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革命とサブカル [本]

安彦良和「革命とサブカル-「あの時代」と「いま」をつなぐ議論の旅」言視舎

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『機動戦士ガンダム』の 安彦良和 渾身の1作
何が終わり、何が終わっていないのか?
「ガンダム」をはじめ古今東西の歴史を対象とする壮大なマンガ作品のなかで、時代と社会に翻弄される人間を描きつづける安彦が、あらためて「全共闘時代」を総括し、「いま」を生きるための思考を全面展開する。
……「連赤」「社会主義」「歴史を描くということ」
昨年の自伝的話題作『原点THE ORIGIN』では語りつくせなかった問題を、同時代の当事者たちと本格的に検証。
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先週、漫勉に登場した安彦良和さんは実は弘前大学時代に学生運動で逮捕され大学を抹籍になっているんですね。
その安彦さんが学生運動時代の友人との対談を通じて学生運動の時代を語った本です。
サブカルの話もあるのですが、ほとんどが学生運動の時代とその後の安彦さん友人たちの軌跡を検証しています。
学生運動に関心のある人には面白い本だと思いますが、結構予備知識が必要なので読者は選ぶかな。
連合赤軍にも参加した植垣氏が「我々が権力を握ったらポルポトになっていただろう」と語っているのが印象的。


革命とサブカル

革命とサブカル

  • 作者: 安彦 良和
  • 出版社/メーカー: 言視舎
  • 発売日: 2018/10/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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