しく読みました。

ヤマザキマリ「扉の向う側」マガジンハウス

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自分に見えてる世界なんてほんのちっぽけ
地球の片隅で凛と生きる人たちーー
「ku:nel」人気連載エッセイ、オールカラー画で待望の書籍化。
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ヤマザキマリさんが世界で出会った人たちについて書いた本です。
イラストも印象的です。


Voyage 想像見聞録

Voyage 想像見聞録

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/06/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



辺境メシ ヤバそうだから食べてみた (文春文庫)

辺境メシ ヤバそうだから食べてみた (文春文庫)

  • 作者: 高野 秀行
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2020/11/10
  • メディア: Kindle版



扉の向う側

扉の向う側

  • 作者: ヤマザキマリ
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2023/11/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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彷徨える艦隊 ジェネシス 先駆者たち/夢の砦 二人でつくった雑誌「話の特集」/パスタぎらい [本]

本の感想です。溜めてしまったので短縮版です。

ジャック・キャンベル「彷徨える艦隊 ジェネシス 先駆者たち」ハヤカワ文庫SF

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〈彷徨える艦隊〉の時代から時をさかのぼること数世紀……アルファル星系艦隊の退役士官ロバート・ギアリーは、新コロニー設立をめざす四千人の移民団に加わった。
だが到着早々、近隣のスカザ星系の戦闘艇が現われ、この星系はスカザ星系の保護下にあると宣言し、保護料を要求する。
たった20名の防衛部隊の隊長に任命されたギアリーは、救命服と殺傷力のない麻酔銃だけを武器に戦闘艇に立ち向かうが!?
新シリーズ堂々開幕!
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「彷徨える艦隊」の外伝2作目です。
本編の数世紀前、本編の主人公ジャック・ギアリーの先祖の物語です。
こちらは読まなくてもいいかなと思っていたのですが、本編の12巻が面白かったので読んでみました。
なかなか面白かったですが、こちらの外伝の続きはいつ出るかな。

矢崎泰久、和田誠「夢の砦 二人でつくった雑誌「話の特集」」ハモニカブックス

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「アートディレクターのギャラは払えないの?じゃあ、その代わりデザインは勝手にやるし、企画内容も口出しさせてもらうね」
この約束から二人の雑誌づくりは始まった。30年間にわたって、和田誠はノーギャラでADを務める。
ADというより和田誠は事実上の編集長でさえあったと語る矢崎泰久。
雑誌「話の特集」は和田誠なしには存在しなかった。
単行本未収録「雪国」、吉永小百合インタビュー、ユージン・スミスとの対談など「話の特集」を舞台に発表された希少な名作を再録。
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矢崎泰久さんが和田誠さんとの縁を中心に語る「話の特集」。
和田誠さんは事実上の編集長だったそうですが、ノーギャラというのが凄い。
それだけ楽しかったのでしょうね。
単行本未収録「雪国」や対談も収録。

ヤマザキマリ「パスタぎらい 」新潮新書

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断言しよう。パスタより美味しいものが、世界にはある!
フィレンツェのモツ煮込み、シチリア島で頬張った餃子、理性を狂わすポルチーニ茸、死にたいくらいに憧れた日本食、忘れ難いおにぎりの温もり、冷えたナポリタンetc.
いわゆるグルメじゃないけれど、食への渇望と味覚の記憶こそが、私の創造の原点――。
絵画を学ぶため、17 歳でフィレンツェに留学。イタリア以外にも北海道やリスボン、エジプト、シリア、シカゴに暮らし、世界中を旅したヤマザキマリが、胃袋で世界とつながった経験を美味しく綴る、極上の食文化エッセイ。
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ヤマザキマリさんの食文化エッセイです。
美味しいものの話もありますが、いわゆるB級グルメの話が多いかな。
でもB級でもいかにも美味しそうです。
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高峰秀子「私の渡世日記」 [本]

高峰秀子「私の渡世日記」文春文庫上下読みました。

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複雑な家庭環境、義母との確執、映画デビュー、青年・黒澤明との初恋など、波瀾の半生を常に明るく前向きに生きた著者が、ユーモアあふれる筆で綴った傑作自叙エッセイ。
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今さらながら高峰秀子の映画を見ました。
今までほとんど見ていなかったのですが、友人にDVDを借りた「流れる」が素晴らしかった。
という事で成瀬巳喜男監督とのコンビ作「稲妻」「放浪記」「浮雲」「乱れる」を見ました。
その他五所平之助監督「煙突の見える場所」野村芳太郎監督「張込み」も見ました。
高峰秀子といえば文筆家としても有名です。
まずムック「没後10年 高峰秀子」を読みました。対談やインタビューも収録されていますが、エッセイの文章が素晴らしい。
という事で「私の渡世日記」を。
両親や養母の事から書き始めて、子役時代から数々の名作に出るまで。
こちらの文章もいいですね。
映画と並行して著作も読んでいこうと思っています。


わたしの渡世日記 上 (文春文庫 た 37-2)

わたしの渡世日記 上 (文春文庫 た 37-2)

  • 作者: 高峰 秀子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1998/03/10
  • メディア: 文庫



わたしの渡世日記 下 (文春文庫 た 37-3)

わたしの渡世日記 下 (文春文庫 た 37-3)

  • 作者: 高峰 秀子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1998/03/10
  • メディア: 文庫



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高速戦艦「赤城」4-グアム要塞/中野のお父さんと五つの謎 [本]

横山信義「高速戦艦「赤城」4-グアム要塞」C★NOVELS

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米艦隊による硫黄島、サイパン島の日本軍基地への奇襲攻撃は苦闘の末に撃退された。
戦況は一息つくはずだった。しかし、米軍は激戦の裏で密かにグアム島へ増援を送り込んでいたのだ。
これで、日米双方が互いに敵飛行場の破壊と再建の妨害を繰り返す泥沼の状態に。
それでも、機械化された米軍設営部隊の能力は日本軍を凌駕し、グアム島飛行場再建を阻止し続けることは不可能であった。
敵基地が本格稼働する前に一気に攻勢をかけ、グアム島そのものを占領するしかないと、連合艦隊はグアムに向け出撃する。
だが、米海軍も太平洋艦隊の主力戦艦部隊を繰り出し、鉄壁の布陣をもって待ち受けていたのだ――。
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横山信義さんの仮想戦記新シリーズ4巻です。
米国が大艦巨砲に走る中、日本は航空主兵で対抗しようとしますが、、
一番のIFはスターリンもヒトラーも死亡しヨーロッパで大戦が起きていない事。
このため日英同盟は健在でアメリカのみが日本を敵視しています。
航空主兵で米国と善戦していますが、徐々に国力の差が出て来そう。
ただ、これほど日本が善戦しても米国が大艦巨砲を修正しないのは硬直しすぎ。
とはいえ続巻楽しみです。

北村薫「中野のお父さんと五つの謎」文藝春秋

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文藝編集者として出版社に勤める娘が仕事の現場で行き当たった〈謎〉を、高校の国語教師のお父さんが解決して見せる〈中野のお父さん〉シリーズ第4弾!
かの夏目漱石は、英語の〈アイ・ラブ・ユー〉を〈月が綺麗ですね〉と訳した――世間に広く伝わるこの話、じつは根拠のない伝説だった!
ではこの伝説はいつ、どのように生まれたのか? お父さんの推理が冴える!
ほかに芥川龍之介、松本清張、池波正太郎など、〈あの文豪〉の〈こんな謎〉を、お父さんが見事に解決!
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北村薫さんの中野のお父さんシリーズ4作目。相変わらず面白いです。
出版社に勤める文芸編集者の娘の遭遇した日常の謎を、中野に住む父が解決する連作短編集。
北村さんの練達の文章が素晴らしい。父の鮮やかな推理が読ませますね。
父娘が解く謎は大岡昇平、古今亭志ん生、小津安二郎、菊池寛らにまつわるもの。
松本清張と池波正太郎が同じ年の生まれという話も面白い。
どの話も面白かったですが、三遊亭圓生がからむ話が楽しい。
北村さんも74才。まだまだお元気で続きを読みたいです。
まあ、こちらが先に逝くかもしれませんが。


高速戦艦「赤城」4 グアム要塞 (C★NOVELS)

高速戦艦「赤城」4 グアム要塞 (C★NOVELS)

  • 作者: 横山信義
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2024/02/21
  • メディア: Kindle版



中野のお父さんと五つの謎

中野のお父さんと五つの謎

  • 作者: 北村 薫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2024/02/09
  • メディア: 単行本



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小森収インタビュー集/移民の宴 [本]

「小森収インタビュー集」創元推理文庫

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各務三郎が「ミステリマガジン」編集長時代を、皆川博子が少女時代の読書体験を、三谷幸喜が「作戦もの」の魅力を、法月綸太郎がアントニイ・バークリーの読み解きを、石上三登志がミステリの楽しみ方を、松岡和子が戯曲を翻訳する喜びを、和田誠が戦後のアメリカ文化を、はじめて語ってくれた。
〈短編ミステリの二百年〉で日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞に輝くアンソロジスト・評論家による類を見ないインタビュー集、待望の文庫化。
北村薫が「良き読者」としての在り方を語る新規インタビューを特別収録。
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小森収さんのインタビュー集です。
どれも面白いですが、やはり故人の対談が印象的ですね。
大ファンの和田誠さんとの対談はイラストレーターとしてのデビューから映画の話までとても面白かったです。
三谷幸喜が「スパイ大作戦」に代表される「作戦もの」の話をするのも楽しい。
「スパイ大作戦」ファンとしては「ミッション・インポッシブル」は許せないとか。気持ちはわかる。
石上三登志さんの家庭環境に関する話も貴重でした。


高野秀行「移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活」講談社文庫

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日本に住む二百万を超える外国人たちは、日頃いったい何を食べているのか?
「誰も行かない所に行き、誰も書かない事を書く」がモットーの著者は、伝手をたどり食卓に潜入していく。
ベリーダンサーのイラン人、南三陸町のフィリピン女性、盲目のスーダン人一家……。
国内の「秘境」で著者が見たものとは?
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海外の秘境を旅する高野さんですが、本作では日本に住んでいる外国人たちを取材します。
南三陸町で震災にあったフィリピン女性、ベリーダンサーのイラン人どの人も興味深いです。
ですが「異国トーキョー漂流記」に登場した盲目のスーダン人がその後結婚して一家を構えた話が一番面白かったかな。

はじめて話すけど……: 小森収インタビュー集 (創元推理文庫)

はじめて話すけど……: 小森収インタビュー集 (創元推理文庫)

  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2023/12/18
  • メディア: 文庫



移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活 (講談社文庫)

移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活 (講談社文庫)

  • 作者: 高野秀行
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/10/16
  • メディア: Kindle版



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彷徨える艦隊12/暗殺者の屈辱 [本]

ジャック・キャンベル「彷徨える艦隊12 特使船バウンドレス」ハヤカワ文庫SF)

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人類に代理首都として知られる星系で黒い艦隊を撃破したギアリーは、旗艦〈ドーントレス〉と侵攻輸送艦〈ミストラル〉で星系同盟(アライアンス)の首都ユニティ星系へ帰還する。
驚くべき陰謀の証拠をアライアンス政府に提出するためだ。
証拠が精査されるあいだ、ギアリーとアライアンス艦隊は使節団を護衛して異星人の宙域へ向かうことに。
だがその彼を、証拠の隠滅を望む者たちが暗殺せんと狙っていた!?
戦争SFの最高峰、第3部開幕!
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彷徨える艦隊シリーズの最新刊です。このシリーズは面白い。
戦闘に破れ100年間救出ポッドで冷凍睡眠していた主人公が敗走中の艦隊の指揮を取る事になります。
100年の間にハードは進歩していますが、戦術や戦略のノウハウが失われていて、主人公はその知識で連戦連勝します。
異星人が登場した第2部はちょっとスタートレックみたいです。
この巻は第3部の1作目。相変わらず面白い。
第3部は三部作で本国では刊行済みなので早く続きを出して欲しいです。

マーク・グリーニー「暗殺者の屈辱」上下ハヤカワ文庫NV

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ジェントリーは、米露両国の極秘情報を収めたデータ端末を確保する任務につく。
だが、ロシアの工作員も奪還作戦を開始していた!
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「暗殺者グレイマン」に始まるマーク・グリーニーの暗殺者シリーズ最新作です。
シリーズ12作目。このシリーズはとても面白いです。
NetFlexでライアン・ゴズリング主演で映画化されました。
映画も面白かったですが、原作の面白さにはかなわなかったです。
さて本作ではウクライナ戦争がからんで、ジェントリーは米露の極秘情報を収めたデータ端末を確保する任務につきます。
相変わらず面白いです。敵も協力でハラハラさせますね。
色々あって最後はとても良かった。
このシリーズ、ここで終わってもいいくらいでした。
でもまあ続きは出るでしょうね。
ジェントリーにはそれまでのつかのまの安らぎを楽しんで欲しいです。


彷徨える艦隊12 特使船バウンドレス (ハヤカワ文庫SF)

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  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2023/10/18
  • メディア: Kindle版



暗殺者の屈辱 上 グレイマン (ハヤカワ文庫NV)

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  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2023/12/20
  • メディア: Kindle版



暗殺者の屈辱 下 グレイマン (ハヤカワ文庫NV)

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  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2023/12/20
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