陳舜臣「秘本三国志」 [本]
陳舜臣「秘本三国志」1-6巻文春文庫
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乱世の幕開きを告げる黄巾の乱、曹操・董卓・呂布ら梟雄・智将の登場。
正史『三国志』、『三国演義』の不備を卓抜な構想力で補完し、群雄並び立つ乱世を雄渾に描き抜いた、陳舜臣文学の偉大な達成。「三国志」の決定版。
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先月亡くなった陳舜臣さんの三国志です。面白いですね。
ユニークなのは、五斗米道(道教の一派)の視点から三国志の時代を描いている所です。
後漢末の動乱から曹操、董卓、呂布、劉備、孫権といった群雄の割拠を描きます。
正史が元なので割と曹操をちゃんと描いているのもいいです。
その分劉備一派の描き方は割と辛口かな。文庫6巻と割とコンパクトなのもいいです。
ただ赤壁の戦いが割とさらっと描かれているのはちょっと意外感ありました。
数々の独特の歴史解釈が面白いです。
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乱世の幕開きを告げる黄巾の乱、曹操・董卓・呂布ら梟雄・智将の登場。
正史『三国志』、『三国演義』の不備を卓抜な構想力で補完し、群雄並び立つ乱世を雄渾に描き抜いた、陳舜臣文学の偉大な達成。「三国志」の決定版。
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先月亡くなった陳舜臣さんの三国志です。面白いですね。
ユニークなのは、五斗米道(道教の一派)の視点から三国志の時代を描いている所です。
後漢末の動乱から曹操、董卓、呂布、劉備、孫権といった群雄の割拠を描きます。
正史が元なので割と曹操をちゃんと描いているのもいいです。
その分劉備一派の描き方は割と辛口かな。文庫6巻と割とコンパクトなのもいいです。
ただ赤壁の戦いが割とさらっと描かれているのはちょっと意外感ありました。
数々の独特の歴史解釈が面白いです。
2015-02-26 22:35
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