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愛しのタチアナ/浮き雲 [映画]

アキ・カウリスマキ監督の映画を2本DVDで見ました。
カウリスマキ作品のほとんどに出演しているカティ・オウティネン主演二本立て。

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「愛しのタチアナ」

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2人の無口な中年男と2人の外国人女性の奇妙な旅を、アキ・カウリスマキ監督独特のタッチで描いたロードムービー。
60年代フィンランド。コーヒー中毒の仕立て屋バルトと、彼の友人でロックンローラー気取りの修理工レイノは、退屈な田舎町を捨てて旅に出る。
途中出会ったエストニア人とロシア人の女性2人組を港まで送ることになるが、彼らは会話することもなく、ただひたすら旅を続ける。
そしてついに港に到着した4人は……。
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アキ・カウリスマキ監督の長編12作目。1994年のフィンランド映画。モノクロ。
フィンランドからエストニアへのロードムービー。
やはりカティ・オウティネンがいいですね。
この頃までの常連俳優マッティ・ペロンパーは本作がカウリスマキ監督作の遺作となりました。
62分と短い映画ですが、引き込まれます。

監督 アキ・カウリスマキ
脚本 アキ・カウリスマキ、サッケ・ヤルヴェンパー
製作 アキ・カウリスマキ
撮影 ティモ・サルミネン
編集 アキ・カウリスマキ
タチアナ - カティ・オウティネン
レイノ - マッティ・ペロンパー
ヴァルト - マト・ヴァルトネン
クラウディア - キルシ・テュッキュライネン
ホテルの受付 - エリナ・サロ
ヴァルトの母 - イルマ・ジュニライネン


「浮き雲」

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電車の運転手ラウリとその妻でレストランの給仕長イロナは、不況のあおりを受けて同時期に失業してしまう。
2人は職探しを始めるが、なかなかうまくいかず……。
フィンランドのアキ・カウリスマキ監督が、皮肉をちりばめた独特のタッチで描く。
出演者にはカティ・オウティネンやカリ・バーナネンら、カウリスマキ作品の常連が勢揃い。
また本作の撮影前にこの世を去ったマッティ・ペロンパーも、写真というかたちで特別出演している。
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アキ・カウリスマキ監督の長編13作目。1996年のフィンランド映画。カラー。
カティ・オウティネンはやはり素晴らしい。
カウリスマキ作品らしく、主人公たちは過酷な状況に落ちますが、、
音楽の使い方がいいのはいつもの事ですが、色の使い方も素晴らしい。
シンプルな家の内装の色使いにしびれます。

監督 アキ・カウリスマキ
脚本 アキ・カウリスマキ
製作 アキ・カウリスマキ
音楽 ティモ・サルミネン
撮影 ティモ・サルミネン
編集 アキ・カウリスマキ
イロナ - カティ・オウティネン
ラウリ(イロナの夫) - カリ・ヴァーナネン
スヨホルム夫人 - エリナ・サロ
メラルティン(イロナの同僚) - サカリ・クオスマネン
ラユネン(イロナの同僚、コック) - マルク・ペルトラ
フォルストロム - マッティ・オンニスマー
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