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読んだ本(ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘/囚われの女提督) [本]

読んだ本です。色々ありますが、こういう時こそ楽しい本を読みたいです。

水木悦子、赤塚りえ子、手塚るみ子「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」文藝春秋


マンガ家の水木しげる、赤塚不二夫、手塚治虫の娘たちが父の素顔について語った鼎談集です。
知っている話もありましたが、やはり色々と面白いです。
両親の離婚で幼時に父と別れた赤塚さん、父と兄との濃厚な関係に複雑な気持ちを抱いて来た手塚さん、対照的に自然体の水木さん、と三人とも違い、共通点もあり、興味深かったです。

デイヴィッド・ウェーバー「囚われの女提督」ハヤカワSF文庫

「紅の勇者オナー・ハリントン」シリーズの7作目。
しばらく読まずにいたのですが、久々に7作目を読みました。
帆船時代の英雄ものをアレンジしたミリタリーSFシリーズですが、面白いです。
ヘイブン人民共和国との戦争の中、女性艦長となった主人公オナー・ハリントンが功績をあげ出世していきます。
読んでいないのですがC・S・フォレスターのホーンブロワーシリーズの影響が大きいようです。

さて、本巻では、マンティコア航宙軍准将となったハリントンが、暫定的な輸送任務の途上ヘイヴン人民共和国の捕虜になってしまうという、シリーズ最大の危機に。
タイトルから捕虜になってしまう事は分かっている訳ですが、上巻はその戦いまでの展開をじっくりと描きます。
じっくりすぎてちょっと話早く進めて欲しいな、とも。
とはいえやはり面白いです。
色々あって良い所で次巻に続くので続きも早く読みたいです。

「紅の勇者オナー・ハリントン」シリーズで刊行されているのは以下の8巻です。
文庫上下巻なので16冊ですね。

本国では12作目まで出ているそうですが、日本では8作目までしか出ていないのが残念です。

「紅の勇者オナー・ハリントン」シリーズ 早川書房<ハヤカワ文庫SF>
『新艦長着任!』 (On Basilisk Station)
『グレイソン攻防戦』 (The Honor of the Queen)
『巡洋戦艦<ナイキ>出撃!』 (The Short Victorious War)
『復讐の女艦長』 (Field of Dishonor)
『航宙軍提督ハリントン』 (Flag in Exile)
『サイレジア偽装作戦』 (Honor Among Enemies)
『囚われの女提督』 (In Enemy Hands)
『女提督の凱旋』 (Echoes of Honor)

ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘

ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘

  • 作者: 水木 悦子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/02
  • メディア: 単行本



囚われの女提督〈上〉―紅の勇者オナー・ハリントン〈7〉 (ハヤカワ文庫SF)

囚われの女提督〈上〉―紅の勇者オナー・ハリントン〈7〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: デイヴィッド ウェーバー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 文庫



囚われの女提督〈下〉―紅の勇者オナー・ハリントン〈7〉 (ハヤカワ文庫SF)

囚われの女提督〈下〉―紅の勇者オナー・ハリントン〈7〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: デイヴィッド ウェーバー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 文庫



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