山本弘「MM9 invasion」

山本弘「MM9　invasion」東京創元社

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地震、台風などと同じく自然災害の一種として“怪獣災害”が存在する現代。
有数の怪獣大国である日本では、気象庁内に設置された怪獣対策のスペシャリスト集団“気象庁特異生物対策部”略して“気特対”が、人を守るため昼夜を問わず駆けまわっている。
7年前に出現した、少女の姿をした怪獣6号「ヒメ」。
眠りについたままのヒメを移送中のヘリが、突如飛来した青い火球と接触、墜落する。それと相前後して、つくば市に暮らす高校1年生、案野一騎の頭の中へ呼びかけてきた少女の声―それは、宇宙怪獣の地球襲来を警告するものだった!
未曾有の“宇宙怪獣災害”に巻きこまれた一騎とその女友達、亜紀子は…!?本格SF+怪獣小説『MM9』第2部。
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山本弘の怪獣小説「MM9」の続編です。
山本弘さんは「地球移動作戦」でも東宝特撮映画「妖星ゴラス」を最新の本格SFとして蘇らせましたが、「MM9」では「ウルトラQ」的な世界を本格SFとして描き、いわゆる怪獣物の科学的矛盾点をSFと
してクリアしていました。
さて、本作はその続編ですが今回は「ウルトラマン」です。
今回も前作と同じく斬新な設定で、とても面白かったです。
さらに続編の『MM9-destruction-』が連載中だそうです。
また、角川書店の『トワイライト・テールズ』もこの背景世界を共有しているそうです。これも読まないと。

見ていないのですが、『MM9-MONSTER MAGNITUDE-』というタイトルで特撮ドラマ化されています。

ＭＭ９―ｉｎｖａｓｉｏｎ―

• 作者: 山本 弘
• 出版社/メーカー: 東京創元社
• 発売日: 2011/07/21
• メディア: 単行本