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横山信義「烈火の大洋6 消えゆく烈火」 [本]

横山信義「烈火の大洋6 消えゆく烈火」C★NOVELS 読みました。

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連合艦隊が総力を挙げて臨んだトラック沖海戦は、米海軍の撃退に成功したものの被害は甚大であった。
開戦以来、艦隊の主力を担ってきた空母「赤城」「加賀」、戦艦「長門」他多数の艦艇や航空機が失われてしまったのだ。
もはや彼我の勢力は完全に逆転し、連日の空襲に晒されるトラックの防衛は限界に達していた。
じりじりと戦力を削られ続ける状態に、連合艦隊は苦渋の決断を下す。
トラックを放棄し、マリアナに集中させた全軍をもって米海軍との最終決戦の敢行。
果たしてこの戦いの先に講和への道は開けるのか――
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史実より早く昭和14年に日独伊三国同盟が結ばれていたらという横山信義さんの仮想戦記最終巻です。
元々、戦史研究家の生出寿さんの著書による歴史のifがヒントだそうです。
実際には現実の太平洋戦争より悲惨な結果になった可能性もありますが、仮想戦記なので日本側に有利に戦いは進みます。
米軍との戦いはそれなりに納得する終わり方ですが、結局ソビエトは参戦しないのでその脅威が残りました。
8月から新シリーズが始まるそうで楽しみです。
烈火の太洋6-消えゆく烈火 (C★NOVELS 55-120)

烈火の太洋6-消えゆく烈火 (C★NOVELS 55-120)

  • 作者: 横山 信義
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2022/06/21
  • メディア: 新書



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