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諦念後/工作艦明石の孤独 1 [本]

小田嶋隆「諦念後──男の老後の大問題」亜紀書房

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〈2022年6月、惜しくも亡くなられた小田嶋隆さんの幻の連載を1冊に。〉
「人生で前向きだったことなどは一瞬もない。加えて、人生で継続したことはアルコール依存くらい」
齢60にして、そばを打ったり、ギターに再挑戦したり、ジムに通って逆三の体を手に入れようとしたり、体当たりの取材をこなす……。はたして新しい境地は?
定年後の男の身の持っていき場所、ヒマのつぶし方、諦念と満足などを軽やかに綴るコラム集。
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亡くなられた小田嶋隆さんの連載をまとめた本です。
色々と老後に挑戦するという話。でも最後は入院で休載となります。
最後が「がんで死ぬという事」というタイトルでせつないですね。
奥さんがあとがきを書いています。


林譲治「工作艦明石の孤独 1」ハヤカワ文庫JA

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ワープ航法の開発により、 60ほどの植民星系に広がった人類。
そのひとつ辺境のセラエノ星系で突如地球圏とのワープが不能となる。
星系政府首相のアーシマ・ジャライは、工作艦明石の狼群涼狐艦長に事態の究明を命じる。
一方、セラエノ星系に取り残された地球宇宙軍の偵察戦艦青鳳、 輸送艦津軽もまた、 それぞれの思惑で動き始める。
30光年の虚空で孤立するセラエノ星系150万市民の運命は? 究極のミリタリー文明論SF開幕
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林譲治さんの新シリーズです。
ワープ航法の原理が不明なのにワープで植民星系に入植しているという設定はちょっとどうかと思いますが。
とにかく突然地球圏にワープができなくなった植民惑星の運命は。
ファーストコンタクトもからんで来て今後が楽しみです。


諦念後――男の老後の大問題

諦念後――男の老後の大問題

  • 作者: 小田嶋隆
  • 出版社/メーカー: 亜紀書房
  • 発売日: 2023/01/20
  • メディア: Kindle版



工作艦明石の孤独1 (ハヤカワ文庫JA)

工作艦明石の孤独1 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 林 譲治
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2022/07/20
  • メディア: Kindle版



工作艦明石の孤独2 (ハヤカワ文庫JA)

工作艦明石の孤独2 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 林 譲治
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2022/10/18
  • メディア: Kindle版



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