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SFセミナー2021 [その他]

昨日、SFセミナー2021に参加しました。

前回同様とても楽しかったです。
アバウトな物ですがレポートです。
長いので興味のある人だけどうぞ。

一昨年初めて参加したSFセミナーですが、昨年はコロナで中止になりました。
今年はリモートで開催です。

2019年のレポートはこちら。
https://kisa1.blog.ss-blog.jp/2019-05-04

今年のSFセミナーの昼企画は以下です。

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オープニング 13時
企画1 「SFと倫理」 13時10分~14時10分
 出演:稲葉振一郎 長谷敏司 司会:八代嘉美
企画2 「中国SF再び」14時20分~15時50分
 出演:立原透耶 陳楸帆(スタンリー・チェン) 藤井太洋 通訳:石亀航
企画3 「怪獣動画の特異点――円城塔、ゴジラS.P〈シンギュラポイント〉を語る」16時00分~17時00分
 出演:円城塔 オキシタケヒコ
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その後、20時から合宿企画もありました。
「怪獣動画の特異点」は合宿にも参加しました。

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企画1 「SFと倫理」 13時10分~14時10分
 出演:稲葉振一郎 長谷敏司 司会:八代嘉美

SFは科学技術の発達に伴い生まれた様々な倫理的課題をとりあげ、描いてきました。
そして現在、AIをはじめとした科学技術と倫理の問題が顕在化する中、問題提起やイマジネーションの種としてSFが参照されるケースも増えています。
この企画では明治学院大学社会学部教授の稲葉振一郎さん、作家の長谷敏司さんをお迎えしてSFと倫理についてあらためて考えてみたいと思います。
とりあげるのはAIとの関係で脚光を浴びるアシモフのロボット三原則。司会は八代嘉美さんです。(文責・新井勝彦)

▼稲葉振一郎
1963年生まれ。明治学院大学社会学部教授。専門は主に社会哲学。著書に『銀河帝国は必要か? ロボットと人類の未来』(ちくまプリマー新書)、『宇宙倫理学入門』(ナカニシヤ出版)、『社会倫理学講義』(有斐閣アルマ)など多数。

▼長谷敏司
1974年生まれ。2001年『戦略拠点32098楽園』にて第6回スニーカー大賞金賞を受賞。2015年『MyHumanity』(早川書房)にて第35回日本SF大賞を受賞。現在、小学館ガガガ文庫にて『ストライクフォール』シリーズを刊行中。またアニメ化された『BEATLESS』が今夏、中国で『空匣人型』としてスマートフォン向けゲーム化、新作シナリオも手掛けている。

▼八代嘉美(司会)
1976年生まれ。神奈川県立保健福祉大学イノベーション政策研究センター教授。専門は幹細胞生物学、分子生物学、科学技術社会論。
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稲葉振一郎さんと長谷敏司さんの話がは面白い。
長谷さんは人工知能学会にも参加されているとか。
稲葉さんによると日本ではロボット工学会ができなかった。
主に法律家から反対があったそうです。
長谷さんが人工知能学会に関わったのはSF大会で人工知能の専門家と話したのがきっかけだそうです。
稲葉さんが「夏への扉」を今読んでもつまらない、と発言し、八代さんがここでその発言はしない方がという一幕も。
稲葉さんは最後にカズオ・イシグロがノーベル賞を取り、なろうが売れている世界でSF作家をやっていくのは大変ですが、頑張って下さいと言われていました。

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企画2 「中国SF再び」
 出演:立原透耶 陳楸帆(スタンリー・チェン) 藤井太洋 通訳:石亀航

中国SFが本格的に日本に紹介されてきました。
2016年に陳楸帆(スタンリー・チェン)さんにご登壇いただいて、中国SFのお話を伺ってから5年、2023年には四川省の省都である成都でのワールドコン招致を行なっているところです。
前回、中国では科学に対する啓蒙としてSFが推奨されていると伺いましたが、実際に中国では宇宙進出も始めて有人ロケットも飛ばしています。
これは科学発展にSFが貢献したということでしょうか?
ワールドコンのことや中国科幻小説の今をお話いただきます。(文責:立花)

▼陈楸帆 チェン・チウファン/スタンリー・チェン
1981年生まれ。中国のSF作家。「中国のウイリアム・ギブスン」と評されており、サイバーパンクの旗手。SFセミナーのゲストとしては二回目の登場になる。日本語訳に長編『荒潮』、短編「鼠年」、「麗江の魚」、「沙嘴の花」(以上、早川書房)など。

▼立原透耶 たちはら・とうや
1969年生まれ。小説や翻訳などをする教員。中華SFの紹介に人生を捧げている。『三体』(監修)、『三体II』(共訳)、『時のきざはし』(編訳)、『人之彼岸』(共訳)、『移動迷宮』(共訳)など。

▼藤井太洋 ふじい・たいよう
SF作家。宇宙開発をWebエンジニアリングの視点で描いたテクノスリラー『オービタル・クラウド』で第35回日本SF大賞、第46回星雲賞日本長編部門を受賞。2019年にはインターネットの自由をテーマにした作品集『ハロー・ワールド』で第40回の吉川英治文学新人賞を受賞した。日本SF作家クラブの第18代会長(2015年〜2018年)を務め、現在も理事としてSFの振興に努めている。

▼石亀航 いしがめ・わたる
1980年生まれ。2011年より東京創元社勤務。翻訳業は掲載先/依頼募集中。
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陳楸帆(スタンリー・チェン)さんが一時間ほど遅れるというハプニングが発生。
その間は立原透耶さんと藤井太洋さんが中国SFの現状について色々とお話していました。
陳さんが現れたのは終了間際だったので、30分延長となりました。
中国自体の国力が凄いので、中国SFも勢いありますね。
ただ、今回も大きな話題になった「三体」を超える傑作はなかなかないのかな。

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企画3 「怪獣動画の特異点――円城塔、ゴジラS.P〈シンギュラポイント〉を語る」
 出演:円城塔 オキシタケヒコ

「怪獣動画の特異点——円城塔、ゴジラS.P〈シンギュラポイント〉を語る」

2021年4月から地上波放映開始された新作アニメ「ゴジラS.P〈シンギュラポイント〉」は、SF作家円城塔氏が設定考証・脚本をつとめるということで話題になりました。
六月、最終話までの放映が終了し、作中での科学的知見を盛り込んだ謎解き要素や壮大な終末のビジョンが大きな話題を呼び、視聴者の間では活発に考察も行われています。
今回は、設定考証・脚本をつとめられた円城塔氏とインタビュワーにSF作家オキシタケヒコ氏をお呼びして、SFファンに向けて「ゴジラS.P〈シンギュラポイント〉」の魅力を語って頂きます。(文責:茅野)

▼円城塔
1972年生まれ。SF作家。2007年「オブ・ザ・ベースボール」(第一〇四回文學界新人賞)でデビュー、のち『Self-Reference
ENGINE』(早川書房)刊行。他の著作に、「道化師の蝶」(講談社、第146回芥川龍之介賞受賞)、『文字渦』(新潮社、第39回日本SF大賞受賞)など。

▼オキシタケヒコ
1973年生まれ。SFものかき。著作は『筺底のエルピス』シリーズ(小学館ガガガ文庫)、『波の手紙が響くとき』(早川書房)、『おそれミミズク
あるいは彼岸の渡し綱』(講談社タイガ)など。
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昼企画:

監督からは最初映画「メッセージ」にしようという要望が。
円城さんからはいや、ゴジラは「メッセージ」にならないと。
怪獣は出す方向でした。最初は怪獣は出さない案もあったが、我々は押井守ではないのでと出す事になった。
押井守をやっていいのは、シリーズを何作か回した後だと思う。
時間の流れに関しては「インターステラー」も気にしていたが、あの作品が良く分からない。
円城さんがゴジラで気になったのは大きさ、1匹問題。
なぜあれほど巨大なのか。なぜ1匹しかいないのか。
ゴジラS.Pに関わっていた時期は4年間。かなり体調が悪かった。
円城さんはジェットジャガーは巨大化させなくてもいい派。
巨大化させたかったのは監督。
ただ、最後が近くなると巨大化しないとオチないと思った。
4、5才に一番評判がいいのはペロ2。
主人公が二人いて、一人は地元、一人は世界を旅するという設定はかなり最初から決まっていた。
オキシさん:話を聞くとかなり試行錯誤していますが、結果はうまくまとまっている。
ペロ2の声優さん(久野美咲)が凄かった。アドリブも多かった。
ペロ2のサンスクリット語は東京外語大の専門家にやってもらうはずだったのに声優さんがやった。
声優さんは凄い。色々助けられた。

合宿:

13話で怪獣を1体づつ倒すという案もあった。
日本だとお金がないやり方が通常なので、お金があっても切り替えられない。
好きなゴジラは?ヘドラ?
SPでもヘドラを出す案はあったんですが、あれだけ他の怪獣とリアリティのレベルが違う。
色々なゴジラ企画が走っている。ガンダムもそう。
縛りはゴジラは人間を食べてはいけない。なぜか?今はゴジラはアイドルだから。
怪獣が何を食べているかは気になります。
昔「マグロ食ってるからダメ」という話もありましたが、マグロ食わせるという案もあった。
怪獣とクリーチャーの違いは。大きさ?
SPは怪獣もののアニメとして映像はよく出来ている。
3Dと2Dのバランスがいい。結果的にお金をかけない作り方がうまくいった。
怪獣を2D(手書き)だと怖くならない。
怪獣は3D(CG)の方がいい。
楽しかったけどやっているうちに、円城さんはおれ集団作業嫌いだったなと。
脚本までやったからそれなりにお金は入ったけど、4年は長い。
SF設定だけだと100万くらい。
脚本までやったからもっともらえたけど、小説を書いていた方が収入は多かったと思う。
Netflixの脚本代は高いと言われますが、それほどでもない。他よりはちょっとは高いかな。
コアなファンはジェットジャガーは絶対に巨大化すると思っていた。
円城さんは巨大化しない方がいいと思っていた。
ゴジラがマタンゴになる案もあったが、東宝がNGだったそうです。
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ドラマ「ハコヅメ」 [その他]

ドラマ「ハコヅメ」が面白い。

原作のマンガのファンなので見てみたのですが、ドラマも素晴らしい。
ちなみに原作者は10年間警察官をしていたそうです。
先週の1回目に続いて2回目を見ました。
原作マンガファンですが原作では割とさらっと描かれているエピソードがドラマだと刺さるなあ。
戸田恵梨香は前回も今回もとても良かったですが、永野芽都は未熟だが一生懸命なキャラをやらせると光りますね。
ムロツヨシの語る「俺はどう仕事しないかしか考えていない」というセリフには全く同感。
中間管理職はある意味自分がいかに消耗しないか=どう効果的にさぼるかは重要。
そう思ってサラリーマンやってきたかも。
これはお勧めです。
https://www.ntv.co.jp/hakozume/
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ゴジラ S.P<シンギュラポイント> [その他]

TVアニメ『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』見ました。

ちょっと興味があったのですが、昨日友人宅に遊びに行った所、録画しているという事で見せてもらいました。
めちゃめちゃ面白いです。
なにせ、シリーズ構成・SF考証・脚本 円城塔ですからこれは楽しみです。
平成ガメラ、シン・ゴジラを意識しつつ、昭和ゴジラ、円谷特撮までのテイストを盛り込んでいるのが凄い。
歌川国芳の描いた浮世絵が出てくるに至ってはひっくり返りました。
ジェットジャガーも登場!
ラドンは完全に平成ガメラのギャオスだし今はまだ怪獣が小さいのも「サンダ対ガイラ」の後期東宝特撮ぽい。
木曜TOKYO MXで放送しているので録画して最後まで見ます。
今後が楽しみです。

https://www.youtube.com/watch?v=xVv3kouh4is

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逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!! [その他]

「逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!」見ました。

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家庭という仕事場の「共同経営者」である森山みくり(新垣結衣)と津崎平匡(星野 源)。
共働きとなり、2人に最適な家事の分担も出来て、平和で幸せな日々を過ごしていた。
女子社員の「出産の順番待ち」、みくりの会社ではそんな話題も出ていた。
そんな中、みくりの妊娠が発覚。
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大ヒットドラマのスペシャル版。
働き方や、育児休暇、などの問題提起もビビッドで、泣かせ、笑わせ、ハラハラさせます。
原作も読んでいますが、後半は原作には当然ないコロナ過をテーマにしているのもさすが。
主演の二人はもちろん、俳優陣も素晴らしかったです。
ゲストではファンの西田尚美がいいですし、青木崇高のうざい役もうまい。
楽しませてもらいました。

新垣結衣、星野源、大谷亮平、藤井隆、真野恵里菜、成田凌、古舘寛治、細田善彦
モロ師岡、高橋ひとみ、宇梶剛士、富田靖子/古田新太/石田ゆり子
ゲスト
西田尚美、青木崇高、滝沢カレン、ナオト・インティライミ、池谷のぶえ、Kaito、前野朋哉、金子昇

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映像研には手を出すな! [その他]

アニメ「映像研には手を出すな!」見ました。

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これは面白かったです。
さすがは湯浅政明監督。とにかく情報量がぎっしりで画面の隅まで見逃せない。
声優陣も良かった。アニメ中アニメがとにかく楽しい。
http://eizouken-anime.com/

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アニメが面白かったので、実写版も見てみました。
映画版は5月公開予定でしたが、延期に。
ドラマ版は1話を見逃していたので、見逃し配信で見ました。
実写版もなかなかいいですね。
https://eizouken-saikyo.com/

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第5回リベラルアーツ連続シンポジウム 「Sai-Fi:Science and Fiction SFの想像力×科学技術」 [その他]

埼玉大学で開催された以下のシンポジウムに行ってきました。

第5回リベラルアーツ連続シンポジウム 「Sai-Fi:Science and Fiction SFの想像力×科学技術」
http://www.saitama-u.ac.jp/seminar_archives/20190808.pdf
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第一部 12:30~14:10
藤崎慎吾先生(科学ジャーナリスト・SF作家)を迎えて
 講演「理系と文系の間 ~生命の起源を例として」

第二部 14:40~16:20
劉慈欣先生(SF作家)を迎えて
 パネルセッション①「中国におけるSFと技術政策との関連」

第三部 16:40~18:30
上田早夕里先生(SF作家)を迎えて
 パネルセッション②「日中・アジアのSFの想像力」

主催 
埼玉大学教養学部・人文社会科学研究科

共催
JST RISTEX HITE 想像力のアップデート:人工知能のデザインフィクション(代表 大澤博隆)
研究費挑戦的研究(萌芽)「語り・身体・イメージの連関と変容の学際的研究 -エスノメディアロジーの構築」(代表 山崎敬一)

協力 早川書房
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簡単ですがレポートです。

台風で開催時間は最初の予定より少し遅くなりました。
ですが、自宅最寄り駅の東北線が動いていないので、第二部から参加。
電車とバスが遅れ第二部の最初は見逃してしまいました。

第二部は中国SF「三体」の作者、劉慈欣(りゅう・じきん)さんと第一部の藤崎慎吾さん、司会は大澤博隆さん。
劉さんはエネルギッシュで良く話す人。渋い声でした。
以下は簡単にダイジェストを。

・中国ではまだSFは科学を啓蒙するためのものだと考えられているが、私は逆に科学が浸透する事でSFが盛んになると思う。
・中国では科学者が一般の人と交流するのは難しい。正式な論文が国家機関に認められないと科学者として扱われない。
・SFのオープンな想像力はイノベーションの障害を乗り越える力になる。
・情報技術があまりにも発展したために、科学の他の分野も発展した事が見逃されている。
・「三体」では厳しい環境で文明が発達すると書いたが、今はそんなに単純ではないと考えている。
・たとえばガリレオの望遠鏡は貴族の娯楽という面もあった。
(藤崎さんからの質問)劉さんは中国政府の科学的な役職にもつかれていますが。どのような役職でしょう。
・政府の仕事では、一つはクリエイターみたいな立場で企業のトップと話をします。企業とは直接関係ない話を聞かれることが多いです。
 思いもかけない話になって面白い。
 もう一つは火星探査プロジェクト。納税者に意義を説明する立場です。ただこれは難しい。
 まず、将来の火星移住のため。でもこれは説得力がない(会場笑い)もう一つは、火星資源の利用。でもこれも説得力がない(会場笑い)
 結局、生物が陸に上がったので一緒で火星に行く理由はない。でも行く。
(会場からの質問)最初に科学とSFに触れたのは。
・子供時代は文化大革命なので、あまり科学に関する本がなかった。中国の人工衛星が飛んでいるのを見たこと。

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第三部は劉慈欣さんと上田早夕里さん。司会は大澤博隆さん。後半のゲストはSF作家の長谷敏司さん、藤井太洋さん、立原透耶さん

小松左京とのかかわりについて。
・日本沈没の映画を見て原作を読んだ。作風が似ている。リアルにクレージーな状況を描く。(劉さん)
・60年代生まれの日本のSF作家はみんな影響を受けている。(上田さん)
SF冬の時代
・中国では何度もSF冬の時代があり、世代のつながりが途切れている。(劉さん)
・日本では手塚治虫がいた関係で映像(マンガ、アニメ)との関係でそちらの方が盛んになって小説が売れない時期があった。(上田さん)
映像とSF
・今は実写とアニメの境があいまいになっている。映像化は莫大なお金がかかる所が問題。今、中国ではSF映画ブームで過去のSFがどんどん映画化されている。
 SF映画バブルの状況。ただいずれオリジナル脚本のSFが増えれば落ち着くだろう(劉さん)
・日本ではアニメもすごいが、マンガですごいSFが出ている。(上田さん)
(長谷さんの質問)「三体」は素晴らしい作品でした。人類に取ってSFとはなんでしょう?
・SFは大衆文学で崇高なものではない。崇高なものは逆に深い感動を生まないと思う。
 人類が生き残ったのは他の種の持っていなかった想像力にある。SFはその想像力を使うものなので今後の人類に取って重要だと思う。(劉さん)

他にも色々な話があったのですが、楽しすぎてメモを忘れたので割愛。
中国のある作家がどうみてもSFなのにかたくなにSFと認めないという話は中国でのSFの立場が分かる様な。

大変楽しいイベントでした。

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SFセミナー [その他]

今日はSFセミナーに参加しました。

SFセミナーはSFファン有志が運営する講演/パネルディスカッション形式のコンベンションです。
初参加の今回は昼企画のみ参加。

今回の企画は以下。やはりゆうきまさみと横田順や(旧字)さん追悼で参加を決めました。

・竹書房の挑戦
 出演者:水上志郎、中村融、内田昌之
 聞き手:鈴木力

・朝に雨が降るかぎり 〜作家・横田順やを語る〜
 出演者:森下一仁、井上雅彦、日下三蔵
 聞き手:北原尚彦

・ハーラン・エリスンと危険なヴィジョン
 出演者:牧眞司、高橋良平、中村融、堺三保

・ゆうきまさみインタビュー
 出演者:ゆうきまさみ
 司 会:林哲矢

http://www.sfseminar.org/

以下は個人的メモ。

・竹書房の挑戦

最近ルーシャス・シェパード「竜のグリオールに絵を描いた男」などでSF界で話題の竹書房。
その立役者の編集者、水上志郎さんをメインゲストに、企画に協力した翻訳家の中村融さん、内田昌之さんがゲスト。
水上さんがユニークなキャラで話が面白い。ほぼ独力で竹書房にSF路線を立ち上げたのが凄い。
早川書房、創元社が屹立するSF界でうちの会社はゲリラでしかないとも。
「グリオール2」など今後も色々と刊行を予定しているそうです。


・朝に雨が降るかぎり 〜作家・横田順やを語る〜

今年2月に亡くなった作家・横田順やさんの追悼座談会。
作家としての横田順やさんの話が中心なので、大河ドラマ「いだてん」の明治編の天狗倶楽部を中心に協力した(途中で面倒になって手を引いた)といった話はなかったです。
いわゆるハチャハチャSFと明治SF小説のどちらも紹介されていました。
本にまとまっていない短編を発掘してまとめるのが得意の日下三蔵さんをはじめ、みなさんで横田順やさんの作品をまとめた新作を出そうと言われていました。


・ハーラン・エリスンと危険なヴィジョン

最近亡くなったアメリカのお騒がせ作家のハーラン・エリスンとそのアンソロジー「危険なヴィジョン」について関わった人の座談会。
「危険なヴィジョン」が早川から3巻予定の1巻しか出なかったのはエリスン本人の許可が出なかったからとか。
過去作を次々リライトし翻訳も許さなかったそうです。
数々の大ゲンカを繰り広げたエリスンの話も。一番もめたのは脚本を書いた「スター・トレック」のプロデューサー、ロッテンベリーだそうです。
エリスンが亡くなる前から体調が悪く口出ししなくなったので「危険なヴィジョン」3巻は近々刊行予定だそうです。


・ゆうきまさみインタビュー

「パトレーバー」などのゆうきまさみさんのインタビュー。
個人的にはこれが一番楽しみでした。
ゆうきさんもインタビューアーの林さんもそれほど饒舌ではないので割と淡々と。でも内容が面白いです。
まずは子供時代の話から。ゆうきさんのSFはやはりマンガから。
月刊誌「少年」の「鉄腕アトム」「鉄人28号」が好きだったと。
どちらかというと横山光輝ファンだったそうです。
実はゆうきさんと同い年なのでこのあたりはよくわかる。
小説に関してはどちらかというとSFよりもミステリが好きだったとか。
デビューの経緯は有名ですが、就職してOUTでアニメパロディマンガを描いてデビュー。

「パトレーバー」に関しては、元々の創造者はゆうきさんなので、原作者としても良かったと思いますが「ヘッドギア」原作となっているのは、ゆうきさん原作となるとマンガを連載している小学館にも著作権が発生するので、他社のアニメ雑誌には2ページまでとか色々と制約があるからだそうです。
アニメ版の二号機指揮、香貫花・クランシーをマンガ版で熊耳武緒に変更したのは、香貫花を描く自信がなかったからだそうです。
「パトレーバー」は色々と小姑が多いからなあ、というゆうきさんの一言はよく分かる。押井とか押井とか伊藤とか。
「白暮のクロニクル」はミステリをやりたかったからとか。そこで社会的弱者の吸血鬼が探偵役になる所がゆうきさんらしい。
現在連載中の新作「新九郎、奔る!」は応仁の乱の頃の若い北条早雲が主人公ですが、「なぜか北条早雲が好き」だそうです。
全般にゆうきさん質問に関して、覚えてない、なぜか分からないという回答が多く、基本的にあまり考えずアイディアが降ってくるタイプだそうです。
なぜあ~るがアンドロイドになったのか?「覚えてない」。
「白暮のクロニクル」でなぜ吸血鬼が探偵役になったのか。「話ができた時はそうなっていた」。
新作を提案した時に編集に一度も通らなかった事はないそうで、本人は「運だけでここまでやってきた」と言っていましたが、やはり天才ではないかと。

「新九郎、奔る!」は月刊スピリッツでの連載ですが、夏ごろからスピリッツで新連載が始まるそうです。
週刊連載ではないそうですが。

・全体に

楽しかったです。合宿もあって楽しそうですが、費用はともかく体力的に厳しいなあ。
出演者も長年読んでいる本の翻訳者や編集者で楽しかったです。
ロビーにも色々とSF界では有名な方がいた様ですが、私が認識したのは翻訳家・評論家の大森望さんでした。

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色々と [その他]

「奇想の系譜展」を見ました。さすがに話題になるだけ面白い。やはり伊藤若冲と歌川国芳が素晴らしいが、驚いたのは岩佐又兵衛。なんと信長に反逆した荒木村重の子供。他の狩野山雪、曽我蕭白、長沢芦雪、白隠慧鶴、鈴木其一も良かった。

スパンアートギャラリーで伊藤潤二 画集出版記念展 を見る
http://www.span-art.co.jp/

今年はSFセミナー行こうかな。ゆうきまさみインタビュー、横田順彌追悼だけでも参加する意義がありそう。
http://www.sfseminar.org/

今年のSF大会は大宮なんですね。近いなあ。でも15000円はちょっと、、
https://www.scicon.jp/






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特撮のDNA [その他]

蒲田の日本工学院でやっている『特撮のDNA』に12月30日に行ってきました。
フラッシュでなければ撮影OKなのも素晴らしい。
http://tokusatsu-dna.com/

1月27日までやってます。

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シン・ゴジラのラストの撮影に使われたしっぽの造形が貴重ですね。

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オキシゲン・デストロイヤー!

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中島春雄さん!

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今年もよろしくお願いします。 [その他]

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
昨年も楽しかったです。お世話になった皆さんに感謝です。
特に12月に角打ち3周年を迎えた酒屋わかさやにはお世話になりました。
常連で上野、赤羽ツアー、酒蔵を訪ねたり、麻雀にカラオケにと大変楽しかったです。
家族全員大きな病気もせず、良い年でした。
昨年は上の子は大学を卒業して就職しました。
正月は相変わらず寝正月の予定です。
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