あやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入/スティグマータ/セルフ・クラフト・ワールド3/スカウト・デイズ
椎名誠「あやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入」角川書店
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完全カキオロシ三部作ファイナル!過去最大の怪しいメンバーが台湾南東の田舎町に集結!
謎のうどんと格闘し小学生と真剣野球勝負する。
よーし、ビールだマグロだ宴会だ!知られざる台湾の裏側へ乱入!
目的のない大集団合宿、最新刊にして完結編!
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椎名誠のあやしい探検隊シリーズ最新作。
一応シリーズ完結編という事ですが、雑魚釣り隊という連載も続いていることですし、一応の完結でしょうね。
探検隊の復活もあるかもしれませんでし。
ただ椎名さんも70才をすぎさすがにどこまで元気で続けられるかとは思いました。
内容はいつもの探検隊。探検は何もしていませんが、、面白かったです。
近藤史恵「スティグマータ」新潮社
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ドーピングの発覚で失墜した世界的英雄が、突然ツール・ド・フランスに復帰した。
彼の真意が見えないまま、レースは不穏な展開へ。
選手をつけ狙う影、強豪同士の密約、そして甦る過去の忌まわしい記憶…。
新たな興奮と感動が待ち受ける3000kmの人間ドラマ、開幕!
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近藤史恵さんの「サクリファイス」シリーズ最新長編。
自転車競技の世界を描いて読ませます。
日本の自転車競技の世界を描いた1作目から舞台はヨーロッパに移っています。
白石誓はツール・ド・フランスに参加するなど活躍していますが、30歳近くになりそろそろ引退
も見えてきています。
近藤さん相変わらず読ませます。
芝村裕吏「セルフ・クラフト・ワールド3」ハヤカワ文庫JA
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全面核戦争を生き延びた情報技術者の田中翼と仲間は、ネット環境を求め荒廃した地上を探索する。
“セルフ・クラフト”内では、世界の一画が虚無と化す謎の消滅現象が多発していた。
民主主義教を奉じる竜の高僧ミンドンは、始祖マインドの墓の発掘調査から寺院に帰還してすぐ、消滅現象の対策のため総本山に呼び出される。
すると寺に住む寺人のエミカがなぜか同行を申し出て…奇跡のゲームが現実を変革する3部作完結篇
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芝村裕吏さんの長編小説です。
ゲーム小説として始まった1から思いがけない展開となり、2、3とSFとしてのビジョンが素晴らしいですね。
芝村さんの他の小説にもリンクしていてその面でも面白かったです。
本城雅人「スカウト・デイズ」講談社文庫
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戦力外通告を受け、球団スカウトになった久米純哉。
スカウト部には、入団拒否の選手を翻意させたり、無名選手を一位指名したりと、その手腕が「堂神マジック」と称される堂神恭介がいた。
堂神のきわどく、冷徹なやり方に、久米は戸惑う。
一方、記者の島岡達之は、堂神マジックには裏があると睨んでいた。
やがて二人は球界の情報網「Dライン」の存在に行き着く。
野球界、ミステリ界を瞠目させたコン・ゲーム小説。
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本城雅人さんのプロ野球のスカウトを題材にした長編小説です。
全く何の予備知識もなく読んでみたのですが、これが面白い。
選手として戦力外通告を受けスカウトとなった主人公が伝説的なスカウト堂神の元でスカウトの仕事をします。
堂神のキャラクターが面白い。手段を選ばずいい選手を取ります。
冒頭の謎めいたプロローグから、謎が多くそれらの謎が鮮やかに解決されるラストはミステリーとしても良くできていました。
続編もある様なので読んでみたいと思います。
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完全カキオロシ三部作ファイナル!過去最大の怪しいメンバーが台湾南東の田舎町に集結!
謎のうどんと格闘し小学生と真剣野球勝負する。
よーし、ビールだマグロだ宴会だ!知られざる台湾の裏側へ乱入!
目的のない大集団合宿、最新刊にして完結編!
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椎名誠のあやしい探検隊シリーズ最新作。
一応シリーズ完結編という事ですが、雑魚釣り隊という連載も続いていることですし、一応の完結でしょうね。
探検隊の復活もあるかもしれませんでし。
ただ椎名さんも70才をすぎさすがにどこまで元気で続けられるかとは思いました。
内容はいつもの探検隊。探検は何もしていませんが、、面白かったです。
近藤史恵「スティグマータ」新潮社
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ドーピングの発覚で失墜した世界的英雄が、突然ツール・ド・フランスに復帰した。
彼の真意が見えないまま、レースは不穏な展開へ。
選手をつけ狙う影、強豪同士の密約、そして甦る過去の忌まわしい記憶…。
新たな興奮と感動が待ち受ける3000kmの人間ドラマ、開幕!
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近藤史恵さんの「サクリファイス」シリーズ最新長編。
自転車競技の世界を描いて読ませます。
日本の自転車競技の世界を描いた1作目から舞台はヨーロッパに移っています。
白石誓はツール・ド・フランスに参加するなど活躍していますが、30歳近くになりそろそろ引退
も見えてきています。
近藤さん相変わらず読ませます。
芝村裕吏「セルフ・クラフト・ワールド3」ハヤカワ文庫JA
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全面核戦争を生き延びた情報技術者の田中翼と仲間は、ネット環境を求め荒廃した地上を探索する。
“セルフ・クラフト”内では、世界の一画が虚無と化す謎の消滅現象が多発していた。
民主主義教を奉じる竜の高僧ミンドンは、始祖マインドの墓の発掘調査から寺院に帰還してすぐ、消滅現象の対策のため総本山に呼び出される。
すると寺に住む寺人のエミカがなぜか同行を申し出て…奇跡のゲームが現実を変革する3部作完結篇
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芝村裕吏さんの長編小説です。
ゲーム小説として始まった1から思いがけない展開となり、2、3とSFとしてのビジョンが素晴らしいですね。
芝村さんの他の小説にもリンクしていてその面でも面白かったです。
本城雅人「スカウト・デイズ」講談社文庫
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戦力外通告を受け、球団スカウトになった久米純哉。
スカウト部には、入団拒否の選手を翻意させたり、無名選手を一位指名したりと、その手腕が「堂神マジック」と称される堂神恭介がいた。
堂神のきわどく、冷徹なやり方に、久米は戸惑う。
一方、記者の島岡達之は、堂神マジックには裏があると睨んでいた。
やがて二人は球界の情報網「Dライン」の存在に行き着く。
野球界、ミステリ界を瞠目させたコン・ゲーム小説。
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本城雅人さんのプロ野球のスカウトを題材にした長編小説です。
全く何の予備知識もなく読んでみたのですが、これが面白い。
選手として戦力外通告を受けスカウトとなった主人公が伝説的なスカウト堂神の元でスカウトの仕事をします。
堂神のキャラクターが面白い。手段を選ばずいい選手を取ります。
冒頭の謎めいたプロローグから、謎が多くそれらの謎が鮮やかに解決されるラストはミステリーとしても良くできていました。
続編もある様なので読んでみたいと思います。
2017-02-12 21:36
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