田中芳樹「残照」 [本]
田中芳樹「残照」祥伝社
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中国史上ただひとり、陸路で地中海に達した武将がいた。男の名は郭侃。
祖父の代からモンゴルに仕え、攻城戦と砲兵に長けた漢人だった。
1253年モンゴル帝国は、イスラム世界の征服とさらなる領土拡大のため「フラグの大西征」を開始。
37歳の郭侃は、15万の蒙古軍部隊長として西方遠征の途についた。
新兵器「回回(フイフイ)砲」をひっさげ、瞬く間に各地を陥落させる。
だがエジプトを前に、隻眼の猛将バイバルスが立ちはだかり……。
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田中芳樹さんの最新長編です。これは面白かった。やはり題材がいいですね。
父の代からモンゴルに仕えた主人公が、チンギス・カンの孫フラグの軍団で西方に遠征します。
イスラム各地を陥落させますが、、
フラグの遠征という歴史的大事件と後にフビライも登場しモンゴル帝国史が分かりやすく描かれます。
主人公は使者としてですが、キプロス島まで行っています。
正直な所、あまり期待していなかったのですが、いい方向に裏切られました。
お勧めです。
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中国史上ただひとり、陸路で地中海に達した武将がいた。男の名は郭侃。
祖父の代からモンゴルに仕え、攻城戦と砲兵に長けた漢人だった。
1253年モンゴル帝国は、イスラム世界の征服とさらなる領土拡大のため「フラグの大西征」を開始。
37歳の郭侃は、15万の蒙古軍部隊長として西方遠征の途についた。
新兵器「回回(フイフイ)砲」をひっさげ、瞬く間に各地を陥落させる。
だがエジプトを前に、隻眼の猛将バイバルスが立ちはだかり……。
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田中芳樹さんの最新長編です。これは面白かった。やはり題材がいいですね。
父の代からモンゴルに仕えた主人公が、チンギス・カンの孫フラグの軍団で西方に遠征します。
イスラム各地を陥落させますが、、
フラグの遠征という歴史的大事件と後にフビライも登場しモンゴル帝国史が分かりやすく描かれます。
主人公は使者としてですが、キプロス島まで行っています。
正直な所、あまり期待していなかったのですが、いい方向に裏切られました。
お勧めです。
2023-03-08 19:18
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