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読んだ本 [本]

伊藤理佐「やっちまったよ一戸建て!!」1 文春文庫PLUS

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男なし、お金なし、信用なし。そんな三十路に突入した著者が7千万で家を建てることを決意!
不動産屋は敵なのか?銀行へお金を借りに行くと、どんな応対をされるのか?
理想の間取りは実現するのか?
「人生最大の買い物」を実行に移すべく大奮闘の日々を綴った爆笑ドキュメントコミックがついに文庫化!
これを読めば、あなたも家が建つ。
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「女いっぴき猫ふたり」がなかなか面白かったので読んでみました。
伊藤理佐さんが家を建てた体験談です。
不動産屋さんや建築家とか個性的な人物が登場してさくさく読ませます。
とはいえ1ではまだ家が建っていないので、2を早く読みたいです。

有栖川有栖「真夜中の探偵」講談社

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平世22年―すべての探偵行為が禁止された日本。
空閑純は、17歳。両親ともに有名な探偵だが、母の朱鷺子は4年前から行方不明。父の誠は昨年、警察類似行為で逮捕され、収監されている。
純は叔父の住む大阪で独り暮らしをはじめる。母の行方の手がかりを探すなか、父母に仕事を仲介していた押井照雅という人物と会える機会が訪れる。
1週間後、押井の別宅で水に満たされた木箱に入った溺死体が発見された。
被害者は元探偵で“金魚”と呼ばれていた男だった。
容疑者リストに入った純は、自ら「水の棺」の謎を解くために調査をはじめる。
純は探偵としての一歩を踏み出せるのか。
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第二次大戦で歴史が変わり分断された日本を舞台にしたミステリです。
理論社から出た「闇の喇叭」の続編。理論社が倒産してしまったので、「闇の喇叭」ともども講談社から出ました。
設定の一番のミソは探偵が禁じられているという所ですが、暗いもう一つの日本が舞台なので読後感はいまいちすっきりしません。
事件の謎はしっかり解決されるのですが。
3作目も来年出る予定だそうです。

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