読んだ本(慢性拳闘症/夢は大空を駆けめぐる)

香川照之「慢性拳闘症」講談社

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無類のボクシングマニア、実写版「あしたのジョー」で丹下段平を演じた香川照之のボクシングエッセイ。
名作に賭けた男たちのボクシングと映画道!
名作漫画『あしたのジョー』の撮影現場で、“リアル拳キチ”香川照之がジョーこと山P、力石こと伊勢谷友介らを追い詰め、極限の姿を引き出すまでの悲喜こもごも。
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ボクシング狂の俳優香川照之さんが、丹下段平を演じた映画「あしたのジョー」のメイキングをつづったエッセイです。
映画は見ていないのですが、このエッセイはなかなか面白かったです。
香川照之さんはボクシング狂なだけに「あしたのジョー」の原作にはちょっと複雑な思いもあった様です。
香川さん、文章もうまいですね。

うしおそうじ「夢は大空を駆けめぐる 恩師・、伝」角川書店

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誰も見たことのない映像を追求して「日本特撮の神様」と謳われた円谷英二。
特技監督として活躍した東宝時代に彼に師事した著者が、「ゴジラ」「ウルトラマン」を生み出す以前の円谷の姿を描き出す。
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東宝からマンガ家に転身し、60年代はアニメと特撮のプロダクションを経営していたうしおそうじさんが、東宝で師事した円谷英二の思い出を語った本です。
とはいえ戦前から始まり、円谷が「ゴジラ」を生み出す前くらいまでが中心なので、さすがに知らなかったエピソードが多かったです。

慢性拳闘症

• 作者: 香川 照之
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2011/02/04
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

夢は大空を駆けめぐる―恩師・円谷英二伝

• 作者: うしお そうじ
• 出版社/メーカー: 角川書店
• 発売日: 2001/12
• メディア: 単行本