オッペンハイマー [映画]
「オッペンハイマー」見ました。
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第2次世界大戦中、才能にあふれた物理学者のロバート・オッペンハイマーは、核開発を急ぐ米政府のマンハッタン計画において、原爆開発プロジェクトの委員長に任命される。
しかし、実験で原爆の威力を目の当たりにし、さらにはそれが実戦で投下され、恐るべき大量破壊兵器を生み出したことに衝撃を受けたオッペンハイマーは、戦後、さらなる威力をもった水素爆弾の開発に反対するようになるが……。
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クリストファー・ノーラン監督の新作です。原爆の父と呼ばれたオッペンハイマーを描きます。
戦後、ソ連のスパイ容疑で聴聞会で追及されるところから始まり原爆開発までの生涯が描かれます。
3時間と長い映画ですが、見ごたえありました。
演出にも力があるし俳優陣も好演しています。
主人公のキリアン・マーフィーはもちろん、悪役のロバート・ダウニー・Jr.がいいですね。
時系列が前後するので最初はちょっと入りにくい感も。
オッペンハイマーの生涯については軽く予備知識を入れておいた方がいいかもしれません。
監督 クリストファー・ノーラン
脚本 クリストファー・ノーラン
原作 カイ・バード、マーティン・J・シャーウィン『オッペンハイマー 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇』
製作 エマ・トーマス、チャールズ・ローヴェン、クリストファー・ノーラン
音楽 ルドウィグ・ゴランソン
J・ロバート・オッペンハイマー - キリアン・マーフィー
キャサリン・“キティ”・オッペンハイマー - エミリー・ブラント
レズリー・グローヴス - マット・デイモン
ジーン・タトロック - フローレンス・ピュー
ルイス・ストローズ - ロバート・ダウニー・Jr.
イジドール・ラビ - デヴィッド・クラムホルツ
アーネスト・ローレンス - ジョシュ・ハートネット
ジョヴァンニ・ロッシ・ロマニッツ - ジョシュ・ザッカーマン
フランク・オッペンハイマー - ディラン・アーノルド
ジャッキー・オッペンハイマー - エマ・デュモン
エドワード・テラー - ベニー・サフディ
アルベルト・アインシュタイン - トム・コンティ
ニールス・ボーア - ケネス・ブラナー
パトリック・ブラケット - ジェームズ・ダーシー
ヴェルナー・ハイゼンベルク - マティアス・シュヴァイクホファー
ヴァネヴァー・ブッシュ - マシュー・モディーン
ボリス・パッシュ - ケイシー・アフレック
ケネス・ニコルス中佐 - デイン・デハーン
ストローズの側近 - オールデン・エアエンライク
クルト・ゲーデル - ジェームズ・アーバニアク
エンリコ・フェルミ - ダニー・デフェラーリ
デヴィッド・L・ヒル - ラミ・マレック
レオ・シラード - マテ・ハウマン
ヘンリー・スティムソン - ジェームズ・レマー
ハリー・S・トルーマン大統領 - ゲイリー・オールドマン
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第2次世界大戦中、才能にあふれた物理学者のロバート・オッペンハイマーは、核開発を急ぐ米政府のマンハッタン計画において、原爆開発プロジェクトの委員長に任命される。
しかし、実験で原爆の威力を目の当たりにし、さらにはそれが実戦で投下され、恐るべき大量破壊兵器を生み出したことに衝撃を受けたオッペンハイマーは、戦後、さらなる威力をもった水素爆弾の開発に反対するようになるが……。
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クリストファー・ノーラン監督の新作です。原爆の父と呼ばれたオッペンハイマーを描きます。
戦後、ソ連のスパイ容疑で聴聞会で追及されるところから始まり原爆開発までの生涯が描かれます。
3時間と長い映画ですが、見ごたえありました。
演出にも力があるし俳優陣も好演しています。
主人公のキリアン・マーフィーはもちろん、悪役のロバート・ダウニー・Jr.がいいですね。
時系列が前後するので最初はちょっと入りにくい感も。
オッペンハイマーの生涯については軽く予備知識を入れておいた方がいいかもしれません。
監督 クリストファー・ノーラン
脚本 クリストファー・ノーラン
原作 カイ・バード、マーティン・J・シャーウィン『オッペンハイマー 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇』
製作 エマ・トーマス、チャールズ・ローヴェン、クリストファー・ノーラン
音楽 ルドウィグ・ゴランソン
J・ロバート・オッペンハイマー - キリアン・マーフィー
キャサリン・“キティ”・オッペンハイマー - エミリー・ブラント
レズリー・グローヴス - マット・デイモン
ジーン・タトロック - フローレンス・ピュー
ルイス・ストローズ - ロバート・ダウニー・Jr.
イジドール・ラビ - デヴィッド・クラムホルツ
アーネスト・ローレンス - ジョシュ・ハートネット
ジョヴァンニ・ロッシ・ロマニッツ - ジョシュ・ザッカーマン
フランク・オッペンハイマー - ディラン・アーノルド
ジャッキー・オッペンハイマー - エマ・デュモン
エドワード・テラー - ベニー・サフディ
アルベルト・アインシュタイン - トム・コンティ
ニールス・ボーア - ケネス・ブラナー
パトリック・ブラケット - ジェームズ・ダーシー
ヴェルナー・ハイゼンベルク - マティアス・シュヴァイクホファー
ヴァネヴァー・ブッシュ - マシュー・モディーン
ボリス・パッシュ - ケイシー・アフレック
ケネス・ニコルス中佐 - デイン・デハーン
ストローズの側近 - オールデン・エアエンライク
クルト・ゲーデル - ジェームズ・アーバニアク
エンリコ・フェルミ - ダニー・デフェラーリ
デヴィッド・L・ヒル - ラミ・マレック
レオ・シラード - マテ・ハウマン
ヘンリー・スティムソン - ジェームズ・レマー
ハリー・S・トルーマン大統領 - ゲイリー・オールドマン
プラットフォーム [映画]
「プラットフォーム」DVDで見ました。
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スペインの新鋭ガルダー・ガステル=ウルティアが、極限状態に置かれた者たちの行動を通して様々な社会問題をあぶり出した異色スリラー。
ゴレンは目が覚めると「48階層」にいた。
そこは遥か下まで伸びる塔のような建物で、上下の階層は部屋の中央にある穴でつながっており、上の階層から「プラットフォーム」と呼ばれる巨大な台座に乗せられて食事が運ばれてくる。
食事は上にいる人々の残飯だが、ここにはそれしか食べ物はない。
各階層には2人の人間がおり、ゴレンは同じ階層にいた老人トリマカシから、1カ月ごとに階層が入れ替わること、そして食事を摂れるのはプラットフォームが自分の階層にある間だけ、というルールを聞かされる。
1カ月後、ゴレンが目を覚ますと、そこは以前より遥か下の「171階層」で、しかも彼はベッドに縛り付けられ身動きが取れなくなっていた。
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2019年のスペイン映画です。
主人公が目覚めると部屋にいます。1日に1度上から食事を乗せた台座が降りてきます。
下の部屋の住人は上の食べ残しを食べるしかない。
VFXで巨大な階層が描かれますが、セットは3階くらいというのは「CUBE」に似ています。
上層に下層が搾取されるというのは資本主義批判でしょうが、スペイン映画だからかキリスト教的なモチーフもあります。
結構、残酷描写はグロいので苦手な人は注意。
監督 ガルデル・ガステル=ウルティア
脚本 ダビド・デソーラ、ペドロ・リベロ
原案 ダビド・デソーラ
音楽 アランサス・カジェハ
ゴレン - イバン・マサゲ
トリマガシ - ソリオン・エギレオル
ミハル - アレクサンドラ・マサンカイ
イモギリ - アントニア・サン・フアン(くじら)
バハラト - エミリオ・ブアレ
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スペインの新鋭ガルダー・ガステル=ウルティアが、極限状態に置かれた者たちの行動を通して様々な社会問題をあぶり出した異色スリラー。
ゴレンは目が覚めると「48階層」にいた。
そこは遥か下まで伸びる塔のような建物で、上下の階層は部屋の中央にある穴でつながっており、上の階層から「プラットフォーム」と呼ばれる巨大な台座に乗せられて食事が運ばれてくる。
食事は上にいる人々の残飯だが、ここにはそれしか食べ物はない。
各階層には2人の人間がおり、ゴレンは同じ階層にいた老人トリマカシから、1カ月ごとに階層が入れ替わること、そして食事を摂れるのはプラットフォームが自分の階層にある間だけ、というルールを聞かされる。
1カ月後、ゴレンが目を覚ますと、そこは以前より遥か下の「171階層」で、しかも彼はベッドに縛り付けられ身動きが取れなくなっていた。
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2019年のスペイン映画です。
主人公が目覚めると部屋にいます。1日に1度上から食事を乗せた台座が降りてきます。
下の部屋の住人は上の食べ残しを食べるしかない。
VFXで巨大な階層が描かれますが、セットは3階くらいというのは「CUBE」に似ています。
上層に下層が搾取されるというのは資本主義批判でしょうが、スペイン映画だからかキリスト教的なモチーフもあります。
結構、残酷描写はグロいので苦手な人は注意。
監督 ガルデル・ガステル=ウルティア
脚本 ダビド・デソーラ、ペドロ・リベロ
原案 ダビド・デソーラ
音楽 アランサス・カジェハ
ゴレン - イバン・マサゲ
トリマガシ - ソリオン・エギレオル
ミハル - アレクサンドラ・マサンカイ
イモギリ - アントニア・サン・フアン(くじら)
バハラト - エミリオ・ブアレ
高峰秀子「私の渡世日記」 [本]
高峰秀子「私の渡世日記」文春文庫上下読みました。
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複雑な家庭環境、義母との確執、映画デビュー、青年・黒澤明との初恋など、波瀾の半生を常に明るく前向きに生きた著者が、ユーモアあふれる筆で綴った傑作自叙エッセイ。
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今さらながら高峰秀子の映画を見ました。
今までほとんど見ていなかったのですが、友人にDVDを借りた「流れる」が素晴らしかった。
という事で成瀬巳喜男監督とのコンビ作「稲妻」「放浪記」「浮雲」「乱れる」を見ました。
その他五所平之助監督「煙突の見える場所」野村芳太郎監督「張込み」も見ました。
高峰秀子といえば文筆家としても有名です。
まずムック「没後10年 高峰秀子」を読みました。対談やインタビューも収録されていますが、エッセイの文章が素晴らしい。
という事で「私の渡世日記」を。
両親や養母の事から書き始めて、子役時代から数々の名作に出るまで。
こちらの文章もいいですね。
映画と並行して著作も読んでいこうと思っています。
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複雑な家庭環境、義母との確執、映画デビュー、青年・黒澤明との初恋など、波瀾の半生を常に明るく前向きに生きた著者が、ユーモアあふれる筆で綴った傑作自叙エッセイ。
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今さらながら高峰秀子の映画を見ました。
今までほとんど見ていなかったのですが、友人にDVDを借りた「流れる」が素晴らしかった。
という事で成瀬巳喜男監督とのコンビ作「稲妻」「放浪記」「浮雲」「乱れる」を見ました。
その他五所平之助監督「煙突の見える場所」野村芳太郎監督「張込み」も見ました。
高峰秀子といえば文筆家としても有名です。
まずムック「没後10年 高峰秀子」を読みました。対談やインタビューも収録されていますが、エッセイの文章が素晴らしい。
という事で「私の渡世日記」を。
両親や養母の事から書き始めて、子役時代から数々の名作に出るまで。
こちらの文章もいいですね。
映画と並行して著作も読んでいこうと思っています。
高速戦艦「赤城」4-グアム要塞/中野のお父さんと五つの謎 [本]
横山信義「高速戦艦「赤城」4-グアム要塞」C★NOVELS
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米艦隊による硫黄島、サイパン島の日本軍基地への奇襲攻撃は苦闘の末に撃退された。
戦況は一息つくはずだった。しかし、米軍は激戦の裏で密かにグアム島へ増援を送り込んでいたのだ。
これで、日米双方が互いに敵飛行場の破壊と再建の妨害を繰り返す泥沼の状態に。
それでも、機械化された米軍設営部隊の能力は日本軍を凌駕し、グアム島飛行場再建を阻止し続けることは不可能であった。
敵基地が本格稼働する前に一気に攻勢をかけ、グアム島そのものを占領するしかないと、連合艦隊はグアムに向け出撃する。
だが、米海軍も太平洋艦隊の主力戦艦部隊を繰り出し、鉄壁の布陣をもって待ち受けていたのだ――。
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横山信義さんの仮想戦記新シリーズ4巻です。
米国が大艦巨砲に走る中、日本は航空主兵で対抗しようとしますが、、
一番のIFはスターリンもヒトラーも死亡しヨーロッパで大戦が起きていない事。
このため日英同盟は健在でアメリカのみが日本を敵視しています。
航空主兵で米国と善戦していますが、徐々に国力の差が出て来そう。
ただ、これほど日本が善戦しても米国が大艦巨砲を修正しないのは硬直しすぎ。
とはいえ続巻楽しみです。
北村薫「中野のお父さんと五つの謎」文藝春秋
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文藝編集者として出版社に勤める娘が仕事の現場で行き当たった〈謎〉を、高校の国語教師のお父さんが解決して見せる〈中野のお父さん〉シリーズ第4弾!
かの夏目漱石は、英語の〈アイ・ラブ・ユー〉を〈月が綺麗ですね〉と訳した――世間に広く伝わるこの話、じつは根拠のない伝説だった!
ではこの伝説はいつ、どのように生まれたのか? お父さんの推理が冴える!
ほかに芥川龍之介、松本清張、池波正太郎など、〈あの文豪〉の〈こんな謎〉を、お父さんが見事に解決!
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北村薫さんの中野のお父さんシリーズ4作目。相変わらず面白いです。
出版社に勤める文芸編集者の娘の遭遇した日常の謎を、中野に住む父が解決する連作短編集。
北村さんの練達の文章が素晴らしい。父の鮮やかな推理が読ませますね。
父娘が解く謎は大岡昇平、古今亭志ん生、小津安二郎、菊池寛らにまつわるもの。
松本清張と池波正太郎が同じ年の生まれという話も面白い。
どの話も面白かったですが、三遊亭圓生がからむ話が楽しい。
北村さんも74才。まだまだお元気で続きを読みたいです。
まあ、こちらが先に逝くかもしれませんが。
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米艦隊による硫黄島、サイパン島の日本軍基地への奇襲攻撃は苦闘の末に撃退された。
戦況は一息つくはずだった。しかし、米軍は激戦の裏で密かにグアム島へ増援を送り込んでいたのだ。
これで、日米双方が互いに敵飛行場の破壊と再建の妨害を繰り返す泥沼の状態に。
それでも、機械化された米軍設営部隊の能力は日本軍を凌駕し、グアム島飛行場再建を阻止し続けることは不可能であった。
敵基地が本格稼働する前に一気に攻勢をかけ、グアム島そのものを占領するしかないと、連合艦隊はグアムに向け出撃する。
だが、米海軍も太平洋艦隊の主力戦艦部隊を繰り出し、鉄壁の布陣をもって待ち受けていたのだ――。
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横山信義さんの仮想戦記新シリーズ4巻です。
米国が大艦巨砲に走る中、日本は航空主兵で対抗しようとしますが、、
一番のIFはスターリンもヒトラーも死亡しヨーロッパで大戦が起きていない事。
このため日英同盟は健在でアメリカのみが日本を敵視しています。
航空主兵で米国と善戦していますが、徐々に国力の差が出て来そう。
ただ、これほど日本が善戦しても米国が大艦巨砲を修正しないのは硬直しすぎ。
とはいえ続巻楽しみです。
北村薫「中野のお父さんと五つの謎」文藝春秋
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文藝編集者として出版社に勤める娘が仕事の現場で行き当たった〈謎〉を、高校の国語教師のお父さんが解決して見せる〈中野のお父さん〉シリーズ第4弾!
かの夏目漱石は、英語の〈アイ・ラブ・ユー〉を〈月が綺麗ですね〉と訳した――世間に広く伝わるこの話、じつは根拠のない伝説だった!
ではこの伝説はいつ、どのように生まれたのか? お父さんの推理が冴える!
ほかに芥川龍之介、松本清張、池波正太郎など、〈あの文豪〉の〈こんな謎〉を、お父さんが見事に解決!
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北村薫さんの中野のお父さんシリーズ4作目。相変わらず面白いです。
出版社に勤める文芸編集者の娘の遭遇した日常の謎を、中野に住む父が解決する連作短編集。
北村さんの練達の文章が素晴らしい。父の鮮やかな推理が読ませますね。
父娘が解く謎は大岡昇平、古今亭志ん生、小津安二郎、菊池寛らにまつわるもの。
松本清張と池波正太郎が同じ年の生まれという話も面白い。
どの話も面白かったですが、三遊亭圓生がからむ話が楽しい。
北村さんも74才。まだまだお元気で続きを読みたいです。
まあ、こちらが先に逝くかもしれませんが。
ただ悪より救いたまえ [映画]
「ただ悪より救いたまえ」DVDで見ました。
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「新しき世界」のファン・ジョンミンとイ・ジョンジェが7年ぶりに共演したノワールアクション。
凄腕の暗殺者インナムは引退前の最後の仕事として、日本のヤクザ・コレエダを殺害する。
コレエダの義兄弟だった冷酷な殺し屋レイは復讐のためインナムを追い、関わった者たちを次々と手にかけていく。
一方、インナムの元恋人は彼と別れた後にひそかに娘を産みタイで暮らしていたが、娘が誘拐され元恋人も殺されてしまう。
初めて娘の存在を知ったインナムは、彼女を救うためタイへ急行。
そしてレイもまた、インナムを追ってタイへとやって来る。
2人の戦いは、タイの犯罪組織や警察も巻き込んだ壮大な抗争へと発展していく。
------------
2020年公開の韓国映画です。
アクション演出の勢いも凄いですが、とにかく主人公のファン・ジョンミンと執拗に追ってくる悪役のイ・ジョンジェにしびれますね。
特にノーブルな印象のイ・ジョンジェの凶悪な演技には圧倒されます。
ただ人はばたばたと死ぬの苦手な人は注意。
舞台はほぼ日本とタイ。日本のヤクザで豊原功補と白竜が出演しています。
ファン・ジョンミンは最近の主演作を何本か見ましたが、ほぼハズレがないのが凄い。
イ・ジョンジェの出演作も結構見ましたが、これまたどれも面白かった。
この二人の対決ですから面白くないわけがない。お勧めです。
監督 ホン・ウォンチャン
脚本 ホン・ウォンチャン
製作 キム・チョルヨン、キム・ウォングク
音楽 Mowg
インナム - ファン・ジョンミン
レイ - イ・ジョンジェ
ユイ - パク・ジョンミン
先生 - 白竜
コレエダ - 豊原功補
ユ・ミン - パク・ソイ
ラン - ヴィタヤ・パンスリンガム
ソ・ヨンジュ - チェ・ヒソ
シマダ - パク・ミョンフン
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「新しき世界」のファン・ジョンミンとイ・ジョンジェが7年ぶりに共演したノワールアクション。
凄腕の暗殺者インナムは引退前の最後の仕事として、日本のヤクザ・コレエダを殺害する。
コレエダの義兄弟だった冷酷な殺し屋レイは復讐のためインナムを追い、関わった者たちを次々と手にかけていく。
一方、インナムの元恋人は彼と別れた後にひそかに娘を産みタイで暮らしていたが、娘が誘拐され元恋人も殺されてしまう。
初めて娘の存在を知ったインナムは、彼女を救うためタイへ急行。
そしてレイもまた、インナムを追ってタイへとやって来る。
2人の戦いは、タイの犯罪組織や警察も巻き込んだ壮大な抗争へと発展していく。
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2020年公開の韓国映画です。
アクション演出の勢いも凄いですが、とにかく主人公のファン・ジョンミンと執拗に追ってくる悪役のイ・ジョンジェにしびれますね。
特にノーブルな印象のイ・ジョンジェの凶悪な演技には圧倒されます。
ただ人はばたばたと死ぬの苦手な人は注意。
舞台はほぼ日本とタイ。日本のヤクザで豊原功補と白竜が出演しています。
ファン・ジョンミンは最近の主演作を何本か見ましたが、ほぼハズレがないのが凄い。
イ・ジョンジェの出演作も結構見ましたが、これまたどれも面白かった。
この二人の対決ですから面白くないわけがない。お勧めです。
監督 ホン・ウォンチャン
脚本 ホン・ウォンチャン
製作 キム・チョルヨン、キム・ウォングク
音楽 Mowg
インナム - ファン・ジョンミン
レイ - イ・ジョンジェ
ユイ - パク・ジョンミン
先生 - 白竜
コレエダ - 豊原功補
ユ・ミン - パク・ソイ
ラン - ヴィタヤ・パンスリンガム
ソ・ヨンジュ - チェ・ヒソ
シマダ - パク・ミョンフン
デューン 砂の惑星 PART2 [映画]
「デューン 砂の惑星 PART2」見ました。
話の展開に触れています。
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その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる砂の惑星デューンで繰り広げられたアトレイデス家とハルコンネン家の戦い。
ハルコンネン家の陰謀により一族を滅ぼされたアトレイデス家の後継者ポールは、ついに反撃の狼煙を上げる。
砂漠の民フレメンのチャニと心を通わせながら、救世主として民を率いていくポールだったが、宿敵ハルコンネン家の次期男爵フェイド=ラウサがデューンの新たな支配者として送り込まれてくる。
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フランク・ハーバート原作のSFの映画化part2です。
VFXもよく出来ているし演出もいいですね。
俳優陣も好演していて特に悪役のオースティン・バトラーが印象的。
伝記映画でプレスリーを演じた人ですね。
ただ、ラストがなあ、、原作を改変して戦いは続くという終わり方になってます。
ヴィルヌーヴ監督はPART3を作りたいらしく、続編への含みを持たせたかったのかな。
監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本 ジョン・スペイツ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ、エリック・ロス
原作 フランク・ハーバート『デューン』
音楽 ハンス・ジマー
ポール・アトレイデス - ティモシー・シャラメ
チャニ - ゼンデイヤ
レディ・ジェシカ - レベッカ・ファーガソン
ガーニイ・ハレック - ジョシュ・ブローリン
フェイド=ラウサ・ハルコンネン - オースティン・バトラー
皇女イルーラン - フローレンス・ピュー
グロッス・ラッバーン・ハルコンネン - デイヴ・バウティスタ
シャッダム4世 - クリストファー・ウォーケン
レディ・フェンリング - レア・セドゥ
ウラディミール・ハルコンネン男爵 - ステラン・スカルスガルド
ガイウス・ヘレン・モヒアム - シャーロット・ランプリング
スティルガー - ハビエル・バルデム
シシャクリ - スエイラ・ヤクーブ
ジャミス - バブス・オルサンモクン
話の展開に触れています。
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その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる砂の惑星デューンで繰り広げられたアトレイデス家とハルコンネン家の戦い。
ハルコンネン家の陰謀により一族を滅ぼされたアトレイデス家の後継者ポールは、ついに反撃の狼煙を上げる。
砂漠の民フレメンのチャニと心を通わせながら、救世主として民を率いていくポールだったが、宿敵ハルコンネン家の次期男爵フェイド=ラウサがデューンの新たな支配者として送り込まれてくる。
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フランク・ハーバート原作のSFの映画化part2です。
VFXもよく出来ているし演出もいいですね。
俳優陣も好演していて特に悪役のオースティン・バトラーが印象的。
伝記映画でプレスリーを演じた人ですね。
ただ、ラストがなあ、、原作を改変して戦いは続くという終わり方になってます。
ヴィルヌーヴ監督はPART3を作りたいらしく、続編への含みを持たせたかったのかな。
監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本 ジョン・スペイツ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ、エリック・ロス
原作 フランク・ハーバート『デューン』
音楽 ハンス・ジマー
ポール・アトレイデス - ティモシー・シャラメ
チャニ - ゼンデイヤ
レディ・ジェシカ - レベッカ・ファーガソン
ガーニイ・ハレック - ジョシュ・ブローリン
フェイド=ラウサ・ハルコンネン - オースティン・バトラー
皇女イルーラン - フローレンス・ピュー
グロッス・ラッバーン・ハルコンネン - デイヴ・バウティスタ
シャッダム4世 - クリストファー・ウォーケン
レディ・フェンリング - レア・セドゥ
ウラディミール・ハルコンネン男爵 - ステラン・スカルスガルド
ガイウス・ヘレン・モヒアム - シャーロット・ランプリング
スティルガー - ハビエル・バルデム
シシャクリ - スエイラ・ヤクーブ
ジャミス - バブス・オルサンモクン
張り込み [映画]
「張り込み」DVDで見ました。
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小説新潮所載の松本清張の同名小説の映画化で、兇悪犯を追う刑事の姿を描いたセミ・ドキュメンタリ篇。
「伴淳・森繁の糞尿譚」のコンビ、橋本忍が脚色、野村芳太郎が監督した。
撮影も同じく「伴淳・森繁の糞尿譚」の井上晴二。
主演は「淑女夜河を渡る」の大木実、高千穂ひづる。
「その夜のひめごと」の宮口精二、「喜びも悲しみも幾歳月」の高峰秀子、田村高廣。
ほかに松本克平、藤原釜足、浦辺粂子、多々良純、川口のぶなど。
------------
1958年の松竹映画です。監督は野村芳太郎。
松本清張の原作では大木実演じる刑事は一人で張り込みますが、映画はベテランの宮口精二と張り込みます。
このあたりは橋本忍の脚本がうまい。
大木実、宮口精二のコンビもいいですが、やはり高峰秀子が素晴らしい。
冒頭からずっと張り込む大木実の視点から高峰秀子を描き「裏窓」を連想します。
ずっと遠くから撮っているのですが、最後は高峰秀子のアップになります。
監督 野村芳太郎
脚本 橋本忍
製作 小倉武志
音楽 黛敏郎
大木実(柚木隆雄刑事)
宮口精二(下岡雄次刑事)
高峰秀子(横川さだ子)
田村高広(石井キュウイチ)
菅井きん(下岡の妻・満子)
竹本善彦(下岡の長男・辰男)
清水将夫(さだ子の夫・仙太郎)
伊藤卓(仙太郎の長男・隆一)
高木美恵子(仙太郎の長女・君子)
春日井宏行(仙太郎の次男・貞二)
内田良平(石井の共犯者・山田庄吉)
高千穂ひづる(柚木の恋人・高倉弓子)
藤原釜足(弓子の父)
文野朋子(弓子の母)
町田祥子(弓子の妹)
高木秀代(弓子の妹)
磯部玉枝(弓子の妹)
浦辺粂子(旅館の女主人)
山本和子(旅館の女中・秋江)
小田切みき(旅館の女中・喜和子)
川口のぶ(銭湯の娘・信子)
北林谷栄(信子の母)
芦田伸介(捜査第一課長)
大友富右衛門(佐賀署署長)
多々良純(佐賀署刑事)
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小説新潮所載の松本清張の同名小説の映画化で、兇悪犯を追う刑事の姿を描いたセミ・ドキュメンタリ篇。
「伴淳・森繁の糞尿譚」のコンビ、橋本忍が脚色、野村芳太郎が監督した。
撮影も同じく「伴淳・森繁の糞尿譚」の井上晴二。
主演は「淑女夜河を渡る」の大木実、高千穂ひづる。
「その夜のひめごと」の宮口精二、「喜びも悲しみも幾歳月」の高峰秀子、田村高廣。
ほかに松本克平、藤原釜足、浦辺粂子、多々良純、川口のぶなど。
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1958年の松竹映画です。監督は野村芳太郎。
松本清張の原作では大木実演じる刑事は一人で張り込みますが、映画はベテランの宮口精二と張り込みます。
このあたりは橋本忍の脚本がうまい。
大木実、宮口精二のコンビもいいですが、やはり高峰秀子が素晴らしい。
冒頭からずっと張り込む大木実の視点から高峰秀子を描き「裏窓」を連想します。
ずっと遠くから撮っているのですが、最後は高峰秀子のアップになります。
監督 野村芳太郎
脚本 橋本忍
製作 小倉武志
音楽 黛敏郎
大木実(柚木隆雄刑事)
宮口精二(下岡雄次刑事)
高峰秀子(横川さだ子)
田村高広(石井キュウイチ)
菅井きん(下岡の妻・満子)
竹本善彦(下岡の長男・辰男)
清水将夫(さだ子の夫・仙太郎)
伊藤卓(仙太郎の長男・隆一)
高木美恵子(仙太郎の長女・君子)
春日井宏行(仙太郎の次男・貞二)
内田良平(石井の共犯者・山田庄吉)
高千穂ひづる(柚木の恋人・高倉弓子)
藤原釜足(弓子の父)
文野朋子(弓子の母)
町田祥子(弓子の妹)
高木秀代(弓子の妹)
磯部玉枝(弓子の妹)
浦辺粂子(旅館の女主人)
山本和子(旅館の女中・秋江)
小田切みき(旅館の女中・喜和子)
川口のぶ(銭湯の娘・信子)
北林谷栄(信子の母)
芦田伸介(捜査第一課長)
大友富右衛門(佐賀署署長)
多々良純(佐賀署刑事)
変な家 [映画]
「変な家」見ました。
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オカルト専門の動画クリエイター・雨宮はマネージャーから、購入予定の一軒家の間取りについて不可解な点があると相談される。
そこで雨宮は、自身のオカルトネタの提供者であるミステリー愛好家の設計士・栗原に意見を聞いてみることに。
間取り図から次々と浮かび上がる奇妙な違和感に、栗原はある恐ろしい仮説を導き出す。
そんな中、その家のすぐ近くで死体遺棄事件が発生。
事件と家との関連を疑う雨宮が一連の疑惑を動画にして投稿すると、その家に心当たりがあるという人物・宮江柚希から連絡が来る。
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ベストセラーの映画化です。
間取りミステリーという触れ込みですが、後半は横溝ミステリみたいな展開に。
横溝ミステリとしては昨年の「ミステリと言う勿れ」の方がよく出来ていたかな。
間宮祥太朗や佐藤二朗は好演していますが、石坂浩二、髙嶋政伸、斉藤由貴の怪演はちょっともったいない感も。
監督 石川淳一
脚本 丑尾健太郎
原作 雨穴
音楽 小島裕規 "Yaffle"
主題歌 アイナ・ジ・エンド「Frail」
雨男/雨宮 - 間宮祥太朗
栗原 - 佐藤二朗
柚希 - 川栄李奈
片淵慶太 - 長田成哉
柳岡 - DJ松永(Creepy Nuts)
片淵綾乃 - 瀧本美織
片淵文乃 - 根岸季衣
森垣清次 - 髙嶋政伸
松岡喜江 - 斉藤由貴
片淵重治 - 石坂浩二
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オカルト専門の動画クリエイター・雨宮はマネージャーから、購入予定の一軒家の間取りについて不可解な点があると相談される。
そこで雨宮は、自身のオカルトネタの提供者であるミステリー愛好家の設計士・栗原に意見を聞いてみることに。
間取り図から次々と浮かび上がる奇妙な違和感に、栗原はある恐ろしい仮説を導き出す。
そんな中、その家のすぐ近くで死体遺棄事件が発生。
事件と家との関連を疑う雨宮が一連の疑惑を動画にして投稿すると、その家に心当たりがあるという人物・宮江柚希から連絡が来る。
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ベストセラーの映画化です。
間取りミステリーという触れ込みですが、後半は横溝ミステリみたいな展開に。
横溝ミステリとしては昨年の「ミステリと言う勿れ」の方がよく出来ていたかな。
間宮祥太朗や佐藤二朗は好演していますが、石坂浩二、髙嶋政伸、斉藤由貴の怪演はちょっともったいない感も。
監督 石川淳一
脚本 丑尾健太郎
原作 雨穴
音楽 小島裕規 "Yaffle"
主題歌 アイナ・ジ・エンド「Frail」
雨男/雨宮 - 間宮祥太朗
栗原 - 佐藤二朗
柚希 - 川栄李奈
片淵慶太 - 長田成哉
柳岡 - DJ松永(Creepy Nuts)
片淵綾乃 - 瀧本美織
片淵文乃 - 根岸季衣
森垣清次 - 髙嶋政伸
松岡喜江 - 斉藤由貴
片淵重治 - 石坂浩二
ゴールド・ボーイ [映画]
「ゴールド・ボーイ」見ました。
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平成「ガメラ」3部作の金子修介監督が岡田将生を主演に迎え、殺人犯と少年たちが繰り広げる心理戦の行方を描いたクライムサスペンス。
「バッド・キッズ 隠秘之罪」のタイトルでドラマ化され中国で人気を集めたズー・ジンチェンの小説「悪童たち」を原作に、舞台を沖縄に移して映画化した。
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金子修介監督の新作です。
ドラマ化もされた中国の小説を舞台を沖縄にうつして映画化。
岡田将生がサイコパスの殺人者を演じますが、中学生の少年たちが殺人者と対等に渡り合うのは驚きます。
とはいえ人がばたばた死ぬので苦手な人は注意。
一気に見せられましたが、後味はあまりよくないです。
監督 金子修介
原作 ズー・ジンチェン
脚本 港岳彦
東昇 岡田将生
安室香 黒木華
安室朝陽 羽村仁成
上間夏月 星乃あんな
上間浩 前出燿志
東静 松井玲奈
打越一平 北村一輝
東巌 江口洋介
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平成「ガメラ」3部作の金子修介監督が岡田将生を主演に迎え、殺人犯と少年たちが繰り広げる心理戦の行方を描いたクライムサスペンス。
「バッド・キッズ 隠秘之罪」のタイトルでドラマ化され中国で人気を集めたズー・ジンチェンの小説「悪童たち」を原作に、舞台を沖縄に移して映画化した。
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金子修介監督の新作です。
ドラマ化もされた中国の小説を舞台を沖縄にうつして映画化。
岡田将生がサイコパスの殺人者を演じますが、中学生の少年たちが殺人者と対等に渡り合うのは驚きます。
とはいえ人がばたばた死ぬので苦手な人は注意。
一気に見せられましたが、後味はあまりよくないです。
監督 金子修介
原作 ズー・ジンチェン
脚本 港岳彦
東昇 岡田将生
安室香 黒木華
安室朝陽 羽村仁成
上間夏月 星乃あんな
上間浩 前出燿志
東静 松井玲奈
打越一平 北村一輝
東巌 江口洋介
乱れる [映画]
「乱れる」DVDで見ました。
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「みれん」の松山善三がオリジナル・シナリオを執筆、「女の歴史」の成瀬巳喜男が監督した女性ドラマ。
撮影もコンビの安本淳。
脚本は、1963年に放送されたTBSの近鉄金曜劇場『しぐれ』を松山善三が書き直した。
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成瀬巳喜男監督の1964年の東宝映画。
前半は加山雄三の明るさもあって普通の雰囲気だが、後半はだんだん不穏な影がさしてくる。
高峰秀子と加山雄三が列車に乗っている間は軽妙な感じになるのだが、、
ラストの温泉郷での悲劇はとても書けないが、温泉町を駆け抜ける高峰秀子の表情が凄い。
三益愛子、草笛光子、白川由美などの俳優陣も素晴らしい。
加山雄三の恋人浜美枝が星由里子ならハッピーエンドになったかな。
でもそれでは成瀬作品にならない。
監督 成瀬巳喜男
脚本 松山善三
製作 成瀬巳喜男、藤本真澄
音楽 斎藤一郎
酒屋「森田屋」の次男・森田幸司:加山雄三
長男の嫁・森田礼子:高峰秀子
母親・森田しず:三益愛子
長女・森田久子:草笛光子
次女・森田孝子:白川由美
賀谷食糧品店主人:柳谷寛
賀谷の妻・道子:中北千枝子
岡本薬局の主人:十朱久雄
久子の夫・森園:北村和夫
スーパー「清水屋」店員・森園:藤木悠
幸司の恋人:浜美枝
温泉場のおかみ:浦辺粂子(大映)
酒屋「森田屋」従業員・川俣:西条康彦
商店主:佐田豊
スーパー「清水屋」店員:中山豊
ホステス:矢吹寿子
警察署長:清水元
スーパー「清水屋」店員:小川安三
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「みれん」の松山善三がオリジナル・シナリオを執筆、「女の歴史」の成瀬巳喜男が監督した女性ドラマ。
撮影もコンビの安本淳。
脚本は、1963年に放送されたTBSの近鉄金曜劇場『しぐれ』を松山善三が書き直した。
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成瀬巳喜男監督の1964年の東宝映画。
前半は加山雄三の明るさもあって普通の雰囲気だが、後半はだんだん不穏な影がさしてくる。
高峰秀子と加山雄三が列車に乗っている間は軽妙な感じになるのだが、、
ラストの温泉郷での悲劇はとても書けないが、温泉町を駆け抜ける高峰秀子の表情が凄い。
三益愛子、草笛光子、白川由美などの俳優陣も素晴らしい。
加山雄三の恋人浜美枝が星由里子ならハッピーエンドになったかな。
でもそれでは成瀬作品にならない。
監督 成瀬巳喜男
脚本 松山善三
製作 成瀬巳喜男、藤本真澄
音楽 斎藤一郎
酒屋「森田屋」の次男・森田幸司:加山雄三
長男の嫁・森田礼子:高峰秀子
母親・森田しず:三益愛子
長女・森田久子:草笛光子
次女・森田孝子:白川由美
賀谷食糧品店主人:柳谷寛
賀谷の妻・道子:中北千枝子
岡本薬局の主人:十朱久雄
久子の夫・森園:北村和夫
スーパー「清水屋」店員・森園:藤木悠
幸司の恋人:浜美枝
温泉場のおかみ:浦辺粂子(大映)
酒屋「森田屋」従業員・川俣:西条康彦
商店主:佐田豊
スーパー「清水屋」店員:中山豊
ホステス:矢吹寿子
警察署長:清水元
スーパー「清水屋」店員:小川安三