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パニック・フライト [映画]

「パニック・フライト」地上波の録画で見ました。



お話の展開に触れています。


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ホラー映画界の巨匠ウェス・クレイブンによるサスペンススリラー。
有名ホテルのマネージャーとして働く女性リサは、故郷テキサスから勤務地のマイアミへ向かう飛行機の中で、空港で知り合った好青年リップナーと隣同士になる。
ところが、実はリップナーは暗殺グループの一員だった。
機内で豹変したリップナーは、リサの父親の命と引きかえに、リサが勤めるホテルに宿泊する要人の暗殺に協力するよう脅迫してくる。
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2005年のアメリカ映画です。日本ではビデオスルーだそうです。
レイチェル・マクアダムス主演という事で録画しました。
これは面白かったです。マクアダムスは2002年デビューなのでキャリアの最初期ですね。
お話も面白い。マクアダムスの主人公は、空港でキリアン・マーフィーの好青年と親しくなります。
マーフィーが演じている事もあってとてもハンサムでいい印象。
飛行機の中で隣の席になります。
ところが実は暗殺グループの一員で父親を人質に要人暗殺に協力する様に脅迫してきます。
このあたりがうまい。
抵抗するものの結局、飛行機の中で暗殺のために要人の泊まる部屋を変更する電話を入れます。
マクアダムスの方にも隠された過去があり、それが後半の展開につながります。
これ後はぜひ機会があればご覧ください。
お勧めです。

監督 ウェス・クレイヴン
脚本 カール・エルスワース
原案 カール・エルスワース、ダン・フース
音楽 マルコ・ベルトラミ
リサ・ライザート - レイチェル・マクアダムス
ジャクソン・リップナー - キリアン・マーフィー
ジョー・ライザート - ブライアン・コックス
シンシア - ジェイマ・メイズ
チャールズ・キーフ - ジャック・スカリア
ボブ・テイラー - ロバート・パイン
ダラスの空港でリサと話す女性 - アンジェラ・ペイトン
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浮雲 [映画]

「浮雲」DVDで見ました。

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戦時下の昭和18年。タイピストとしてインドシナへ渡った幸田ゆき子は、技師の富岡兼吾と出会う。
富岡には日本に残してきた妻がいたが、2人は恋に落ちる。
終戦後、富岡はゆき子に妻との離婚を約束して日本へ戻る。
しかし遅れて帰国したゆき子が東京の富岡の家を訪ねると、富岡はいまだに妻と暮らしていた。
そんな富岡に失望したゆき子は別れを決意するが、結局離れることはできず、2人は不倫の関係をずるずると続けていく。
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成瀬巳喜男監督、高峰秀子の1955年の東宝映画です。このコンビのベストワンという説も納得。原作は林芙美子。
まあ結構ツラい話ですが。森雅之のどうしようもない男となかなか別れられないという話。
森雅之だからしょうがないかなと思わせますが。
戦争中のフランス領インドシナ(仏印)での幸せだった恋を忘れられないというのがやるせない。
最後は鹿児島を経由して逃げる様に屋久島に行きますが、、
俳優陣も充実しています。岡田茉莉子が綺麗、山形勲、金子信雄が若い。
チーフ助監督は岡本喜八。

監督 成瀬巳喜男
脚本 水木洋子
製作 藤本真澄
音楽 斎藤一郎
幸田ゆき子:高峰秀子
富岡兼吾:森雅之
おせい:岡田茉莉子
伊庭杉夫:山形勲
富岡の妻・邦子:中北千枝子
向井清吉:加東大介
飲み屋の娘:木匠マユリ
屋久島のおばさん:千石規子
仏印の所長・牧田:村上冬樹
鹿児島の医者・比嘉:大川平八郎
仏印の所員・加納:金子信雄
米兵・ジョー:ロイ・ジェームス 
大日向教教主:林幹
信者:谷晃
丸高モートル支配人:恩田清二郎
仏印の女中:森啓子
荒物屋のおかみ:馬野都留子
新聞を読む女:音羽久米子
下宿の主婦:出雲八重子
太田金作:瀬良明
田村事務官:堤康久
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