宮部みゆき「模倣犯」：きさきさブログ：SSブログ

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宮部みゆき「模倣犯」　[本] [編集]

宮部みゆき「模倣犯」新潮文庫　読みました。

宮部みゆきの文庫全5巻の大作です。
連続殺人犯が引き起こした事件を描きます。
読むのが止められないくらい面白かったのですが、1巻は社会の事件への反応や被害者やその家族を描いていたのでまだ良かったのですが、2,3巻は加害者側やその殺人をじっくり描くので、かなり精神的にキツイです。
4,5巻は思いもよらない展開になります。
宮部みゆきの他の作品と同じく傑作だと思いますが、精神的ダメージもかなり。
宮部みゆき自身もこの本からリハビリするために「楽園」を書かずにはいられなかったんでしょうね。
この本を読んだ人には「楽園」も読むことをお勧めします。
さて、宮部みゆき、次は何を読もうかな。