ディア・ドクター

「ディア・ドクター」見ました。

「ゆれる」の西川美和監督の新作です。
一人しか医師のいない村からその医師が突然失踪します。
そこから回想に入り医師をめぐるエピソードから、過去が明らかになって、、という話。

強烈な印象だった「ゆれる」と比較すると穏やかな話ですが、色々と考えさせられます。

医師を演じる鶴瓶を始め俳優はみな良い感じです。
八千草薫さんがさすがに老けましたが、やはり素晴らしいです。

ただ、映画のラストはかなり疑問が。これはファンタジーだったのかな。

「ゆれる」は黒澤明監督の「羅生門」を思わせる所がありましたが、
こちらは「赤ひげ」かな？でもこちらの赤ひげは実は、、、なのですが。

原作・監督・脚本 西川美和
音楽 モアリズム

出演
笑福亭鶴瓶（伊野治）
瑛太（相馬啓介）
余貴美子（大竹朱美）
井川遥（鳥飼りつ子）
松重豊（－）
岩松了（－）
笹野高史（－）
中村勘三郎[18代目]（－）
香川照之（斎門正芳）
八千草薫（鳥飼かづ子）

コメント 2

「ゆれる」は「羅生門」！
確かにそうですね。
（「赤ひげ」は未見です。）
余貴美子さんも良かったです＾＾

by てくてく (2009-08-25 06:42) 

コメントありがとうございます。
余貴美子さん、いつもながら良かったですね。
「ゆれる」は「羅生門」を意識していると思うのですが、あまり賛同してもらえなかったかも。

by きさ (2009-08-25 18:35)