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シネマヴェーラ渋谷小林信彦セレクション ザッツ・コメディアンズ・ワンス・モア! [映画]

シネマヴェーラ渋谷で以下の特集上映を見ました。
《小林信彦セレクション ザッツ・コメディアンズ・ワンス・モア! 「決定版 世界の喜劇人」刊行記念》

「進めオリンピック」と「モロッコへの道」の二本。

「モロッコへの道」は上映前に別室からの中継で小林信彦さんのトークがありました。
このために出かけたのですが、渋谷まで来て1本だけではもったいないので「進めオリンピック」も見ました。
トークの後は車いすの小林さんも劇場に登場し一緒に見ました。
高校からの小林信彦ファンとしては一緒に「モロッコへの道」を見る日がくるとは感慨無量です。

居酒屋番組でお馴染みの太田和彦さんも来られていて退場時にトイレで見かけました。
太田さんは古い映画のファンだし小林信彦もお好きなのかな

「進めオリンピック」

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ジョーゼフ・マンキウィッチが組み立てたストーリーから「時計の殺人」のヘンリー・マイヤースとニック・バローズが共同で脚色し「摩天楼の銃声」のエドワード・クラインが監督し、「スーキー」「タッチダウン」のアーサー・L・トッドが撮影した映画。
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1932年のアメリカ映画。
クロプストジアという架空の国が破産状態なのでロサンジェルスオリンピックで大儲けをしようとする話。
ジョーゼフ・マンキウィッチがマルクス兄弟に書いた原案があまりにもぶっ飛んでいたので没になったという話も。

監督エドワード・クライン
脚色ヘンリー・マイヤース、ニック・バロウズ
ジャック・オーキー
W・C・フィールズ
アンディ・クライド・リディア・ロバーティー
スーザン・フレーミング
ベン・ダーピン
ジョージ・バービア

「モロッコへの道」
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ビング・クロスビー、ボブ・ホープ、ドロシー・ラムーア共演の笑劇で「シンガポール珍道中」「ザンジバアへの路」に次いで1942年に製作されたもの。
このコンビの笑劇ではこれが日本では初見参である。
脚本は「我が道を往く」のフランク・バトラーが「シャムパン・ワルツ」のドン・ハートマンと協力して書き下ろし「アリババ女の都へ行く」のデイヴィッド・バトラーが監督しウィリアム・C・メラーが撮影した。
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ビング・クロスビー、ボブ・ホープの珍道中シリーズの3作目です。
日本で最初に公開されたので原題のままになっています。
アバウトな話ですがなかなか楽しい。
アンソニー・クインのアラブ人の悪役の扱いは今見るとちょっと微妙かな。

監督 デイヴィッド・バトラー
脚本 フランク・バトラー、ドン・ハートマン
主題歌
作詞:ジェニー・バーク
作曲:ジェームズ・ヴァン・ヒューゼン
ジェフ:ビング・クロスビー
オービル:ボブ・ホープ
シャルマー姫:ドロシー・ラムーア
カシム:アンソニー・クイン
ミヒルマ:ドナ・ドレイク
ハイダー・カーン:ウラジミール・ソコロフ
アフメド・フェイ:ミハイル・ラズムニー
ネブ・ジョラ:ジョージ・ギボット
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銀座カンカン娘 [映画]

「銀座カンカン娘」DVDで見ました。

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製作は「流星」「グッドバイ(1949)」の青柳信雄、脚本は「春の戯れ」につぐ山本嘉次郎と元日活協同プロダクション、プロデューサー、朝鮮映画製作部長をしていた中田晴康が戦後初の協同執筆、監督は「今日われ恋愛す」「グッドバイ(1949)」の島耕二、キャメラは「グッドバイ(1949)」の三村明がそれぞれ担当する。
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1949年の新東宝映画です。
お話は他愛のないものですが、出演者がすごい。
5代目古今亭志ん生が出ていて替わり目、疝気の虫を演じるのは志ん生ファンには貴重。
また、主題歌「銀座カンカン娘」は高峰秀子だけでなく、笠置シヅ子、岸井明、灰田勝彦が歌います。
笠置シヅ子は「ラッパと娘」「ジャングル・ブギー」も歌うので朝ドラファンにもお勧め。
楽しい映画でした。

監督 島耕二
脚本 中田晴康、山本嘉次郎
製作 青柳信雄
音楽 服部良一
秋:高峰秀子
春:笠置シヅ子
武助:灰田勝彦
新笑:古今亭志ん生 (5代目)
おだい:浦辺粂子
白井哲夫:岸井明
ヒヨ子:服部早苗
映画監督:山室耕
助監督:松尾文人
女優・山田:三村秀子
男優・上原:中原謙三
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女の中にいる他人 [映画]

「女の中にいる他人」友人に借りたDVDで見ました。

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エドワード・アタイヤの「細い線」を「肉体の学校」の井手俊郎が脚色、「乱れる」の成瀬巳喜男が監督した心理ドラマ。
撮影は「けものみち」の福沢康道。
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成瀬巳喜男監督の1966年の東宝映画です。成瀬監督の遺作三部作の一つ。
何を書いてもネタバレになるのでストーリーについては書きにくいのですが、配役の妙が印象に残ります。
夫は小林桂樹以外に考えられないし、新珠三千代のラストへかけての変貌には驚きます。
三橋達也も適役でした。
高峰秀子は出ていませんが、成瀬監督は俳優にはほとんど指示をしないそうで本作もおそらくそうですかね。

監督 成瀬巳喜男
脚本 井手俊郎
原作 エドワード・アタイヤ 『細い線』
田代勲:小林桂樹
田代雅子:新珠三千代
杉本隆吉:三橋達也
加藤弓子:草笛光子
杉本さゆり:若林映子
田代栄子:長岡輝子
マスター:加東大介
黒岩:藤木悠
平井社長:十朱久雄
友田警部(警視庁捜査一課):稲葉義男
川崎夫人:関千恵子
生花の先生:一の宮あつ子
黒岩の妻:中北千枝子
雑誌社社員:伊藤久哉
旅館の番頭:佐田豊
雑誌社社員:小川安三
バーテン:黒沢年男
若い男:中山豊、二瓶正也
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4月以降に見たい映画 [映画]

4月以降に見たい映画です。

ついでに3月に見た映画です。

12.2/29 「ネクスト・ゴール・ウィンズ」
13.3/8 「映画 マイホームヒーロー」
14.3/13 「ゴールド・ボーイ」
15.3/15 「変な家」
16.3/21 「デューン 砂の惑星 PART2」
17.3/29 「オッペンハイマー」
18.3/31 「ゴーストバスターズ フローズン・サマー」

録画・DVDなど

「バトルフロント」
「一級機密」
「ミケランジェロ・プロジェクト」
「乱れる」
「張り込み」
「ただ悪より救いたまえ」
「プラットフォーム」
「女の中にいる他人」

4月12日
「貴公子」
「THE WITCH 魔女」シリーズのパク・フンジョン監督が、巨額の遺産を巡って繰り広げられる攻防戦を予測不能な展開で描いた韓国ノワールアクション。

4月19日
「陰陽師0」
平安時代に実在した陰陽師・安倍晴明の活躍を描いたベストセラー小説「陰陽師」シリーズを原作に、晴明が陰陽師になる前の物語を、原作者・夢枕獏の全面協力のもと完全オリジナルストーリーで映画化。

4月26日
「ゴジラ×コング 新たなる帝国」
2014年の「GODZILLA ゴジラ」から始まったハリウッド版「ゴジラ」シリーズと「キングコング:髑髏島の巨神」の世界観をクロスオーバーさせた「モンスターバース」シリーズの通算5作目。

5月3日
「タイガー 裏切りのスパイ」
サルマーン・カーン主演のスパイアクション「タイガー」シリーズの第3作。

今月は以下の特集上映もあるので見に行くかも。

国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU
《生誕100年 高峰秀子》
2024年4月9日(火)-5月5日(日)

シネマヴェーラ渋谷
《小林信彦セレクション ザッツ・コメディアンズ・ワンス・モア! 「決定版 世界の喜劇人」刊行記念》
2024/03/30 ~ 2024/04/19
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ゴーストバスターズ フローズン・サマー [映画]

「ゴーストバスターズ フローズン・サマー」見ました。

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真夏のニューヨーク。日差しが降り注ぐビーチで大勢の人々が海水浴を満喫するなか、海の向こう側から突如として巨大な氷柱が大量に現れ、街は一瞬にして氷に覆われてしまう。
ゴーストバスターズとしてニューヨークの人々をゴーストたちから守ってきたスペングラー家は、その元凶が全てを一瞬で凍らせる「デス・チル」のパワーを持つ史上最強のゴーストであることを突き止め、事態を解決するべく立ち上がる。
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シリーズ5作目です。
前作「ゴーストバスターズ/アフターライフ」もなかなか楽しい出来でしたが、こちらも面白い。
基本的には前作の続きですが、舞台がニューヨークになっていてるのがまずいいですね。
初代の孫の主人公マッケナ・グレイスがいいですね。
他の俳優陣も好演していました。
初代ゴーストバスターズの面々が登場するのも楽しい。
前作の監督ジェイソン・ライトマンは脚本と制作を担当。
前作の制作を担当したアイヴァン・ライトマンは亡くなり、エンドタイトルで追悼されているのが泣ける。

監督 ギル・キーナン
脚本 ジェイソン・ライトマン、ギル・キーナン
原作 ダン・エイクロイド、ハロルド・レイミス『ゴーストバスターズ』
製作 ジェイソン・ライトマン、ギル・キーナン、Jason Blumenfeld
フィービー・スペングラー - マッケナ・グレイス
トレヴァー・スペングラー - フィン・ウルフハード
キャリー・スペングラー - キャリー・クーン
ゲイリー・グルーバーソン - ポール・ラッド
レイモンド・スタンツ博士 - ダン・エイクロイド
ピーター・ヴェンクマン博士 - ビル・マーレイ
ウィンストン・ゼドモア博士 - アーニー・ハドソン
ジャニーン・メルニッツ - アニー・ポッツ
ラッキー・ドミンゴ - セレステ・オコナー
ポッドキャスト - ローガン・キム
ウォルター・ペック - ウィリアム・アザートン
ナディーム・ラズマーディ - クメイル・ナンジアニ
ヒューバート・ウォルツキー博士 - パットン・オズワルト
ラーズ・ピンフィールド博士 - ジェームズ・エイキャスター
メロディ - エミリー・アリン・リンド
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オッペンハイマー [映画]

「オッペンハイマー」見ました。

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第2次世界大戦中、才能にあふれた物理学者のロバート・オッペンハイマーは、核開発を急ぐ米政府のマンハッタン計画において、原爆開発プロジェクトの委員長に任命される。
しかし、実験で原爆の威力を目の当たりにし、さらにはそれが実戦で投下され、恐るべき大量破壊兵器を生み出したことに衝撃を受けたオッペンハイマーは、戦後、さらなる威力をもった水素爆弾の開発に反対するようになるが……。
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クリストファー・ノーラン監督の新作です。原爆の父と呼ばれたオッペンハイマーを描きます。
戦後、ソ連のスパイ容疑で聴聞会で追及されるところから始まり原爆開発までの生涯が描かれます。
3時間と長い映画ですが、見ごたえありました。
演出にも力があるし俳優陣も好演しています。
主人公のキリアン・マーフィーはもちろん、悪役のロバート・ダウニー・Jr.がいいですね。
時系列が前後するので最初はちょっと入りにくい感も。
オッペンハイマーの生涯については軽く予備知識を入れておいた方がいいかもしれません。

監督 クリストファー・ノーラン
脚本 クリストファー・ノーラン
原作 カイ・バード、マーティン・J・シャーウィン『オッペンハイマー 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇』
製作 エマ・トーマス、チャールズ・ローヴェン、クリストファー・ノーラン
音楽 ルドウィグ・ゴランソン
J・ロバート・オッペンハイマー - キリアン・マーフィー
キャサリン・“キティ”・オッペンハイマー - エミリー・ブラント
レズリー・グローヴス - マット・デイモン
ジーン・タトロック - フローレンス・ピュー
ルイス・ストローズ - ロバート・ダウニー・Jr.
イジドール・ラビ - デヴィッド・クラムホルツ
アーネスト・ローレンス - ジョシュ・ハートネット
ジョヴァンニ・ロッシ・ロマニッツ - ジョシュ・ザッカーマン
フランク・オッペンハイマー - ディラン・アーノルド
ジャッキー・オッペンハイマー - エマ・デュモン
エドワード・テラー - ベニー・サフディ
アルベルト・アインシュタイン - トム・コンティ
ニールス・ボーア - ケネス・ブラナー
パトリック・ブラケット - ジェームズ・ダーシー
ヴェルナー・ハイゼンベルク - マティアス・シュヴァイクホファー
ヴァネヴァー・ブッシュ - マシュー・モディーン
ボリス・パッシュ - ケイシー・アフレック
ケネス・ニコルス中佐 - デイン・デハーン
ストローズの側近 - オールデン・エアエンライク
クルト・ゲーデル - ジェームズ・アーバニアク
エンリコ・フェルミ - ダニー・デフェラーリ
デヴィッド・L・ヒル - ラミ・マレック
レオ・シラード - マテ・ハウマン
ヘンリー・スティムソン - ジェームズ・レマー
ハリー・S・トルーマン大統領 - ゲイリー・オールドマン
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プラットフォーム [映画]

「プラットフォーム」DVDで見ました。

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スペインの新鋭ガルダー・ガステル=ウルティアが、極限状態に置かれた者たちの行動を通して様々な社会問題をあぶり出した異色スリラー。
ゴレンは目が覚めると「48階層」にいた。
そこは遥か下まで伸びる塔のような建物で、上下の階層は部屋の中央にある穴でつながっており、上の階層から「プラットフォーム」と呼ばれる巨大な台座に乗せられて食事が運ばれてくる。
食事は上にいる人々の残飯だが、ここにはそれしか食べ物はない。
各階層には2人の人間がおり、ゴレンは同じ階層にいた老人トリマカシから、1カ月ごとに階層が入れ替わること、そして食事を摂れるのはプラットフォームが自分の階層にある間だけ、というルールを聞かされる。
1カ月後、ゴレンが目を覚ますと、そこは以前より遥か下の「171階層」で、しかも彼はベッドに縛り付けられ身動きが取れなくなっていた。
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2019年のスペイン映画です。
主人公が目覚めると部屋にいます。1日に1度上から食事を乗せた台座が降りてきます。
下の部屋の住人は上の食べ残しを食べるしかない。
VFXで巨大な階層が描かれますが、セットは3階くらいというのは「CUBE」に似ています。
上層に下層が搾取されるというのは資本主義批判でしょうが、スペイン映画だからかキリスト教的なモチーフもあります。
結構、残酷描写はグロいので苦手な人は注意。

監督 ガルデル・ガステル=ウルティア
脚本 ダビド・デソーラ、ペドロ・リベロ
原案 ダビド・デソーラ
音楽 アランサス・カジェハ
ゴレン - イバン・マサゲ
トリマガシ - ソリオン・エギレオル
ミハル - アレクサンドラ・マサンカイ
イモギリ - アントニア・サン・フアン(くじら)
バハラト - エミリオ・ブアレ
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ただ悪より救いたまえ [映画]

「ただ悪より救いたまえ」DVDで見ました。

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「新しき世界」のファン・ジョンミンとイ・ジョンジェが7年ぶりに共演したノワールアクション。
凄腕の暗殺者インナムは引退前の最後の仕事として、日本のヤクザ・コレエダを殺害する。
コレエダの義兄弟だった冷酷な殺し屋レイは復讐のためインナムを追い、関わった者たちを次々と手にかけていく。
一方、インナムの元恋人は彼と別れた後にひそかに娘を産みタイで暮らしていたが、娘が誘拐され元恋人も殺されてしまう。
初めて娘の存在を知ったインナムは、彼女を救うためタイへ急行。
そしてレイもまた、インナムを追ってタイへとやって来る。
2人の戦いは、タイの犯罪組織や警察も巻き込んだ壮大な抗争へと発展していく。
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2020年公開の韓国映画です。
アクション演出の勢いも凄いですが、とにかく主人公のファン・ジョンミンと執拗に追ってくる悪役のイ・ジョンジェにしびれますね。
特にノーブルな印象のイ・ジョンジェの凶悪な演技には圧倒されます。
ただ人はばたばたと死ぬの苦手な人は注意。
舞台はほぼ日本とタイ。日本のヤクザで豊原功補と白竜が出演しています。
ファン・ジョンミンは最近の主演作を何本か見ましたが、ほぼハズレがないのが凄い。
イ・ジョンジェの出演作も結構見ましたが、これまたどれも面白かった。
この二人の対決ですから面白くないわけがない。お勧めです。

監督 ホン・ウォンチャン
脚本 ホン・ウォンチャン
製作 キム・チョルヨン、キム・ウォングク
音楽 Mowg
インナム - ファン・ジョンミン
レイ - イ・ジョンジェ
ユイ - パク・ジョンミン
先生 - 白竜
コレエダ - 豊原功補
ユ・ミン - パク・ソイ
ラン - ヴィタヤ・パンスリンガム
ソ・ヨンジュ - チェ・ヒソ
シマダ - パク・ミョンフン
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デューン 砂の惑星 PART2 [映画]

「デューン 砂の惑星 PART2」見ました。

話の展開に触れています。

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その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる砂の惑星デューンで繰り広げられたアトレイデス家とハルコンネン家の戦い。
ハルコンネン家の陰謀により一族を滅ぼされたアトレイデス家の後継者ポールは、ついに反撃の狼煙を上げる。
砂漠の民フレメンのチャニと心を通わせながら、救世主として民を率いていくポールだったが、宿敵ハルコンネン家の次期男爵フェイド=ラウサがデューンの新たな支配者として送り込まれてくる。
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フランク・ハーバート原作のSFの映画化part2です。
VFXもよく出来ているし演出もいいですね。
俳優陣も好演していて特に悪役のオースティン・バトラーが印象的。
伝記映画でプレスリーを演じた人ですね。
ただ、ラストがなあ、、原作を改変して戦いは続くという終わり方になってます。
ヴィルヌーヴ監督はPART3を作りたいらしく、続編への含みを持たせたかったのかな。

監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本 ジョン・スペイツ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ、エリック・ロス
原作 フランク・ハーバート『デューン』
音楽 ハンス・ジマー
ポール・アトレイデス - ティモシー・シャラメ
チャニ - ゼンデイヤ
レディ・ジェシカ - レベッカ・ファーガソン
ガーニイ・ハレック - ジョシュ・ブローリン
フェイド=ラウサ・ハルコンネン - オースティン・バトラー
皇女イルーラン - フローレンス・ピュー
グロッス・ラッバーン・ハルコンネン - デイヴ・バウティスタ
シャッダム4世 - クリストファー・ウォーケン
レディ・フェンリング - レア・セドゥ
ウラディミール・ハルコンネン男爵 - ステラン・スカルスガルド
ガイウス・ヘレン・モヒアム - シャーロット・ランプリング
スティルガー - ハビエル・バルデム
シシャクリ - スエイラ・ヤクーブ
ジャミス - バブス・オルサンモクン
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張り込み [映画]

「張り込み」DVDで見ました。

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小説新潮所載の松本清張の同名小説の映画化で、兇悪犯を追う刑事の姿を描いたセミ・ドキュメンタリ篇。
「伴淳・森繁の糞尿譚」のコンビ、橋本忍が脚色、野村芳太郎が監督した。
撮影も同じく「伴淳・森繁の糞尿譚」の井上晴二。
主演は「淑女夜河を渡る」の大木実、高千穂ひづる。
「その夜のひめごと」の宮口精二、「喜びも悲しみも幾歳月」の高峰秀子、田村高廣。
ほかに松本克平、藤原釜足、浦辺粂子、多々良純、川口のぶなど。
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1958年の松竹映画です。監督は野村芳太郎。
松本清張の原作では大木実演じる刑事は一人で張り込みますが、映画はベテランの宮口精二と張り込みます。
このあたりは橋本忍の脚本がうまい。
大木実、宮口精二のコンビもいいですが、やはり高峰秀子が素晴らしい。
冒頭からずっと張り込む大木実の視点から高峰秀子を描き「裏窓」を連想します。
ずっと遠くから撮っているのですが、最後は高峰秀子のアップになります。

監督 野村芳太郎
脚本 橋本忍
製作 小倉武志
音楽 黛敏郎
大木実(柚木隆雄刑事)
宮口精二(下岡雄次刑事)
高峰秀子(横川さだ子)
田村高広(石井キュウイチ)
菅井きん(下岡の妻・満子)
竹本善彦(下岡の長男・辰男)
清水将夫(さだ子の夫・仙太郎)
伊藤卓(仙太郎の長男・隆一)
高木美恵子(仙太郎の長女・君子)
春日井宏行(仙太郎の次男・貞二)
内田良平(石井の共犯者・山田庄吉)
高千穂ひづる(柚木の恋人・高倉弓子)
藤原釜足(弓子の父)
文野朋子(弓子の母)
町田祥子(弓子の妹)
高木秀代(弓子の妹)
磯部玉枝(弓子の妹)
浦辺粂子(旅館の女主人)
山本和子(旅館の女中・秋江)
小田切みき(旅館の女中・喜和子)
川口のぶ(銭湯の娘・信子)
北林谷栄(信子の母)
芦田伸介(捜査第一課長)
大友富右衛門(佐賀署署長)
多々良純(佐賀署刑事)
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